この季節のパール富士は登山道の光跡とともに月が撮影出来るのだが、天候と日程に恵まれずまだ撮影に成功したことは無い。この日も平日で仕事があるのだが、パール富士の時間が早朝4時なので撮影してから出勤しても十分に間に合う時間である。前日は河口湖にホテルをとって夜9時に寝て、未明2時半起床で撮影に出かける。雲が多くて富士山はスッキリとは見えてくれていないが、さて、どうなるだろうか?現地に行くと既に10人以上のカメラマンが撮影の準備をしていた。
雲が多くて霞んでいるがなんとか富士山は見えている。パール富士は撮影出来そうである。
月が富士山に迫るが、少し時間が早く富士山が暗く写ってしまう。
10分ほどパール富士の時間が早かったが撮影には成功した。
もう1台のカメラは570㎜天体望遠レンズ。フルサイズカメラに装着したら周辺にケラレが出てしまっていた。
月が明る過ぎてゴーストも出てしまう。
平日で登山者が少なかったためか、登山道の光跡は少なかった。
やや霞が入っていて撮影条件は決して良いとは言えなかったが、なんとか登山道の光跡とパール富士は撮影出来た。平日で登山者が少ないことと、弾丸登山を防止するために富士吉田登山口の規制が入ったことが影響してか、光跡はあまり綺麗には写ってくれなかったのがちょっと残念だった。
夜明け前の富士山
日の出の前に二十曲峠に移動する。先客が2人ほど居たが、静かに撮影が楽しめた。
雲海の広がった二十曲峠の朝富士
朝日が当たり始める。
久しぶりの赤富士を楽しむことが出来た。
5時半に撤収して甲府に戻る。途中のサービスエリアで40分ほど仮眠して出勤したが、やはり眠い1日になった。かつては車中泊して撮影していたが、翌日仕事があると、もはや体力に自信が無くそのようなことは出来なくなってきた。
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