おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

向島百花園。4月29日。すっかり初夏の。ばしょう(芭蕉)。しゃくやく(芍薬)。むさしのきすげ。たにうつぎ。ひつじぐさ。ゆきもちそう。・・・

2023-05-03 20:42:02 | 向島百花園

久々の「向島百花園」。

                       緑もめっきり濃くなって、初夏の雰囲気。

        

ばしょう(芭蕉)。

               なにわいばら。

孟宗竹。筍もあっという間に生長しています。

 

しゃくやく(芍薬)。

             

むさしのきすげ。

たにうつぎ。 

ひめうつぎ。                

たむけやま。

梅もしっかりと実をつけています。

こうとうじ(紅冬至)。

しろかが(白加賀)。

               

ぼだいじゅ(菩提樹)。

四阿から。

つがいのカルガモ。そのうち、ひな鳥が泳ぎ回る? 

あやめ。

ひし。

         ひつじぐさ。

ゆきもちそう。

しらいとそう。 

      ちょうじそう。

一瞬、夏空が広がる。

次回来るときには、もっと夏らしくなっていることでしょう。

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3月19日の続き。仙台屋。江戸彼岸。オオシマザクラ。寒緋桜。ふりそでやなぎ。三椏(みつまた)。さんしゅゆ。マラソン大会。・・・

2023-03-20 20:47:56 | 向島百花園

墨堤通りの桜もようやく咲き始めました。ヨウコウ(陽光)。

センダイヤ(仙台屋)。

エドヒガン(江戸彼岸)。

オオシマザクラ(大島桜)。

帰り道に「向島百花園」に寄ってみました。ここもめっきり春らしい装いに。

カンヒザクラ(寒緋桜)。

木瓜。

       

ふりそでやなぎ。

三椏(みつまた)。 

    

水面にてっぺんだけを映すスカイツリー。

  

やっと春めく園内。

          

さんしゅゆ。 

サンシュユ(山茱萸)ミズキ科ミズキ属の落葉小高木。中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつける。別名でハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる山茱萸(サンシュユ)は漢名(中国植物名)で、この音読みが和名の由来である。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎が山茱萸に対する呼び名として提唱したものである。秋になると枝一面にグミのような赤い実がつく様子から珊瑚に例えて、「アキサンゴ」の別名でも呼ばれる

(この項、「Wikipedia」より)

「えどひがん」の古木。

この木の上の方に、小さなまさに「小鳥」が何羽もとまって、花びらをついばんでいます。

中には大きな「小鳥」も()。

巣立ったばかりの小鳥? 肉眼では確認できますが、写真では判別不可能。残念!

 

帰り道、荒川の土手ではマラソン大会。

大勢のランナー。

近所の団地では桜の下でおいかけっこに夢中でした。

こうして久々の晴れ間を満喫しました。

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向島百花園。梅は散り始めて、残念。でも、雪割草。おおまつゆきそう。木瓜の花。カンヒザクラ。

2023-03-09 20:34:50 | 向島百花園

7日。快晴。向島百花園を久々に訪問しましたが、残念! 梅は、ほぼ散っていました。

            

松の菰外しの作業が進んでいました。

松の菰。「向島百花園」にて(2022・12)。

すっきりした松。

片付けの作業中。遠くに「スカイツリー」。

       

足もとにはフキノトウが花を咲かせています。

             

小さな「雪割草」が、

                

咲き始めた「おおまつゆきそう」。

            

ヒガンバナ科.の植物の1つ。和名はオオマツユキソウ、別名はスズランスイセン。英名は「 スノーフレーク」。

スイセンに似たすらりとした葉に、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせます。白い花弁の先端に緑色の斑点があり愛らしいです。秋に球根を植えつけると、2月上・中旬に葉が現れて生育し、3月中旬から1花茎に1~4個の花を咲かせます。その後、5月下旬には地上部が枯れて休眠に入ります。庭植えであれば、群植すると美しいです。

(NHK「みんなの趣味の園芸」HPより)

「ぼけ(木瓜)」。

              満開の白色と緋色の花。

          

奥に「かんひざくら」。

 

     

いよいよ春本番。

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向島百花園。春の陽気に誘われて。その2。芭蕉句碑。隅田川にも春の気配が。

2023-02-20 19:46:47 | 向島百花園

芭蕉の句碑。

     「こ(ん)にやくの さしみも些(すこ)し うめの花 はせを」。
 《仏前にコンニャクの刺身が少し供えられている。梅の花が咲いて春はもう近い。芭蕉》

春もやゝ けしきとゝのふ 月と梅」。


スカイツリー。園内も春らしく。

                

