後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「冬になっても咲いている花たち」

2021年12月05日 | 写真
一昨日都立薬用植物園に行きましたら冬枯れで花がありませんでした。
ところが昨日三鷹市花と緑の広場に行ったらまだ花が咲いていました。

しかしいかにも枯れ残ったような様子です。淋しいです。
そこで帰りに毎年のように元気の良いシクラメンの花を4鉢買って来ました。これで今年もお正月を迎える準備が出来ました。

三鷹市花と緑の広場にまだ咲いてた花の写真をお送りいたします。今年の最後の花たちです。





「今日の『待降節第二の主日のミサ』の動画配信」

2021年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム
ミサの動画配信は以下の通りです。12月5日10:00時
『待降節第二主日 ミサ 』

カトリック関口教会、
 待降節第2主日 宣教地召命促進の日


 司式 タルチシオ菊地功大司教様S.V.D
宣教地召命促進の日(特別献金)
入祭の歌 典394 主の道をそなえよ
あわれみの賛歌 405
答唱 典154①②③ 涙のうちに種まく人は
アレルヤ唱 典255 待降節第2主日   
信仰宣言 使徒信条(2)
奉納の歌 典184 わたしは静かに神を待つ
感謝・平和の賛歌 407・408
拝領  カ典28 たてエルサレム
閉祭の歌 カ聖105 来ませ救い主


聖イグナチオ教会 、12月5日10:00時
『待降節第二主日 ミサ 』


【本日の聖書朗読箇所】
第1朗読
バルクの預言 (バルク 5:1-9) 
第2朗読
使徒パウロのフィリピの教会への手紙(フィリピ 1:4-6, 8-11)
福音朗読
ルカによる福音 (ルカ 3:1-6)


今日教会に行かない信者の方々はこの動画配信のミサにご参加なられるのも良いと存じます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

挿し絵はグレコに描かれた「盲目の人を見えるようにしたキリスト」です。



「薬用 サフラン、カタクリ、クチナシ 、 アミガサユリの花の写真」

2021年12月04日 | 写真
薬用 に用いられるサフラン、カタクリ、クチナシ 、 アミガサユリの花の写真をお送りします。
薬用 植物について詳しくは、「 森野旧薬園 」、https://morino-kuzu.com/kyuyaku をご覧下さい。

1番目の写真はサフランです。
生薬としては番紅花(ばんこうか、蕃紅花とも書く)と呼ばれ、鎮静、鎮痛、通経作用がある(日本薬局方第二部に「サフラン」の名で収録)。中国では西紅花、藏紅花の名で生薬として流通している。

2番目の写真はカタクリです。
カタクリは嘔吐、下痢、胃腸炎などに効果があり、良質で消化が良いので病後の滋養にも用いられます。外用では湿疹やあせもなど、患部にふりかけて用いられます。

3番目の写真はクチナシです。
10 - 11月ころに熟した果実を採取し、天日または陰干しで乾燥処理したものは、山梔子(さんしし)または梔子(しし)とも称され、日本薬局方にも収録された生薬の一つである。漢方では、消炎、利尿、止血、鎮静、鎮痙(痙攣を鎮める)の目的で処方に配剤されるが、単独で用いられることはない。煎じて解熱、黄疸などに用いられる。

4番目の写真はアミガサユリです。
乾燥させた鱗茎は貝母と呼ばれる生薬として日本薬局方に収載されており、粉末が去痰・鎮咳・催乳・鎮痛・止血などに用いられる。





「東京都薬用植物園の風景写真と広く深い薬用植物の世界」

2021年12月04日 | 日記・エッセイ・コラム
東京都薬用植物園は小平市の西端にあります。広い畑にはケシなどの薬草の花々が美しく咲いています。後ろには武蔵野の林があります。入場無料で駐車料も無料です。
四季折々よく散歩に行って楽しんでいます。昨日も行きました。流石に冬です。薬草の花は一切ありません。かわりにヤマジノギクと温室のブーゲンビリアだけは花を咲かせていました。
しかし薬用植物園は空気が新鮮で陽射しも暖かく楽しいのです。老妻とともに散歩しながら写真を撮って来ました。その風景写真をお送りいたします。




