山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ミズオオバコが咲く田園地帯を散策 令和6年9月16日

2024年09月22日 | 里に咲く花
 8月下旬に訪問した際のミズオオバコはまだ咲き始めたばかりでたくさんの葉を広げており、今年は当たり年のように見受けられた。そろそろ稲刈りのシーズンが近付いており、田んぼの水を抜いているところもあるはずだ。おそらくミズオオバコはそろそろ終盤を迎え始めている頃ではないだろうか?前回とは違う場所を訪れてみる。

    もう稲刈りが済んでいる田んぼもある。ミズオオバコを観察できる期間はもうそれほど長くはない。

    数年前まではあまり手入れがされていなかった田んぼであるが、昨年あたりから柵が張られてしっかりと管理されている。

    そのため、ミズオオバコは少し観察しにくくなってしまった。


    たくさん咲いているのを期待したが、今年はこの場所は数が少なかった。

    ウキクサの中に埋もれているミズオオバコの花

    この田んぼはもう水が抜かれていた。

    それなりの大株が生えていたようである。結実した実も見える。

    周辺を散策してみる。田んぼに普通に生えているこの草。

    おそらくホソバヒメミソハギと思うが、花はもう終わっているようである。

    これはクサネムなのか、それともカワラケツメイ?

    花を観察してみると花弁の基部に赤褐色の斑点がある。 葉先は円くなっており、これはクサネムであろう。

    これはチョウジタデであろう。

    花が小さく結実した実は赤く色付く。

    こちらはウスゲチョウジタデであろう。

    午後になると花弁は散ってしまっている。結実した実は緑色で赤くならない。

    おそらくイヌホタルイ。

    小穂がホタルイよりも細長いと言われているが良く分からない。

    おそらくタマガヤツリであろう。

    球形の花穂を付けている。

    おそらくコゴメガヤツリ。小穂の先端部が尖らない。

    おそらくタイヌビエ。イヌビエとの区別はいまいち。

    小穂はまだ見えていないが、メリケンカルカヤであろう。

    ピンク色の花を付けたミゾカクシがたくさん花を咲かせていた。

    これはヤナギタデではないかと思う。葉が細長い。

    これはホウキギクか?

    これはノアズキであろう。

    荒れた田んぼの中にたくさん生えていた草

    これはメドハギであろう。

    まだ花は蕾であるが、これはアメリカネナシカズラであろう。

 たくさん咲いているミズオオバコを期待したのだが、こちらの田んぼは以前よりも整備が進んで少し生育しにくい環境になっているようである。他の植物も」見て回ったが、まだ分からないものが多数あり、花の同定もたぶん間違っているものが多いと思う。


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