水緩む季節に。

            

足もとには鉢植えの梅の古木。

カリン。

隅田川にも行ってみました。

                

 

ユキヤナギ。小さな花と綿毛。

紅千鳥。

        

  

滝廉太郎「花」碑。

春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かい)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき

見ずやあけぼの 露(つゆ)浴びて
われにもの言ふ 桜木(さくらぎ)を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳(あおやぎ)を

錦おりなす 長堤(ちょうてい)に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき

隅田川。

                 珍しく船の姿がありません。それにユリカモメの姿も。

それでも、土手脇に菜の花が満開。

墨田区側の隅田公園内の池が大規模改修中。それで水鳥たちも姿を消したのでしょうか?

工事用のコードが架けられて。

    

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向島百花園。春の陽気に誘われて。紅千鳥。鴛鴦。白加賀。・・・

2023-02-18 21:01:48 | 向島百花園

3年ぶりの「梅まつり」。少し時期が早かったせいか、「しろかが」などは、今ひとつ咲きが遅い感じでした。

         瓢箪は自家製?    

     

             白加賀(しろかが)。

鴛鴦(えんおう)。

               それでも訪問客が次々と。

          紅千鳥。

           何年か前、この梅の木にたくさんのメジロが来ていました。

                 

       花香美。

足もとには、フキノトウ。

                

        

福寿草。

             

ふよう。

          とうばい。

      かごしまこう。

            

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三寒四温。フキノトウ。木瓜(ぼけ)。福寿草。節分草。雪割草。・・・

2023-02-08 21:01:29 | 向島百花園

春の兆しをちょっと感じた昨日。

木瓜(ぼけ)。

         

『三寒四温』という言葉、耳にしたことがある方が多いのではないのでしょうか?
春先のイメージが強い気もしますが、実は元々冬の気候を示す言葉なのです。

もとは中国の冬の気候

三寒四温とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。

もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。

日本では春先の天候を示すことが多い

box1春先の天気のイメージ。
 
日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。

その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

このため、日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。
(この項、「」HPより)
 
「向島百花園」。下草を刈った跡から、小さな春の花や芽が顔を出していました。
 
フキノトウ。
 
             
 
 
福寿草(ふくじゅそう)。
 
              
 
黄色い可憐な花。
 

典型的なスプリング・エフェメラルであり、春を告げる花の代表である。そのため、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味があり、縁起物の植物として古くから栽培されてきた。江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、フクジュソウとミチノクフクジュソウをかけ合わせた「福寿海」をはじめ、緋色や緑色の花をつけるものなど多数の品種がある。

正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売される。ただし、フクジュソウは根がよく発達しているため、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えようとすると根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまう。翌年も花を咲かせるためには、不格好でもなるべく大きく深い鉢に植えられたフクジュソウを購入する。露地植えでもよく育つ。

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。(「Wikipedia」より)

ただし、毒草。

フクジュソウは全草が有毒で、その毒成分は強心配糖体のシマリンとアドニンで、飲食すると嘔吐、呼吸困難になり心不全に至る危険性があります。 薬用としての利用は禁物です。(「」HPより)

 
節分草(せつぶんそう)。
 
早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからこの名があるが、屋外での開花は節分より遅い。現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。
 
       雪割草(ゆきわりそう)。
 
              早春に開花。雪の残っているころに 雪を割るようにして咲き出すのが名の由来。
 
園内の梅もそろそろ咲き始めました。
 
「八重寒紅」。
 
           藤牡丹枝垂れ。
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「向島百花園」。冬牡丹・「長恨歌」。冬至梅・唐梅。八重・一重寒紅。まゆみ(檀)。さるすべり(百日紅)。・・・、そしてユリカモメ。

2023-01-22 20:14:10 | 向島百花園

「向島百花園」。

入口に紅白の冬牡丹。

牡丹: 別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数。

原産地は中国西北部を観賞するために栽培されている。・・・。元は薬用として利用されていたが、盛期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになった。たとえば、『松窓雑録』によれば、玄宗の頃に初めて牡丹が愛でられるようになったものの、当時は「木芍薬」と呼ばれていたと記載される。また、煬帝や初唐の則天武后が牡丹を愛でたという故事がある。ただし郭紹林はこれらの故事を慎重に検討し、虚構であると結論づけている。 代以降、1929年までは中国の国花であったとされることもあるが、清政府が公的に制定した記録はみられない。

(この項、「Wikipedia」より)

