私自身が「汝の敵を愛せ」という目標に向かって段階的に努力していますという事実を書きました。この段階的努力方法は他人から教わったことではなく私自身が考えた方法です。ですからイエス様は間違っているとお叱りになるかも知れません。
その上、私は四六時中これを実行している訳ではありません。時々実行しています。四六時中、実行していたら夫婦喧嘩が起きる筈がありません。ですから妻は笑うのです。
その一方で、このブログを読んで下さる方を大切にしたいと思います。ですから読んで下さる方々へ感謝の気持ちをお送りすべく、いろいろ工夫して書いているのです。読者を攻撃したり、不愉快にさせるような内容は一切書かないようにしています。それが建設的であると信じています。
それと日本人へ対して不愉快なことをする中国人やロシア人を愛するように努力しています。その一例が、敬启向在日本工作、留学的各位中国先生之信:日本に居る中国人へ送る書 です。
さて、前置きはこの位にして、荻野誠人さんからのご質問を考えて見ましょう。
=======荻野誠人さんからのご質問の抜粋======
今回も、「無理、無理、そんなの無理です」を拝見し、藤山様の方法を貴重な実例と思い、多少質問をさせて頂いた上で、当方の掲示板やメールマガジンでご紹介しようと思って準備しておりました。
ですが、先ほど「ブログはウソのせかい」を拝見しました。失礼な言い方で心苦しいのですが、もし本当にご提案の方法を実行されていないか、あるいは、他の方の実例でもないということですと、今回はご紹介は見送った方がいいかと思いました。私としては、もし実行されていないのでしたら、最初にそうお書き添え下さった方がありがたかったのですが。自分の都合ばかり並べて失礼いたしましたが、今後ともこちらで勉強させて頂きたいので、どうかよろしくおつきあいのほど、お願いします。======
お答えは簡単明瞭です。汝の敵を愛せという教えに近づくために段階的な方法を考えて、実行しています。それはまぎれもない事実です。しかし段階的方法ではイエス様の教えの世界へ到達できないのではないかという危惧を持っています。荻野さんは到達出来るとお考えでしょうか?
さて「ブログはウソのせかい」という記事はブログが宿命的に持っている虚構性の危険を書いてみたかったのです。virtual worldであり、 real world では無いという事実を我々はもっと深く認識したほうが良いという警鐘を鳴らすつもりで書いたものです。現実の世界にシッカリ足を下ろして物事を考える事を疎かにすると人間の精神が不健全になるのでは無いかと恐れています。何が健全で、何が不健全な精神なのかは又別の記事で書いてみたいと思います。
荻野さんのブログを見ると、何故か健全な精神が背後に横たわっていると感じることが出来ます。私の「ブログはウソのせかい」という記事ではそこまで明快に書きませんでしたので誤解なさったものと思います。済みませんでした。舌足らずでした。
最後に色々誤解を招くような書き方をしたことを謝ります。荻野さんの疑問が解けます様にお祈りしています。敬具、藤山杜人