現在の日本人は薬草を干して煎じて飲んだりしません。薬屋に行って飲み薬を買って来ます。しかし第二次大戦頃までは薬草をそのまま生薬として使っていたのです。
例えばゲンノショウコは古来より下痢止めや胃腸病に効能がある薬草として有名でした。煎じて飲むとその効果がすぐ現れるのです。日本では玄草(げんそう)という名でも流通しています。 
そしてドクダミは昔から民間治療で重宝されていた薬草です。私も子供の頃、庭のドクダミを傷に貼り付けて化膿を防ぎました。その毒ダミには10の効能があるので「十薬」とも呼ばれています。
ドクダミの生葉の臭気の成分は、デカノイルアセトアルデヒドといい、殺菌作用があります。このため昔は生葉を火傷や化膿、傷の治療に用いてきたのです。乾燥させたドクダミも煎じて飲めば利尿や便通など様々な解毒効能があり生薬として広く用いられていたのです。
また水仙の根は外用薬としては非常に有効です。はれもの、乳腺炎、乳房炎や肩凝りに、生の球根をすりつぶして、小麦粉と酢でねり、紙に厚くのばして貼ります。すると効果てきめんです。
しかし水仙の根に含まれるリコリンやプソイドリコリン、タゼテインなどのアルカロイドは有毒なので間違っても飲んではいけません。誤食すると昏睡、虚脱、痙攣、麻痺などを起こして死に至ることもあるのです。決して服用してはいけません。

このように薬用植物は昔からの経験によって適切に使われて来ました。しかし適切な使い方が難しいのです。
ですから最近は専門の製薬会社が薬用植物をいろいろな薬の原料として栽培し使用しています。
その薬の原料になっている植物を植えて花々を咲かせていついるのが東京都薬用植物園なのです。
しかし一見するとその薬用植物はごく普通の草花です。ケシの花以外は普通見られる植物です。
しかし薬用植物一覧が出ている以下の資料を見ると納得します。
「家庭用薬協会」のHP、https://www.hmaj.com/
日本薬局方に収載される代表的な薬用植物」、https://www.takeda.co.jp/kyoto/area/plantidx1.html
その他いろいろな資料があります。

私は薬用植物の世界が広く深いことに驚いています。日本で昔から使われてきた「漢方薬」も薬用植物の世界の一部なのです。西洋にもアフリカや南米にも薬用植物の世界があるのです。これこそ人間の知恵です。人間の文化です。

今日は昨日撮って来た東京都薬用植物園の風景写真を示しました。そして広く深い薬用植物の世界の一端をご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


「ヒイラギナンテンの花の写真をお贈りいたします」

2021年12月03日 | 写真
ヒイラギナンテンはまだ寒さの残る3月頃~4月頃が開花時期です。香りのある、たくさんの小さな黄色い花を咲かせます。
ヒイラギナンテンの花の雄しべは、触ると雌しべの方向に動くというのが特性です。これは昆虫に花粉をつけるためだといわれています。
花が終わるとたくさんブルーベリー色の実をつけます。葉だけではなく、実のつき方もナンテンに似ているといわれています。







「楽しいクリスマスと今年も家々に来るサンタクロース」

2021年12月03日 | 日記・エッセイ・コラム
師走に入ると日々が一段と早く過ぎ行きます。すぐに楽しいクリスマスがやって来ます。クリスマスツリーを飾りパーティをします。夜にはサンタクロースが家々に来て子供達へプレゼントを置いて行きます。

