後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

フォトアルバム「中古ヨットの見分け方の写真集」へ5枚の写真を追加しました

2008年05月10日 | 写真

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上の写真は石巻市に係留されているサンファン号です。この写真を含めて5枚の写真を追加しました。出典は、http://homepage1.nifty.com/takumitsu/taiki/santjuan/santjuan.html 

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上の写真は、誰でも帆走体験が出来る、大阪市所有の大型帆船AKOGAREの写真です。

フォトアルバムへ追加しました。

この写真の出典は、http://wind.ap.teacup.com/akogare-parade/ です。

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2007 年の長崎、帆船祭りへ参加して、長崎港から帰ろうとしているAKOGAREです。

所属:セイル大阪(社団法人大阪港振興協会)
全長:52.16m  全幅:8.06m  マスト高:30.00m  喫水:4.50m  総トン数:362t  建造年:1993年

「‘83大阪世界帆船まつり」を機に海洋文化の普及と継承への関心が高まった大阪市で建造された。3本マスト・トップスルスクーナー型の帆船である。大阪市民をはじめ、広く一般の人々を対象にしたセイルトレーニング事業を行っている。2000年には、日本の帆船としては初めて、29,000マイルに及ぶヨーロッパ経由の世界一周航海を達成したとのこと。
写真の出典は、http://homepage2.nifty.com/shirasakisekkei/hansen.akogare.html です。


絵の好きな人が抱腹絶倒するブログ

2008年05月10日 | うんちく・小ネタ

ゴッホの絵を検索していたら、抱腹絶倒する経験をしました。あまりにも可笑しくて、知的で、芸術的な、ブログなので皆様へもお知らせいたします。

有名な油絵を自分で贋作し、掲載している。1枚1枚、その失敗の理由が分かり易い。有名な画は何故名画であるか実に良く理解できる、ユーモアたっぷりの反省文が面白い。

それと田中一村を高く評価して、奄美大島へ行ったときの訪問記もすばらしい。

本人は戦後生まれのサラリーマンだが、父は55歳の退職後、絵を本格的にやりだし、70歳で死ぬまでに6回も日展へ入選してる。芸術的才能は父親ゆずりであろう。

記事はブログらしく種々な話題についてだが、ラバウル訪問記と山本五十六氏や今村均氏の生涯への感想文も秀逸!

油絵がすきな方々は必ず抱腹絶倒することを請け合います! URLは下記:

なんだっ亭のブログのURL、http://wp1.fuchu.jp/~zenshoji/d_main_t.htm


渡り大工の作った山門

2008年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

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Dscn3206 Dscn3811 Dscn3810 武蔵小金井近辺は江戸時代に新田が開かれた。そのせいか、お寺は江戸時代に作られたものが多い。京都や鎌倉の寺のように壮大ではない。小さな寺が多い。

近所で、よく行く海岸禅寺の山門は、何故かいつも見入ってしまう。素朴なたたずまい。作った人の息使いが暖かく感じられるからであろうか。

天明3年(1783年)ころ、鈴木新田の長谷部大工の家に寄寓していた渡り大工が作ったという。渡り大工といっても腕は見事。下列の左端の写真にある軒の木組みを見るがよい。

その右の2枚の写真は府中市の高安寺の山門である。壮大な構造で、威風堂々。

1333年鎌倉幕府を倒した足利尊氏が、全国につくった利生安国寺の一つとして、武蔵野国の国府、府中に作った。尊氏の権力を誇示しているわけでもないだろうが威風あたりを払っている。

お釈迦さまは、色即是空、空即是色と教えた。これら二つの山門のうちどちらがお釈迦さまの教えに近いのだろうか?

京都の寺の壮大華麗な山門をみると、つい心の中で、「お釈迦様とは関係ないものだ」と呟いてしまう。

近所の海岸禅寺の山門を見るときは、そんな呟きが出てこない。お釈迦さまが身近に感じられる。

南ドイツやスイスの山村を車で旅をする。村々にある素朴な教会に入る。農民が手作りしたような素朴な木像や椅子が置かれている。そういう教会にはイエスさまが時々降りてきて村人へ話しかけている。

ケルンの大聖堂やパリのノートルダム寺院を見てもイエスさまが見えない。何故かは知らない。

近所の海岸禅寺の山門を見ながら考える。マルクスの考えた共産主義は一つの学説である。それを借用して共産国家を作るためには、学説と無縁のものを持ち込む必要がある。

権力構造を作り上げなければならない。ソ連帝国の崩壊にはその構造に本質的な欠陥があった。それにしても人命の犠牲が大きすぎた。20世紀最大の悲劇である。そんなことまで考えるゆっくりした時間が流れる。

海岸禅寺は誰でも歓迎す。お庭にも四季折々いつも花々が咲いている。

山門前に広い駐車場がある。参詣者以外駐車禁止などという目障りな看板が一切無い。

それで、ついゆっくり散歩することになる。(無駄話の終わり)