おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

2月12日(振替休日)。向島百花園・梅まつり。満開の梅。福寿草。メジロ。

2024-02-13 20:09:55 | 向島百花園

今日、全国各地で4月上旬の気温に。

昨日、今日よりは寒かったですが、それでも、向島百花園は、けっこう梅見物の人達が訪れていました。そんな午前中。

向島百花園・梅まつり開催中。

「白加賀(しろかが)」。

                   {「紅冬至(べにとうじ)」。

「紅千鳥(べにちどり)」。 

                             鮮やかな紅色。

白梅、紅梅と色とりどりで満開。                 

     

「東京スカイツリー」。      

 

福寿草(ふくじゅそう)。

メジロ二羽が梅の枝に。 

飛び回って花の蜜を吸っています。

                    

花から花へ、枝から枝へ、梅の木から他の梅の木へ。目まぐるしく飛び移るメジロ。

                  

見知らぬ中型の鳥が木の枝に。

近所の公園の花壇も満開の花々。

             

                     

          地元の方々が丹精込めて育てています。

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2月3日(土)。隅田公園・梅めぐり散歩道。ほぼ満開の梅。メジロ。ユリカモメ。

2024-02-06 20:21:27 | 向島百花園

雪模様の東京。昨日は、近所の高校も早めに下校させていました。

それよりも昨夜の雷。雪が降っている中で雷鳴が轟きました。こんな自然現象が起こるのでしょうか?

ビックリしました。

さて、

2月3日(土)、向島百花園から隅田公園(浅草側)へ、と歩いた時の記録を。

今日のお天気とは打って変わった日差し。

ここは、満開の梅も目立ちます。

   「東京スカイツリー」。

               

         

                      

梅の花を求めて「メジロ」が来ていました。

  

「隅田川」。

ユリカモメ。2羽が羽を休めています。

例年よりも少ない印象。

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2月3日(土)。向島百花園。梅も咲き始め、訪問客もちらほら。べにちどり・しろかが・ひとえかんこう・とうばい・・・。

2024-02-05 18:29:20 | 向島百花園

午後から雨から雪に変わりはじめた、今日の東京。2,3日前の陽気が嘘のよう。

夕方には、道路にも積もり、それでも雪が降る中を自転車に乗る人もけっこう多く、慎重な運転で。

そういう外のようすを窓越しに眺めながら、

2月3日(土)を思い返して。

この日は、朝から風は冷たいが、まあまあのお天気。さっそく「向島百花園」へ。

梅はどのくらい開花しているでしょうか?

門脇の梅。白加賀と一重寒紅。

手前の公園には、「八重寒紅」が満開。

「道知辺(みちしるべ)」。

園内の梅の満開は、まだまだ先のよう。「紅千鳥」。

この「白加賀」は満開間近。

「八重寒紅」。

日当たりなどによっても、開花時期が異なるようです。

山茶花。

「東京スカイツリー」。

「唐梅」。

日だまりと梅を求めて三々五々訪れる人々。

「うめ(月影)」。

「梅まつり」は2月10日(土)から始まります。その頃には満開になっているでしょうか?

明日、明後日の雪予報の寒さがどう影響するか? さて。

「隅田公園」の梅の咲き具合は、はたして? 隅田川・桜橋を渡って、浅草側に足を伸ばしてみました。

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初春。向島百花園。春の七草。スカイツリー。

2024-01-07 20:15:51 | 向島百花園

新年を迎えた向島百花園へ。

東京地方は昨日も快晴でした。能登半島地震は悪天候の中、捜索が続けられていますが、なかなか進みません。道路など寸断されたライフライン、復興支援も困難さが増しているようです。

そんな中、暖かく、風もない午後の向島百花園。七福神廻りの人出も。

「献上七草籠と百花園」。

明治時代、その当時のお得意様の方々の中に九條家(のちの大正天皇の皇后様となられました節子姫のご生家)がありまして、年末になると七草籠をお届けしておりました。その後、明治33年に節子(さだこ)姫が大正天皇の皇太子妃になられると、七草籠を宮内庁にお届けしまして、妃殿下のもとにさしあげていました。それが献上七草籠のはじまりで、毎年当園の職員が手作りで育てた七草を籠に盛り込んで、新年に皇室に献上しています。

春の七草。

こちらにも、

冬らしい園内のようす。

    

菰をかぶった「ばしょう」。

「東京スカイツリー」。

                   

傘がけの松が左手に。

        「明けの春 命かがやく 百花園」

          「戦ありし 昭和忘れじ 雑煮椀」

「橋いくつ 潜る流れや 去年今年」

2月中旬には、恒例の「梅まつり」が開かれます。

向島百花園は、江戸時代後期の開園当初には、約360本の梅が植えられ、梅の名所として「新梅屋敷」と呼ばれ親しまれました。現在も、月影(つきかげ)・初雁(はつかり)・白加賀(しろかが)・道知辺(みちしるべ)・鹿児島紅(かごしまべに(こう))など、20種類近くの梅をご覧いただけます。
当園では梅の見ごろに合わせ、梅花とともに江戸の文化を楽しむ催しを開催します。早春の向島百花園で、梅の香りと江戸の趣を楽しみながら、粋なひとときをお過ごしください。