そこで今日はイエスの誕生を祝うクリスマスとサンタクロースのことを書きたいと思います。

さてイエスは12月の24日の夜に中近東の貧しい馬小屋で生まれました。ローマ皇帝の勅令のおかげで馬屋で生まれる羽目になったのです。
当時、中近東のシリア地方(現在の地中海東沿岸一帯)は元々ヘロデ王が支配していました。しかし後にローマ帝国が完全に占領します。ヘロデはローマへ忠誠を誓い、王権を認められます。
当時のローマ皇帝はアウグストウスでした。彼はローマの全領土の住民に、登録せよとの勅令を出したのです。全住民は急いで出身地へ戻って、登録しなければいけません。多くの人々が急に旅をするので当然、宿屋が足りなくなります。ナザレで大工をしていたヨゼフと、身ごもっていた妻マリアが出身地のベツレヘムの町に着いた時はすでに宿屋が全て満員でした。寒い野外で夜を明かすよりは馬屋の中の方がまだましです。その馬小屋の中でマリアがイエス様を生むのです。そして飼い葉桶の中に藁を暖かくしき、生まれたばかりの赤子を寝かせるのです。
この一人の赤ん坊が、その後の2000年の間に全世界に広がるキリスト教の教えを説くのです。
教えはイエス様の死後80年くらい経ってから弟子たちが「福音書」として記録に残しました。これが新約聖書です。
なお、旧約聖書とは当時のシリア地方のユダヤ民族の信じていたユダヤ教の聖書をそのまま引きついた文書です。
イエス様の生まれたのは約2000年も前のことです。正確な月日など分かる筈が有りません。そこで次第に冬至の頃と設定して誕生を祝う人々が増えて12月24日に定着したのです。
その時、シリアの東方の砂漠の部族の3人の賢者が星に導かれて拝みにきます。これが後に、「東方の三賢者」と伝わっています。
このようにして12月24日にイエス様の誕生を祝いクリスマスパーティをするようになったのです。

しかしサンタクロースは別の話です。
サンタクロースはフィンランドの森やノルウェーのオスロ市に住んでいるのです。現在も手紙を送ることが出来ます。
サンタクロースはどのような森に住んでいるのでしょうか? 写真でご説明いたします。ついでにフィンランドの教会の写真もお送りします。出典はフィンランド政府観光局のHPです。




キリスト教の国々ではサンタクロースの思い出は人々の一生の宝です。
サンタクロースは一瞬にして世界中の子供のいる家々へ贈り物を届ける神業をします。そしてトナカイの橇に乗って来るので常日頃はフィンランドやノルウエイやスウェーデンの深い深い森に住んでいると信じられています。

皆様はサンタクロースの思い出をお持ちでしょうか? 戦争中に幼少期を過ごした私にはその思い出はありません。しかしサンタクロースの話を聞くたびに楽しくなります。幸せな気分になります。

その上、サンタクロースが住む土地を北海道に作った町があるのです。帯広の南の太平洋岸にある広尾町です。
そうして広尾町に本当にサンタクロースが住んでいることをノルウェーの首都オスロ市に正式に認定して貰ったのです。
詳しくは、http://www.santaland.or.jp/welcome/youkoso.html をご覧下さい。

今日はイエス様の誕生を祝うクリスマスに関連して誕生の経緯を書きました。そしてサンタクロースの伝承を書きました。
このクリスマスのシーズンはお正月とともに家族が一層仲良くなるシーズンです。皆が幸せになる季節です。楽しい気分でクリスマやお正月を迎えましょう。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「伊豆の大島の椿の花の写真をお贈りいたします」

2021年12月02日 | 写真
伊豆の大島の椿園は有名です。毎年1月に椿まつりを開催しています。華やかに咲いた色とりどりの椿の花を見に東京、芝浦から高速船で沢山の人が大島に渡ります。
写真だけですが大島の椿の花をお贈りいたします。写真はインターネットで「大島の椿の花」を検索してお借りしました。






