今年話題の彗星のひとつ、ポン・ブルックス彗星が5等級近くまで明るくなっているらしく、うまくすれば彗星の尾も写るかもしれない。鳳凰山の上を舞うこの彗星を撮影するために夕方7時ごろ中央市農村公園を訪れてみる。
到着した頃には車は4~5台しか止まっていなかったのだが、だんだん車が多くなってきたと思ったら、グランドのナイターの明かりが点灯した。どうやらサッカー少年たちの練習が行われるようである。眩し過ぎるナイターの明かりが邪魔になる中での撮影となるが、その前に日没とともに雲が厚くなってきたようで星の輝きがほとんど見えない。
中央市農村公園から見る南アルプス。この時間にはまだナイターの明かりは灯っていなかった。
薄雲がかかってしまっている。これで彗星が写るだろうか?
鳳凰山の上に星が輝いている。なんとかなるかどうか??
もうそろそろポン・ブルックス彗星が見えてくる時間だが・・・
雲の厚みが増したようで何も写らない。
もう1台のカメラも同様で星は全く見えない。
観音岳の上あたりに舞い降りてくるはずだったが空模様がいまいちだった。
北岳も霞んでしまっている。
ナイターの明かりが木々を照らしている。空には雲が広がって明るい木星も見えなくなってしまった。
日中は快晴の空が広がっていたがさすがに夜までは持たなかったようである。雲に阻まれてポン・ブルックス彗星の撮影は失敗に終わってしまった。2週間後にはこの場所から北岳の上を舞うこの彗星の撮影が可能となるのだが、ナイターの明かりが邪魔になりそうで、他の撮影場所を検討してみたいと思っている。
本日午後8時10分ごろのポン・ブルックス彗星の位置
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