令和6年2月10日(土曜日)~3月3日(日曜日)
9時00分~17時00分(最終入園は16時30分)

(この項、「」HPより)

今年も楽しませてくれそうです。

隅田川。

手すりに一羽。上空には数羽。

都鳥(ゆりかもめ)の姿も見かけるようになりました。

春もやゝ けしきとゝのふ 月と梅  芭蕉

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本格的な冬を間近に。「向島百花園」。菊展。一気に色づく木々。

2023-11-27 20:39:14 | 向島百花園

11月25日(土)午後。晴れ。

  

それぞれネーミングがすてきです。

 

         

イチョウもすっかり黄ばみ、足元には落ち葉が。

            

          枯れすすき。

 

         初冬の陽光に映えるカエデ。

・・・

ということで、もう少し冬支度が始まる頃に訪問する予定です。

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向島百花園へ。11月12日(日)。冷たい雨・曇り空。一気に冬の気配。菊花展。のこんぎく。りんどう。はぜのき。ぶっそうげ。・・・

2023-11-13 20:15:03 | 向島百花園

寒い、寒い! 東京地方。北風がビュービュー。「凩1号」が3年ぶりに。

全国からも初雪どころか、どか雪になったところも。

秋がいつあったのか? 一気に冬に。

昨日も寒かった! そんな中、

初冬の園内。

                 

11月12日(日)。曇り空。時折、冷たい雨。

久々の百花園、「菊花展」が開かれています。

丹誠込めた菊の盆栽。

                  真ん中の作品は、「村のお祭り」。

             

それぞれ凝った作品がずらり。

 

       

          

         

鉢植えも置かれています。まだ時期が少し早そうですが。

  

         職人さん達の丹誠込めた菊がたくさん。

地植えの野菊。こんぎく。

のこんぎく。

・北海道と沖縄を除く全国に分布するキク科の多年草。ヨメナと共に、いわゆる「野菊」と呼ばれるキクの代表。葉はヨメナと同じように食用になり、味もよく似る。別名をコンギク、ナンヨウシュンギクという。

・日向を好み、田んぼの畦道、山道あるいは林の縁などの開けた場所に多い。根はいわゆる地下茎であり、横に広がって群生する。

・野に咲く紺色の菊という意味合いでノコンギクと命名されたが、花の色は白~薄紫と個体差や地域差が見られバラエティに富む。紺色が濃い「紺菊」という園芸品種もある。

(この項、「庭木図鑑・植木ペディア」HPより)

りんどう(竜胆)。

リンドウは秋の山野草の代表的なものです。本州、四国、九州に分布し、人里に近い野山から山地の明るい林床や草原に見られます。人気が高く、薬草としても広く知られています。
春に細い芽が伸びてきて、ササの葉に似た細い葉をつけ、茎は次第に立ち上がります。夏が過ぎると茎は次第に横に倒れ、秋が過ぎたころから、先端に小さな蕾をのぞかせます。蕾は渦状に巻いた状態で、日を追うごとに伸びます。そして、暖かい日ざしのなかで、青紫色で5裂した筒状の花を数輪開きます。花後にはさや状の果実がつき、秋も深まるころには葉が枯れて休眠に入ります。
園芸的改良が盛んで多くの品種が見られ、鉢花や切り花などでも流通しています。

(この項、「」HPより)

           

ぶっそうげ。

・熱帯及び亜熱帯に自生するアオイ科フヨウ属の常緑低木。日本では沖縄、九州南部、伊豆諸島南部、小笠原諸島に分布し、江戸時代の慶弔年間以降に本州での栽培が始まった。ハワイを代表する植物「ハイビスカス」の原種の一つで、南国風の花を観賞するため、自生地以外でも温室等で栽培される。

・学名Hibiscus rosa-shinensisは「中国のバラ」を意味し、西洋人が中国で発見したことによる。中国南部~東インドを原産地とする説もあるが栽培品だった可能性もあり、正確な原産地は分かっていない。インド洋諸島~東アフリカで成立した雑種植物とする説もある。

・ブッソウゲという名は、中国名「扶桑」に由来する。扶桑は「日本」を意味する言葉でもあり、混乱を避けるためか「花」を付け加え、これを音読みしてブッソウゲとなった。沖縄ではアカハナー(赤花)あるいはグソーバナ(後世花)といい、後者は本種を仏花として墓前に供えることによる。

(この項、「庭木図鑑・植木ペディア」HPより)

ふよう(芙蓉)。

             

はぜのき。

ひときわ鮮やか。

今までの暑さのせいか、イチョウもモミジも色づくにはまだ早いようでした。

今日の寒さで一気に色づくことを期待して。

でも、ダウンコートに着替えて外出した今日の夕方でした。

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向島百花園。晩秋の。とらのおすずかけ。そなれまつむしそう。ざくろ。みつばあけび。ねむのき。すいふよう。きつねのまご。・・・