「仙台の広瀬川の河鹿の鳴き声と真珠湾攻撃」

2021年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム
毎年12月になると真珠湾攻撃のことを思い出す。そしてその年の夏に聞いた仙台の広瀬川の河鹿の美しい鳴き声を思いだす。大学生だった叔父の肩車で鹿落坂(ししおちざか)を登っているとき下の広瀬川で澄んだ声でコロコロと鳴いていた。明るい月夜の晩。その鳴き声はあまりにも美しかった。
その夏の後に真珠湾攻撃があった。
叔父に何が鳴いているかと聞くと、「河鹿(カジカ)だ」と答える。叔父は河鹿蛙だと教えた。が、幼い私は河鹿という魚のことだと信じてしまった。広瀬川には河鹿という魚が棲んでいて月夜の晩に美しい声で鳴くと信じた。これは私の大切な秘密だ。他の人に言うとこの大切な秘密が消えてしまう。私は大人になるまで広瀬川に河鹿という魚が棲んでいて月夜の晩に美しい声で鳴くという不思議を秘密にしていた。しかしその後、夜に何度「ししおちざか」を登っても二度とあの美声は聞かない。
私を肩車で坂を登った叔父は海軍少尉になり幸い生きて帰って来た。余生を全うして死んでからもう何年にもなる。
歳老いて仙台を訪ねると「ししおちざか」は昔のままだ。広瀬川の河鹿の鳴き声を聞いてから80年たつ。真珠湾攻撃から80年たつ。
毎年12月になると広瀬川の河鹿の美しい鳴き声と真珠湾攻撃のことを思いだす。そして河鹿という魚は鳴かなくなった。
1番目の写真は上流の霊屋下橋から見た現在の「ししおちざか」。後ろの山は伊達政宗の霊廟のある経ヶ峰。
2番目の写真は下から見た昭和12年の「ししおちざか」。私が河鹿の鳴き声を聞いたのは昭和16年の夏だ。
3番目の写真はお霊屋下橋から上流を見た現在の広瀬川。 

今日は私の子供の頃の思い違いを書きました。しかしそれは私の大切な美しい秘密だったのです。
皆様も幾つか美しい秘密を持っていると信じています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


「暖かい小春日和なので多摩湖の湖畔を散歩して来ました」

2021年12月01日 | 写真
気持の良い暖かで風も爽やかです。こんな日和は珍しいので湖畔でかなりゆっくりして来ました。
青い空に美しい白雲が流れています。はるか向こうには奥多摩の山波がありました。
何時ものように写真は家内が撮りました。晴なので往復のドライブも楽しかったです。






「冬の庭でも咲く花々の写真」

2021年12月01日 | 写真
寒さに強く冬でも庭で育てられる花の写真をお贈り致します。
華やかで気持ちが暖かくなります。

1番目の写真はプリムラです。
プリムラは日光に当たっていれば次々に蕾をつけ、絶え間なく花が咲いていきます。様々な種類がある冬のガーデニングには重宝な植物です。品種によって花姿や草姿が異なり、また、花色もとても豊富です。

2番目の写真はウィンターコスモスです。
ウィンターコスモスは、秋から春にかけて咲く植物です。
日当たりが好きで、乾燥に強い植物です。霜に当たっても枯れることはありませんが、強い寒気にあうと元気がなくなり、花が咲かなくなります。気温が上がればまた咲きます。

3番目の写真はスイートアリッサムです。
スイートアリッサムは、秋ごろに植え、冬の間でも花が咲く植物です。花色は白の他にピンクや紫もあり、カーペット状に広がって咲きます。

4番目の写真はユリオプスデージーです。
ユリオプスデージーは秋から春にかけて、黄色い可愛らしい花を咲かせます。常緑の低木で、初めのうちは草花のように小さい姿をしていますが、何年か経つと茎が太くなり、樹木のような形になってきます。

以上の写真と文章の出典は、https://lovegreen.net/gardening/p52916/ です。