サネカズラは結実した赤い実は確認しているものの、まだ咲いている花を見たことが無い。雄花と雌花があるらしく、今年はなんとか見てみたいと思っているが、花期にはまだ少し早いかも知れない。一方、イタビカズラは今ごろイチジクのような丸い実を付けているはずなのだが、滅多に付けないようで何度か見に行っているが未だ見たことが無い。本日の天気予報は雨であるが、午前中の仕事が終わった頃にはだいぶ小降りになっていた。これならばなんとかなるのでは・・・と、中部横断道を使って南部町に移動するが、なんぶ道の駅に到着した頃には土砂降りの雨になっていた。道の駅で食事してさらに車の中で待機すること1時間ほど、やっと小降りになってきたので2種類の植物が生育している場所に移動し、傘を差して観察に行く。
ヤブミョウガの花が咲いている。
ハナミョウガに比べるとだいぶ背が高く、葉には光沢がある。
柵に巻き付いていたサネカズラ
ツルが茶色くて葉には光沢がある。
小さな蕾が何個も付いている。
まだ固い蕾で、咲くのは2週間くらい先になりそうである。
用水路の対岸に生えているのも同じものであろう。
それなりに個体数はありそうである。
しかし、こちらのものには蕾が見えない。
この石垣にはイタビカズラが付着していたはずだが見当たらない。
どうやら刈り払われてしまったようである。根元の葉は残っていたが実は付いていない。
周辺を探してみると生えていた。
あまり大株ではないが元気に葉を展開している。
しかし、期待していた実はやはり付いていなかった。
サネカズラはまだ蕾、イタビカズラの実はまたしても確認出来なかった。1時間弱観察したところで再び雨足が強くなり車に戻る。もう1種類見ておきたい草があったのだが、雨は止みそうに無く、この日はこれで撤退する。
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