2023-10-22 20:32:00 | 向島百花園

久々に向島百花園に。よく晴れた土曜日。日なたはぬくぬく、日陰になると、肌寒い。そんな午後。

けっこう人が訪れています。

       左:とらのおすずかけ。右:まつむしそう。

・トラノオスズカケ

四国、九州に分布する希少な植物で、現在では絶滅危惧種に指定されています。
 自然教育園のスズカケトラノオは平賀源内が江戸時代、松平讃岐守の故郷から持参し移植したと言い伝えられています。
 園内では1949年(昭和24年)に絶えたと考えられていましたが、2007年(平成19年)に58年ぶりに再発見されました。「国立科学博物館附属 自然教育園 http://www.ins.kahaku.go.jp/ 」

(この項、「雑学のソムリエ」HPより)

・ソナレマツムシソウ

秋の高原に紫色の花を咲かせ、多くの人に好まれている花にマツムシソウS. japonicaがありますが、開発・乱獲等により激減し、現在では絶滅危惧種に指定されています。
そのマツムシソウの変種にあたるソナレマツムシソウの実生株が 2 年越しで開花しました。

「ソナレ」とは磯馴なれの意味で房総半島・三浦半島・伊豆半島の限定された海岸に生育し、一部愛鷹山などの山地にも見られます。
母種であるマツムシソウは、草丈 1 mほどで開花後枯死する越年草であるのに対し、ソナレマツムシソウの特徴は、小型で土壌条件にもよりますが花が咲いても枯れずに残る多年草であること、花期にも根生葉があり葉が厚く光沢があること、花茎があまり長く伸びず、多数の花茎が見られることなどがあげられます。
本変種も母種と同じく絶滅危惧種に指定され、地元神奈川県などでは保護増殖事業が行われています。現在、手元にある実生株は草丈30cm余りで、咲き終わったものを含め、30本ほどの花茎をあげています。マツムシソウ好きの方には小型の鉢植え山草として、また花壇などの植栽材料としての利用が考えられます。(「東京農大農学部植物園から」HPより)

※「マツムシソウ(松虫草)」の名は、花の終わったあとの坊主頭のような姿が、仏具の「伏鉦」(ふせがね:俗称「松虫鉦」)に似ているところから。松虫の鳴く頃に咲くから、との説もある。(「季節の花300」HPより)

園内には、実がなっている草木も。

ふくろくじゅうり。

ざくろ。

            

みつばあけび。

果肉はそのままで甘く食べられる。

ねむのき。莢がたくさん。

       ねむのきはマメ科の植物。実がなると、納得!

 すすき三景。

             

きつねのまご。

名前の由来はよく分かっていない。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説も見かけるが、根拠に乏しい。(「Wikipedia」より)

ほととぎす。

            花の紫色の斑点のようすを鳥のホトトギス(杜鵑)の胸にある斑点に見立てたことによる。

すいふよう。

【スイフヨウとは】

・中国の中部を原産とするフヨウの園芸品種。性質はフヨウと同じだが、時間帯によって花色の変わる様を、酔客の顔色になぞらえてスイフヨウと名付けられた。花を観賞するため、庭園や公園に植栽される。

・花はフヨウと同じ一日花で、午前中は白色だが、日が暮れるに従って赤みを増し、夜には完全な紅色になる。また、夜に赤くなった花は翌朝、元気なく萎んでおり、その様も酔っ払いのそれを彷彿させる。

何事も かかる浮世か 月の雲(七十二峰庵十湖句碑)

       

もみじは、まだ色づかず。晩秋の百花園でした。

※門の額「花屋敷」太田蜀山人の筆。

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9月23日。秋分の日。向島百花園。はぎのトンネル。「萩を詠む」。すすき。ひがんばな。ふよう。みずあおい。・・・そして、「新内流し」。

2023-09-24 18:12:01 | 向島百花園

昨日、9月23日(土)。午前中の雨も上がった午後。

菩提寺の彼岸会は日曜日に参詣することにして、「向島百花園」へ。

秋を迎える草花が。暑い夏だったせいか、ちょっと満開が遅いかな?

「なたまめ」。大柄の豆。

ナタマメ(鉈豆)

マメ亜科の蔓性の一年草。原産地は熱帯アジアまたはアフリカ。刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)ともよばれる。日本へは江戸時代に渡来。約25センチメートルほどの豆果を結ぶ。以前から漢方薬として知られており、近年では健康食品、健康茶としても一般的に知られるようになった。

アジアアフリカ熱帯原産とされ、食用や薬用として栽培される。日本には江戸時代初頭にから伝わった。特に薩摩では江戸時代から栽培が盛んでNHK大河ドラマ篤姫』のワンシーンでも長旅の無事を祈る餞別として送られていた。福神漬けの材料にもなる

おみなえし(女郎花)。

ほおずき。

そして、お目当ての「はぎのトンネル」。

白と紅と。

  

  

園内のいたるところに「はぎ」。

                  

          

       

「ひがんばな」が、ちらほら。

                     

