Atsushi Yamamotoさんは実に楽しい花の写真集を出されています。四季の花300:http://www.hana300.com/ です。
季節毎に、色別に、そして他に、いろいろな分類をしてあります。文学作品とも関連づけてあります。
今日はその写真集から11月に咲く花を少しだけ下にご紹介いたします。・
左がハマヒサカキで、右がヤツデです。
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左がカンツバキで右がボケです。
20世紀から続く不幸な日中関係を根源的に考えてみると、明治維新以来の日本人の中国蔑視と侵略が原因になっていると思います。
その結果、中国人の深層心理には日本へ対する復讐心が焼き付いているのです。それが政府の扇動によって時々かま首をあげます。
この復讐心こそ人間の本能として人類が地球上に現れて以来、人間の不幸と悲劇の原因になってきました。
日本人のことに限定してみても、それは日中関係に限らず、日韓関係、日露関係、そして日米関係などの国際関係に解決困難な問題の原因になっています。
何故、数多くのアメリカ軍基地が日本国内にあるのでしょうか?
何故、韓国は日本の主張を無視して竹島を軍事占領しているのでしょうか?
何故、ロシアはシベリア抑留をし北方四島を返還しないのでしょうか?
その原因にはいろいろな国際的な事情の変化の歴史があります。しかしその国際事情の他に、それらの国々の日本へ対する「復讐心」が横たわっているのです。
そのことを考慮に入れると日中関係、日韓関係、日露関係、そして日米関係の難しさが明快に理解出来るのです。
国際関係を単純に軍事力や経済力の関係のみから理解しようとしても簡単には答えが出ません。出てこないだけでなく間違った理解になります。
そこでこのブログでは下記のように6回にわたる連載記事で、この国際関係を考えて行きたいと思います。
復讐心は人間の本能(1)解決困難な日中関係、日韓関係、日露関係、そして日米関係の概論
復讐心は人間の本能(2)解決困難な日中関係
復讐心は人間の本能(3)解決困難な日韓関係
復讐心は人間の本能(4)解決困難な日露関係
復讐心は人間の本能(5)解決困難な日米関係
復讐心は人間の本能(6)お釈迦様とイエス様の復讐心に関する教え
皆様は中国や韓国やロシアが日本人へ復讐心を持っている事情は理解出来ると思います。
しかし日本とアメリカの間の双方にある復讐心についてはあまり意識しません。
日米安保条約があり友好国なのです。解決困難な問題など無いと思っています。
しかし「米軍基地を海外へ」と鳩山総理大臣が言った途端に日米関係が緊迫したことを忘れていないと思います。
第六回目の最後の記事では人間の悪い本能である「復讐心」について、お釈迦様とイエス様がどのように教えているかを考えてみようと思っています。
折にふれて皆様のご意見を頂ければ嬉しく思います。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。
後藤和弘(藤山杜人)
(下の挿絵としての写真は松島です。10月15日に撮りました。)