里山~山地帯の水田に生育する1年生の水草である。浮葉は単葉で対生してつく。葉は草質、楕円形~長楕円形、長さ0.8~2㎝、幅 1㎝、ほぼ全縁。水中の葉は細かく枝分かれし、根のような形態と機能をもつ。シダのようには見えないが、水中にある根のように見える水中葉の真ん中に胞子嚢を付けて胞子で増殖する。水田では雑草として取り扱われ、農薬を使うと減少してしまう。
2018年山梨県準絶滅危惧(NT) 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)
サンショウモ 令和2年8月 甲府市の水田で撮影
同上
同上 根のような機能をしている水中葉は地面に着かず浮いている。
まだら模様の入るサンショウモの葉。葉は対生する。
水中にある根のように見えるのは水中葉と呼ぶ葉である。
水中葉の根元に丸くて毛の生えた胞子嚢果を付ける。
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2018年山梨県準絶滅危惧(NT) 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)
サンショウモ 令和2年8月 甲府市の水田で撮影
同上
同上 根のような機能をしている水中葉は地面に着かず浮いている。
まだら模様の入るサンショウモの葉。葉は対生する。
水中にある根のように見えるのは水中葉と呼ぶ葉である。
水中葉の根元に丸くて毛の生えた胞子嚢果を付ける。
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