「ふよう」。

そのうち、三味線を弾きながら歩く浴衣姿の二人の女性。

勝新派社中による「新内流し」と「三味線演奏」。初めて実際に屋外を流して歩くのを見ました。

 

        男性も加わり、「義太夫語り」。

      

            

曲名は聞き逃しましたが、歌謡曲「明治一代女」と関連が深いもののようです。

『巳之さん堪忍して下さい。騙すつもりじゃなかったけど どうしてもあの人と別れられないこのお梅の気持 騙したんじゃない 騙したんじゃない・・・ ア 巳之さんお前さん何をするの 危ない!危ない!堪忍して か・・・ア 巳之さん巳之さん あたしは大変なことをしてしまった』

※その元となった「花井お梅事件(別名箱屋事件)」

美貌で勝気な芸者お梅は二十歳そこそこで待合を持ち女将となりますが、名義人を父にしたばかりに自分の待合から締め出されます。何とか店を取り戻そうと、かつて自分が芸者時代に箱屋として使い、そのときも待合の使用人として使ってやっていた峯吉(唄では巳之吉)に相談します。しかし峯吉は多大の恩にも拘らず、欲に目がくらんで、父親の側に立ってお梅を苛み、あろうことか関係を迫ります。逆上したお梅は峯吉を浜町河岸に追い、背中に出刃包丁を突き立て殺害します。峯吉殺しを父親に告げてからお梅は日本橋久松署へ自首しました。

この後は、「すみだ川」「宵待草」「みだれ髪」「悲しい酒」を観客と一緒に。

※悲しい酒

ひとり酒場で 飲む酒は

別れ涙の 味がする

飲んで捨てたい 面影が

飲めばグラスに また浮かぶ

       

・・・聴き終わって、余韻の中、園内を。

「みずあおい」。

      すすき。

もみじ。

「萩を詠む」句集。

次回は「月見の会」。9月28日(木)~9月30日(土)。

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8月26日(土)。「向島百花園」。虫ききの会。8月26日(土)。

2023-08-29 20:38:20 | 向島百花園

35度以上の猛暑日が続く東京地方。墨田区の「向島百花園」では、恒例の「虫ききの会」(8月25日~27日)が催されました。

そこで、26日(土)の夕方、出かけました

入口。灯りが各所に。

上弦の月が南天に。31日が満月・スーパームーン。

            風鈴の音が、涼しげ。

      萩のトンネル。

              

次第に夕闇が深く、

火入れ式が始まります。

         参加者も和やかな雰囲気。

   

       わだかまり 消えて今宵は ちちろ鳴く                               

      問ふごとき しかと見つめる 赤蜻蛉

   

          闇廻り 虫の音に酔う 江戸なごり

                    

                      さりげなく めくる歳時記 虫の園

若いカップルが興味深く、

  

      離れ座敷。

             浴衣姿がぼんやり浮かぶ。

「スカイツリー」も七色に。

水面に浮かぶ雪洞。

去年よりも虫の音が少なかったような、・・・。残暑が続き、虫も疲れたのかな。

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盛夏。台風7号。「終戦」記念日。向島百花園。江戸風鈴。カルガモ・オナガ。秋の七草。・・・

2023-08-15 12:53:50 | 向島百花園

台風7号が紀伊半島に上陸。近畿地方を縦断。中国や東海でも大きな被害が出そう。東京地方。明け方、雨が降ったものの、晴れてきました。

そして、今日は「終戦記念日」、本当は敗戦の日。「敗戦」を「記念日」というのは、というわけかどうか。

「終戦」記念日。

「敗戦」を認めないという気持ちが国民(指導者)にあったのか、戦争責任はうやむやのまま。「戦後」は、勝者・アメリカにお追従、今日に至る日本「国家」。・・・

と言い出せば、言いたいことはたくさん。「2023年は? 」と問われて、「戦争前夜」と答えたタレントもいるようだが。

岸田の言動を見ると、国民の憂い、不満をそっちのけで、むやみにはしゃぎすぎている。そのうち、きな臭い世の中になりつつあるような、・・・。

天気も政治も荒れ模様寸前の盛夏の中、晴れ間を見計らって久々に「向島百花園」へ。

8月14日(月)。

風鈴の音も軽やかな園内。しばし、外界の喧噪を忘れて。

             

             

        

        

         

                    

四阿のところにカルガモ。他はどこに?