冬牡丹。 

唐の詩人・白居易(白楽天)「長恨歌」の一節。

唐の皇帝玄宗が楊貴妃の色香に迷い、政務を疎かにしたため、安禄山の乱が起こり、都落ちするはめに。楊貴妃を死に追いやった後、乱が治まり、再び都に戻ってくる・・・。

楊貴妃の美貌を「牡丹」に喩えている。

漢皇色を重んじて傾国けいこくを思ふ ぎょ多年求むれども得ず

楊家ようかむすめ有り初めて長成し 養はれて深閨しんけいに在り人未だらず

天生の麗質自ら棄て難く 一朝選ばれて君王のかたわらに在り

ひとみめぐらして一笑すれば百媚ひゃくび生じ 六宮りくきゅう粉黛ふんたい顔色がんしょく無し

春寒うしてよくを賜ふ華清かせい 温泉水滑らかにして凝脂ぎょうしを洗ふ

侍児しじたすけ起こせばきょうとして力無し 始めて是れ新たに恩沢おんたくくる時

雲鬢花顔金歩揺うんびんかがんきんぽよう 芙蓉のとばり暖かにして春宵しゅんしょうわた

・・・

馬嵬坡下ばかいはか泥土でいどうち 玉顔を見ずむなしく死せるところ

君臣あいかえりみてことごところもうるほす 東のかた都門を望み馬にまかせて帰る

帰り来たれば池苑ちえん皆旧にる 太液たいえきの芙蓉未央びおうの柳

芙蓉は面のごとく柳は眉のごとし 此に対して如何いかんぞ涙の垂れざらん

・・・

昔から美しい女性のことを「立てば芍薬 座れば牡丹  歩く姿は百合の花」と表現しますが、芍薬も牡丹も同じボタン科。牡丹が花の王、「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれるそうです。

芍薬。(「Wikipedia」より)

梅二枝。

             

古木にはやっと蕾らしきものが。

冬至梅。

唐梅。 

八重寒紅(やえかんこう)。

他にも。まゆみ。

・昔、この木で弓を作ったので 、「真弓」の名になった。真弓の樹質は硬いが、柔軟性がある。

・ピンク色の実が割れてオレンジ色の種子が出てくる。この様子がとても美しい。

・「檀」とも書く。

・材で、こけしや将棋の駒をつくる。

・春、この若葉を 菜飯(なめし)として食べるとおいしいらしい。

・「白檀弓(しらまゆみ) いま春山に 行く雲の 逝きや別れむ 恋しきものを」(万葉集)

・「天の原 ふりさけ見れば 白真弓 張りてかけたり 夜道はよけむ」(同)

・「南淵(みなぶち)の 細川山に 立つ壇(まゆみ) 弓束(ゆづか)纏(ま)くまで 人に知らえじ」 (同)

・「み薦(すず)刈る 信濃の真弓 わが引かば 貴人(うまひと)さびて いなと言はむかも」(同)

・「しらまゆみ 磯辺の山の 松の葉の 常磐にものを 思ふころかな」(金槐和歌集 源実朝)

(この項「」HPより)

足もとには、

「春の七草」。

スカイツリー。 

門前に紅白の梅の木。

しろかが。 ひとえかんこう。

児童公園の百日紅。

今年は、久々(3年ぶり? )に「梅まつり」が開催されるようです。職人さん達の丹誠込めた梅の花が見ものです。

ところで、隅田公園のユリカモメはどうしているか? 

ところが、隅田公園の池が工事中。隅田川にも、

ほとんどいません。

                餌場を求めて移動したのでしょうか?

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向島百花園。献上七草籠・子規縁の七草籠。そして、桜橋。ユリカモメ。

2023-01-04 20:35:49 | 向島百花園

1月4日。晴れ。穏やかな日より。

今年最初の向島百花園。三々五々連れ立っての人々。

      

        それぞれの 歩調の一歩 初明り

          令和5年。「癸卯(みずのと う)」の年。

献上七草籠。

       

           正岡子規ゆかりの七草籠

こちらの七草籠は正岡子規著の「墨汁一滴」に書かれた、伊藤左千夫が正岡子規に届けた七草籠を基に作成したものです。病床の子規のために、「ほとけのざ」の名前は縁起が悪いため「かめのざ」に変えた木札を立て、赤いカブを仕立てた七草籠を贈りました。 

あら玉の 年のはじめの 七くさを 籠に植ゑて来し 病めるわがため

       

           

