12月4日 旅の7日目は午後の新幹線で帰宅する日。午前をどこで過ごそうかと考え、結局京都駅近くの総本山智積院を訪れることにした。ここは真言宗智山派の総本山として現在約3000の末寺を擁している。ここの庭園は利休好みの庭と伝えられ中国の廬山を模して造られている。智積院で過ごすだけでは時間が余るので近くの京都国立博物館へ行き「畠山記念館の名品展」を見ることにした。
・ホテルを9時頃チェックアウトし、市バスに乗り三十三間堂前で降りて智積院に向かう。参道の紅葉と提灯に風情を感じた
・参道で振り返ると京都タワーがすぐ近くに見える
・紅葉のトンネルを通る
・明王殿と紅葉
・講堂の襖絵
・名勝庭園は中国の廬山を模しているそうな
・大書院の中から庭園を臨む
・庭の紅葉と、黄金の絨毯のような銀杏の葉
・智積院を後にして、すぐ近くの京都国立博物館に立ち寄る。明治古都館に歴史を感じる
・平成知新館で開催されている「畠山記念館の名品展示会」を見る。展示品はすべて撮影禁止だった。畠山記念館は、昭和39年(1964)、株式会社荏原製作所の創業者である 畠山一清(1881~1971)によって東京・白金台の閑静な地に開館した。事業のかたわら、即翁と号して能楽と茶の湯を嗜む数寄者でもあった彼は、長年にわたり熱心に美術品の蒐集に努めた。そのコレクションは、茶道具を中心とする日本、中国、朝鮮半島の古美術品で、国宝6件、重要文化財33件を含む約1300件にも及ぶ。
・京都国立博物館での展示品の鑑賞を終えて京都駅に向かう途中鴨川に架かる七条大橋を渡る。晴天が続いたので川の水量が少ない
・午後の新幹線で帰京の途中見えた冠雪の富士山
以上で「晩秋の京都への旅(11/28~12/4)」を終わります。9回シリーズを見て頂き有難うございました。