がまの穂。

ユリ。

ザクロ。

池の真ん中に移動したカルガモ。

すると、オナガの一群がやってきました。池を旋回し、松の枝にとまり、

ひとしきり激しく鳴き声を立てたあと、飛び去りました。

(↓)。

その後は元の静寂に。

「向島百花園」では、8月下旬から9月下旬にかけて、

「虫ききの会」(8/24~8/27)。「月見の会」(9/28~9/30)。「萩まつり」(9/16~10/1)が開かれます。

「虫ききの会」=去年の様子

行灯や雪洞が灯され、草むらからコオロギ、スズムシなどの声が響く。

 

                                袖ふれて一期一会の虫の声

「月見の会」=去年。ただし、ビルの谷間にあるため、月の出は望めませんでした。

 水面に映える雪洞。

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墨田区鐘淵地域を訪ねる。その5。向島百花園。葛(くず)棚。「葛」の字。カルガモ。せんのう。寺島なす。むかでらん・牧野富太郎の命名。。

2023-07-19 20:17:40 | 向島百花園

くずの棚。足元には、花びら。

               

※秋の七草の一つ。 開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。まわりの木々を  つるでおおってしまう程の生命力。ひと夏で10mぐらい生長する。花は下の方から咲いていく。大和の国(奈良県)の  国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところ からの命名。漢字の「葛」は漢名から。

葛餅」は、葛粉から作られる透明でプルプルとした舌触りのいい

しかし、同じ「くず餅」という名前の和菓子でも、関東と関西とではまったく別物。おもに関西地方で作られている「葛餅」は、葛粉に砂糖と水を加え、加熱してできた透明な餅にきな粉と黒蜜をかけた物ですが、関東で作られているくず餅は、小麦粉のでんぷん質を発酵させてできた白っぽい餅にきな粉と黒蜜をかけていただく物をいいます。

「関東のくず餅の起源には諸説あります。弊社は、1805年創業。度々、亀戸天神に通っていた船橋屋の創業者(勘助)が、ここで甘味を出したら売れると見込み、地元の千葉で食べられていたおやつを『くず餅』として売り出しました。

当時、千葉では小麦の生産が盛んだったため、小麦農家では、小麦粉を水で練って蒸した物をおやつとして食べていたようです。小麦の生産地が、以前は「下総国葛飾郡(しもうさこく・かつしかぐん)」という地名だったため、葛飾郡の『葛(くず)』を取って、『葛餅』と呼ばれるようになったのではないかといわれています」(株式会社 船橋屋 広報担当の篠原優奈さん)

(この項、「」HPより)

東京・亀戸にあるくず餅の老舗「船橋屋」は2022年9月27日、SNS上で渡辺雅司社長(創業者の一族)が赤信号を進んで交通事故を起こし、事故の相手方に怒鳴った様子を撮影した動画が拡散されていることについて、公式サイト上で「事故並びに現場での対応は概ね事実であり、弊社としても到底容認できるものではない」と公表しました。渡辺社長は29日の取締役会で辞任しました。新社長に神山恭子氏が就任しました。

ところで、漢字の「葛」。

は古代のかつしかと呼ばれた地域のごく一部にしか過ぎません。古代の「かつしか」という領域は広大なものでした。古代の「かつしか」は、旧南葛飾郡かつしか・江戸川・墨田・江東区)と、千葉県市川・柏・流山・松戸・船橋市や埼玉県栗橋および茨城県古河・総和市までおよぶ広い地域がその範囲でした。
「かつしか」の地名は、当時のかつしかぐん全体の地形的特徴を捉えることで説明ができます。つまり、「かつしか」の「かつ」は丘陵や崖などを指し、「しか」は砂州などの低地の意味をもっています。「かつしか」とは、利根川流域の右岸に低地、左岸に下総台地が広がる旧かつしかぐんの地理的な景観から名付けられたと考えられます。

 「かつ」と「かつ

 ところで、「かつしか」という漢字を書くときに困ったことはありませんか。「かつ」の字が、「かつ」や「かつ」などまちまちだからです。
かつしかくでは「かつ」と書くのが正しいと説明していますが、「かつ」と書く人もたくさんいます。

歴史的にみた「かつしか」の表記

「葛飾」721年 下総国葛飾郡大嶋郷戸籍(正倉院文書 宮内庁正倉院事務所所蔵)

「かつしか」が文字として表記されている最も古い史料は現在のところ、下総国府が都に提出した「養老五年下総国かつ飾郡大嶋郷戸籍」にみえる「かつ飾」です。大嶋郷戸籍と同じ8世紀に編纂された万葉集の中にも「かつしか」が表記されていますが、基本的に音に漢字をあてているだけです。また、下総国府付近から出土した奈良時代の土器には、「かつ」の字が墨書されていました。
中世になると、千葉県の香取神宮に所蔵されている寛元元年(1243)の古文書には「下かつ西」とあり、応永33年(1426)の奥津家定寄進状に「かつ西庄」、永禄5年(1562)に小田原の北条氏が本田氏に宛てた書状には「かつ西」と記されています。このほかにも、「かつ西」と記した史料が多くあり、中世においては圧倒的に「かつ」の字が用いられています。
こうしてみると、古代から中世にかけて「かつしか」の「かつ」あるいは「かさい」の「か」という漢字の表記は「かつ」とする事例が多いように思えます。
江戸時代になると、「かさ井」「笠井」なども使われ、実に様々な表記がなされます。中世や近世においては、当て字なども頻繁に使われており、字よりも音のほうが重要だったようです。

