山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ニッコウヒョウタンボク(スイカズラ科)

2021年08月17日 | スイカズラ科
 関東地方・中部地方・近畿地方北部の標高700〜1900mの山地帯の林縁や低木林中に生育する落葉低木である。高さ1 ~ 2m で、枝は中実で稜があり四角い。葉は対生し、葉の長さは3 ~ 10㎝、幅 2 ~ 6㎝の卵形~卵状披針形で、先は次第に尖り、葉裏はやや粉白を帯びる。花期は5 月~ 6 月で、葉腋から花柄をだし、上向きに 2 個ずつ花をつける。はじめ白色、後に淡黄色に変わる。果実は 2 個が合着する。山梨県では奥秩父、御坂山系、南アルプスに生育しているが個体数は少ない。

 2018年山梨県絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省(-)


    ニッコウヒョウタンボク 令和3年6月 御坂山系で撮影


    白いニッコウヒョウタンボクの花


    高さは1~2mであまり大きくはならない。


    花はあまり多くは付かない。


    別株 令和4年6月 御坂山系で撮影。 木の幹は主に縦方向にひび割れる。


    この株は花がピンク色がかっていた。

 ⇒山梨県の絶滅危惧のスイカズラ科植物一覧

 ⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~


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