私事で恐縮ですが、1960年から1962年までフルブライト留学生として米国政府から経済的支援を頂きました。その後1969年から1970年まで西ドイツ政府のフンボルト研究留学生になりました。
その後何十年にもなりますが、アメリカ大使館とドイツ大使館(ゲーテ・インシュツテート)から連綿といろいろなメールやカレンダーや手帳が届きます。
日本政府が政府の予算を使って外国人を日本へ留学生として招んでいますが、はたしてアメリカ大使館やドイツ大使館のような息の長いコンタクトをしているでしょうか?政府の予算を使う以上、日本の国益になるように本気で努力しているでしょうか?
日本の役人の仕事ぶりから考えると留学生を長期的に日本の味方として維持し、国益を守る努力をしているか?とても心配です。
留学制度は税金を使っている以上、慈善事業ではありません。納税者の益になるように努力すべきです。
特に感心するのはアメリカ大使館のやり方です。メールをくれる担当者が個人的な自己紹介を簡単にして、人間的なメールを日本語で送ってくれます。担当者が交代するときは何処へ転任なったかを挨拶状と共に送ってくれます。いかにも個人を大切にするアメリカ的な良い文化です。
私はアメリカの悪口をこのブログで時々書いています。しかし総合的には親米的な見方をしています。悪い部分は悪いと書く。良い所は良いと書く。時々悪い事を非難してもアメリカ側からは苦情が一度も来ません。アメリカ文化の素晴らしい所です。
以前、チベット問題で中国政府を非難しました。1週間後、このブログは中国で開けられなくなりました。それまでは上海在住の友人がよく見てくれて居ましたが、その後はこのブログは中国では開かなくなっています。まあ、それでも私は中国人を個人的に好きですが。
昨日、アメリカ大使館から来たメールを以下に例として添付します。
公募中のフェロー・プログラムの応募資格のある方々は振るってお申込みなさるように祈っています。(終り)
========国務省プログラム同窓生の皆様へ========
さて、早速ですが、現在ご活躍の同窓生の皆様に向け、Yale World Fellows Program参加者募集 をご案内申し上げます。
(Yale World Fellows Programの募集要項)
期間:2011年8月中旬~12月中旬頃(17週間)
対象:Mid-careerプロフェッショナルの方々(少なくとも5年以上キャリアをお持ちの方で、キャリアが20年以下の方)
内容:
1. World Fellows Seminar
2. Skill-building sessions
3. Weekly panel discussions
4. Monday night dinners with distinguished speakers
および
個々人の専門に沿ったSemester-long coursesへご参加いただきます。
また、ニューヨークおよびワシントンで、経済界、政府機関、財団、 メディア、国際機関など の代表との会合のための旅行も予定されています。費用:住宅費、渡航費、医療保険および生活費(US$32,500)が支給されます。
使用言語:英語
募集締切:2011年1月14日(金)
応募書類提出方法:オンラインにてご応募ください。(https://apply.yale.edu/worldfellows/Enter)
詳細は下記の案内およびhttp://www.yale.edu/worldfellows/application.html にてご確認ください。
またConnect USA( http://connectusa.jp/)でもご案内しております。
応募詳細に関する問合せ先: Leslie Powell, Director of Outreach & External Affairs
leslie.powell@yale.edu +1 203 432 1916
(*米国大使館は問合先ではないので、ご注意ください。)
ぜひ、ご応募お待ちしています!
*アラムナイ・ウェブサイトに登録がまだという方、ぜひこちらのサイトhttps://alumni.state.gov/landing-page?op=auth;method=createAccountからご登録ください。
米国大使館広報文化交流部