 「かつ」と「かつ」をめぐる混乱

 その後も「かつしか」を表記するときの混乱は続き、現代まで尾を引くこととなります。「かつ」と「かつ」は、新聞の紙面や官公署関係の表示でも、人や機関によって異なった表記がなされていました。
このような混乱を避けるため、昭和61年、かつしか区ではCIサイン(区のマークやロゴ)を選定する際に、区の関連の表示については、略字ではない正字の「かつ」の字を使うことにしました。

国語的に見た「かつ」と「かつ」について

  「かつ」の異体字が「かつ」です。どちらも漢字として存在する正しい字です。異体字ですから、その差は字体のみであり、文字としては同一の意味をもっています。「かつ」の字が、誤字や俗字であるということではありません。なお、第21期国語審議会の「表外字印刷標準字体表試案」では、「かつ」は中国起源の正字「かつ」の略字として扱われています。

法的に見た「区名」の根拠

警視庁・東京府公報(昭和7年5月24日付)

 区名を法的な観点から見るとどうでしょうか。
かつしか区の区制施行を告示した、「警視庁・東京府公報」(昭和7年5月24日付)には、「かつ」と明記されています。また、戦後定められた地方自治法第3条第1項には、「地方公共団体の名称は、従来の名称による」と定められています。したがって、従来からの名称である告示時の名称「かつ」が正式な区名である、というのが本区の見解です。

(この項、「より)より)

※葛飾区亀有にある「都立葛飾野高校」の校章は、葛の葉をかたどっています。

                                        

余談ですが、都立南葛飾高校の校章は、「菊の葉」、千葉県立東葛飾高校の校章は、「柏の葉」。         

さて、カルガモたちはどうしているか? 池の奥の方にいました。

                

水中にけっこう長く潜っています。

そのうち石橋のところに、

             

前見たときは橋の下をくぐっていましたが、橋の上に上がり、そして池の中に。体が大きくなった証拠。

そして、隣の池へ。

ハスの花が一輪。

ヤマユリ。強い芳香を放っています。

             

せんのう。

           

寺島なす。

さわぎきょう。

         とけいそう。

むかでらん。牧野富太郎の命名。

夏の百花園にも、また新たな発見があります。

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向島百花園。カルガモの親子。半夏生(ハンゲショウ)。おいらんそう。のうぜんかずら。とけいそう。・・・七夕飾り。

2023-07-01 18:52:40 | 向島百花園

6月30日(金)昼過ぎ。雨の合間をぬって、向島百花園に。カルガモの親子はどうしているか?

池の中央で元気で泳いでいます。親子4羽。以前来たときは、雛がもっといましたが、・・・。

元気に泳ぎ回る小ガモ。

小ガモは橋の下をくぐり、親は橋の上へ。

池の中を行ったり来たり、

     これほど身近に見られるのも、ここならでは。

          雨が降り始めた池。

            

園内を回って戻ってみると、小ガモの姿は見えず、親が池の中で毛繕い。

          

いつここから移動するのか、それとも定住するのか?

・・・

水辺の半夏生が満開。

全身真っ赤なとんぼが。

            普段見かけるアキアカネとは違うような。

道端には、蝶の姿も。

おいらんそう(花魁草)。

              鮮やかな朱色。

ノウゼンカズラ。

             

オレンジ色のビタミンカラーで、南国ムードあふれるノウゼンカズラ。

ノウゼンカズラは、「植えてはいけない」と言われることがあります。

なぜノウゼンカズラは縁起が悪いと言われるようになったかというと…

  • 家の外壁を痛める
  • 絡みついたノウセンカズラの影響で日が当たらなくなって近くの樹木が枯れてしまう
  • 毒がある
  • 花やつぼみがボトっと落ちてしまう

(この項、「」HPより)

とけいそう。

7月7日は「小暑・七夕」。

         

いよいよ本格的な夏。

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向島百花園。カルガモの親子はどうなっただろうか。はんげしょう(半夏生)・タコ。ねむのき。・・・

2023-06-19 18:58:28 | 向島百花園

向島百花園。6月カルガモ親子。その後どうなったのか? 確かめたくて出かけました。6月17日(土)

いました! 親と雛が6羽くらい。

     

        雛たちは元気で泳ぎ回り、親は木下で毛繕い。まもなく旅立ちかも。

訪れた方たちも興味深そうに、しばらく様子を眺めています。

スカイツリー。緑がすっかり濃くなった園内。

           

芭蕉も随分伸びてきました。

半夏生(はんげしょう)が咲きはじめました。

はんげしょう(半夏生)の群生。(三浦半島・小網代の森にて。昨年の夏)

     

               開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。

・上の方の葉っぱが、ペンキをべったり塗ったように白くなるのがおもしろい。 「半化粧」「半夏生」「片白草(かたしろぐさ)」など、いろんな呼び名がある。

・花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために虫を誘う必要からこのように進化したのではないか、といわれている(白くて目立つ)。

・花は葉と同じく白で、紐状。 ・花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、白い葉の白い部分は色落ちして、ふつうの緑色っぽくなる。 ・山の水辺に群生することが多いが、都会でもときどき  植えられてるのを見かける。

■名前の由来 「半夏生」(はんげしょう)   夏至から数えて11日目頃   (もしくはその日からの5日間)を   「半夏生」と呼ぶが、その頃に花が咲くことから。※「半夏生」=「1年の真ん中」1/1~12/31の1年の、真ん中。「7月2日」のことが多い。「7月1日」のこともある。

タコを食べる日、で知られる。 (なんでだろ?)

(この項、「」HPより)

タコを食べる風習について、

夏といえば“タコ”、“タコ”といったら“半夏生(はんげしょう)”。
半夏生は節分や土用などと同様の雑節の中の一つで、関西地方ではタコを食べる日としての風習が残っています。
今でもスーパーの鮮魚売り場には、半夏生の日にたくさんのタコが並びます。

半夏生にタコを食べる理由はどこからきているのでしょうか?

半夏生とタコ

昨年(2020年)の総務省統計局「家計調査 1世帯(2人以上)当たり日別支出」のデータを項目別に見てみると、半夏生にはタコがたくさん買われているのが読み取れます。

(出典:家計調査 1世帯当たり1か月間の日別支出 2020年6月~7月)

日本では古来、立春や夏至など中国から伝わってきた二十四節気とは別に、雑節(ざっせつ)という暦日があります。雑節は、日本人の生活文化や農習慣を踏まえて設けられてきた歴日です。 半夏生のころはちょうど梅雨明け間近。田植えの終わりの季節を示す目印とされていたのでしょう。

半夏生にタコを食べる理由は、8本足のタコの吸盤が吸い付く様にあやかり、「苗がしっかり根を張りますように」という願いを込めて、神様にタコを捧げたからといわれています。
また、半夏生の時期は、「田植えの疲れを癒す養生の時期」ともされています。このことも、半夏生にタコを食べる理由かもしれません。

(この項、「」HPより)

                

ネムノキ。

手向山。

もみじ。

  秋の七草の一つ、ききょう。

こうして季節が確実に移っていくのですね。

                       6月21日(水)夏至。

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お祭り・図子。やまあじさい(「花吹雪」・「黒姫」・「紫紅梅」、・・・)。カルガモの親子。色づく梅の実。(向島百花園)

2023-06-05 19:49:15 | 向島百花園

6月3日(土)雨のち晴れ。

「向島百花園」周辺では、にぎやかに「白鬚神社」のお祭りが行われていました。

幟や半纏を見ると「図子」と書かれています。

※1「図子」=細道、小路、横町の意。別名 「辻子」、「十字」、「辻」、「通子」、「厨子」、「途子」。(「weblio辞書」より)

普通は町会などが氏子・地域組織としてありますが、ここでは、氏子組織として「図子」(ずし)があり、現在は11図子があります(必ずしも現行の町会とは同一ではない)。

西図子、南図子、辰己図子、八雲図子、六一図子、中図子、東図子、玉ノ井図子、巴図子、北図子、堤図子

※2最近知り合った方で、「ずし」という読みで「圖(「図」の旧字体)さんがいます。この字体・名字はかなり珍しいようです。

さて、園内は、「てっぽうゆり」がお出迎え。

  かきらん。

路地には、ヤマアジサイが可憐な花を咲かせています。

「花吹雪」。

           

              

「黒姫」。

「紫紅梅」。

「墨田の花火」。

「深山八重紫」。

花菖蒲。

          手前が「七変化」、奥が「山紫水明」。

池を見ると、カルガモの親子。小さな雛たちが親鳥の周りを泳いでいます。昨夜(2日)来の雨で濁った水の中ですが。

       

帰り際に係員に話したら、気付いていなかったようで、「いつもはもう少し遅いのですが、いましたか」と。

6月中頃にはここから子ども達を連れて移動するようです。そのときを見たいものです。

去年。池で泳いでいるのを見かけましたが、しばらくして訪れたときは、親子共々いませんでした。

やまほたるぶくろ。

とちかがみ。

ひるむしろ。

梅の実も色づいてきました。

紅千鳥。

              

次第に深まり行く夏模様。しばらくすると、「梅雨入り」。雨の日が続きそうです。

カルガモの親子がまだいる頃にやってこようと思います。

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めっきり夏模様の。向島百花園。ヤマアジサイ。ウスラウメ。きょうかのこ(京鹿子)・「京鹿子娘道成寺」。ドクダミ。ぼけ。

2023-05-22 20:29:46 | 向島百花園

寒暖の差が激しい、今日この頃の東京地方。

バショウもいよいよ色濃く。他の木々も。

ヤマアジサイ。

                

        小ぶりですが、それぞれ鮮やかな色合い。

地植えのガクアジサイ。

ヤマアジサイ(黒姫)。

ユスラウメ。

              赤く小さな実がいっぱい。

ユスラウメは、サクラの花が咲きだすころ、ウメに似た5弁の白~淡紅色の花を枝いっぱいに咲かせ、梅雨の初めごろ直径1cmほどの真っ赤な小さい果実がつきます。熟果は生食でき、小果樹としても扱われています。中国原産ですが、江戸時代の初期にはすでに栽培されていました。当時は「桜桃」と呼ばれていましたが、明治時代になってサクランボとの混同を防ぐため「朱桜」(ユスラウメ)と呼ばれるようになりました。(「みんなの 趣味の園芸 NHK」より)

和名ユスラウメの由来について、植物学者の牧野富太郎の説によれば、食用できる果実を収穫するのに木をゆするのでこの名がつけられたのではないかとしている。

現在では、サクラを意味する漢字「櫻」は、元々はユスラウメを指す字であった。ユスラウメの実が実っている様子を首飾りを付けた女性に見立てて出来た字である。(この項、「Wikipedia」より)

京鹿子(きょうがのこ)。※「きょうかのこ」ともいう。

つぶつぶのつぼみとふわふわとした密集して咲くお花、紅葉にも似た形の良いすっきりとした葉との組み合わせがたいへん美しい植物です。古くから茶花としても愛されてきました。名前の由来は京染めの文様「鹿の子絞り」からきています。
似たお花にシモツケやシモツケソウなどがあります。山野草の中では比較的丈夫で育てやすい方です。

               (「オザキフラワーパーク」HPより)

百花園で初めて見ました(これまで気がつかなかっただけかも)。大変すてきな花です。

「京鹿子」といえば、歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」が浮かびます。女形の踊りとして最高峰だと思います。

京鹿子娘道成寺』(きょうがのこむすめどうじょうじ)

紀州道成寺を舞台とした、安珍・清姫伝説の後日譚。

桜満開の道成寺。清姫の化身だった大蛇に鐘を焼かれた道成寺は長らく女人禁制となっていた。以来鐘がなかったが、ようやく鐘が奉納されることとなり、その供養が行われることになった。

そこに、花子という美しい女がやってきた。聞けば白拍子だという。鐘の供養があると聞いたので拝ませてほしいという。所化(修行中の若い僧)たちは白拍子の美しさに、舞を舞うことを条件として烏帽子を渡し入山を許してしまう。

花子は舞いながら次第に鐘に近づく。所化たちは花子が実は清姫の化身だったことに気づくが時遅く、とうとう清姫は鐘の中に飛び込む。と、鐘の上に大蛇が現れる。

…と、一応上のような「あらすじ」ではあるが、実際にはその内容のほとんどが、構成の項で解説した主役による娘踊りで占められている。つまり、本作のあらすじは舞踊を展開するための動機と舞台を用意するための設定で、劇的な展開を期待すると作品の方向性を見失ってしまう。まずは演者の踊りそのものを鑑賞するのが、この作品の要点である。

歌舞伎舞踊の粋[編集]

四代目歌川国政画、『白拍子花子 市川團十郎』 。
 
明治14年4月東京市村座上演の『鎮西八郎英傑譚』から中幕『春色二人道成寺』を描いた役者絵。
 
『娘道成寺』は、舞に華麗さ、品格の高さが要求されるのみならず、1時間以上をほとんど一人で踊りきるので、芸の力と高度な技術に加え、相当の体力が必要となる。

歌舞伎舞踊の頂点をなす作品で、過去に多くの名優がこれをつとめてきた。初演以後は、三代目坂東三津五郎四代目中村芝翫、九代目市川團十郎、五代目中村歌右衛門、六代目尾上菊五郎、七代目坂東三津五郎、六代目中村歌右衛門、七代目尾上梅幸などの名優がつとめ、現在では七代目尾上菊五郎十八代目中村勘三郎四代目坂田藤十郎五代目坂東玉三郎が得意としている。

成駒屋では五代目中村歌右衛門がこれを当り役として以来、一門の歌右衛門芝翫福助の襲名披露興行で必ず出す演目となっている。

「劇聖」と呼ばれた九代目團十郎は、立役でありながら十代の頃は『娘道成寺』を毎日踊ることを日課としていた。後に本人は、この踊りには踊りの要素のすべてが入っており、所作の基礎訓練には格好の教材だったからだと述懐している。また、六代目菊五郎も『娘道成寺』で多く評価を得たが、本人はまだまだ不本意だという感が常にあったらしく、死去するさいの辞世の句「まだ足らぬ おどりおどりて あの世まで」の「おどり」は、この『娘道成寺』を指している。

(この項、「Wikipedia」より)

ザクロ(柘榴)。

ドクダミ。園内のいたるところに。

原産地が東アジアのドクダミ科の多年草。 独特な匂いでコンクリートの割れ目からも生えてくるくらい強く、抜いても抜いても生えてくると、雑草扱いされることも多い草花だが、化学薬品のなかった昔は民間治療薬としてゲンノショウコセンブリとともに日本の三大民間薬の1つとされる。どくだみ茶やハーブ野菜として利用されることもあり、このような需要のため商業的に栽培されている。また観賞用として栽培されることもあり、欧米でも東洋のハーブとして人気がある

 

ウメもに実がなって、紅冬至。

ぼけ(木瓜)にも。

             「東京スカイツリー」。

めっきり夏めいた百花園でした。明日は、急激に寒くなるとか。

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