スカイツリー。

元旦。孫達は、最上階の展望台まで上がった、とか。

今年は、「梅祭り」も開催できそうな。

隅田川に架かる「桜橋」へ。

            台東区側の「桜橋船着場」にユリカモメの群れ。

           鳩も一緒に。

オオバン? 川面に。

スカイツリー。 

両国橋花火の賑わい。

                 テラスには、隅田川の浮世絵がいくつか。   

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向島百花園。冬模様の。曇り空の下。

2022-12-19 20:54:20 | 向島百花園

今朝、東京も初氷。そんな悠長な状態ではない、新潟地方。

ものすごい大荒れ、大雪で大変な状況が続いているようです。

向島百花園は、薄曇り。冬支度の松とスカイツリー。

12月17日(土)の午後。

    左から、「春日」 「宿一本」 「星月夜」 「雲雀の夜」。

「雲雀の床」。

「遠見の桜」。

「嵯峨の光」(嵯峨)。

「肥後菊」。

      

           

かんつばき。

       

             冬模様の向こうにスカイツリー。

そして12月18日。快晴の下、富士山。                               

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向島百花園。アンズとソウタ。

2022-12-02 20:42:35 | 向島百花園

急に寒くなってきました。12月に入っていよいよ冬到来? それでも平年よりは暖かいらしい。

ブログを「おやじのつぶやき2」に移してから、めっきり訪問客も減って、寂しい限りです。すでに冬枯れの状態。

できたら「おやじのつぶやき2」(https://blog.goo.ne.jp/12240106-2)にも訪問して下さい。

お待ちしております。

              

   

アンズとソウタも待っています。

               

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向島百花園。その2。からたち。みつばあけび。もっこく。かりん。ふよう。ひめがま。いちょう。・・・

2022-10-16 20:07:09 | 向島百花園

                   からたち。黄色い実がなっています。

からたちの花北原白秋作詞、山田耕筰

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとほる道だよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかつたよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

みつばあけびの実。

           

アケビとともに秋の味覚として親しまれてきたつる性の植物で、3枚の小葉があることからミツバアケビとよばれる。新芽と果実は食用とされる。つるは弾力があり丈夫でしなやかであることから、かごなどの民芸品になる。籠編みの材として最高品といわれ、多くの生活用具に利用される。

もっこく(木斛)。別名でイイクともよばれる。「江戸五木」の一つ。モチノキやマツ、モクセイと並び「庭木の王」と称される。

※「江戸五木」モッコク、アカマツ、イトヒバ(サワラの変種。)カヤイヌマキ

直径10 - 15mm の球形で卵状球形の果実が実り、秋(10 - 11月)になると熟す。果実が熟すと厚い果皮が不規則に裂けて、橙赤色の種子を露出する。この種子は鳥によって食べられて親木から離れたところまで運ばれると考えられている。また、この種子は樹上で赤く目立つため、アカミノキの別名がある。

ざくろの実。

かりん。

              

ふよう(芙蓉)。

         

ひめがま。

いちょう。

      1945年3月10日・東京大空襲の惨禍の中で、生き残った木。

スカイツリー。

のぎく。

はぎ。

せんにんそう。

別名が「ウマクワズ(馬食わず)」。有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味する。茎や葉の汁は皮膚炎の原因となる。

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向島百花園。久々の晴れ間。ふくろくじゅうり、かりん。とらのおすずかけ。せんぶり。しもばしら。・・・

2022-10-15 19:51:45 | 向島百花園

                     桔梗。

かしわばはぐま。柏葉羽(白)熊。

わが国本州から四国九州分布してます。山地木陰生え、高さは3070センチになりますは分せず、卵状長楕円形で縁に粗い鋸歯があり、中部集まってつきます9月から11月ごろ、の上部に白色頭花咲かせます。頭花10個ほどの筒状花からなり花冠先端が5裂して反り返ます。

※「ハグマ」はウシ科の動物であるヤクのシッポの毛でできた羽熊(白熊)のことで、兜や僧侶の持つ払子(ほっす)の装飾に使われたものだが、の形がこれに似ることに

ぐずついた天気が続く、東京地方。曳舟図書館に行くついでに、向島百花園へ立ち寄りました。

10月15日(土)。曇り時々晴れ。けっこう大勢の方が見えていました。

    

    左からふくろくじゅうり(二つ)   ゆうがお   かりん 右に(ちょっとだけ)もうせんごけ。

ほととぎす。

とらのおすずかけ。

低地の雑木林の林縁のやや明るいところにはえる多年草。茎は斜上して長さ70-150cm,無毛。葉は互生,卵形または長楕円状卵形,先は短くとがり,基部は円形で長さ2-7㎝の柄があり,縁に3角状のとがった鋸歯があり,長さ6-11㎝,幅3-5㎝,無毛,裏面ふつう紫色を帯びる。花期は9-10月。葉腋に短い円錐形の花序をだし密に花をつける。花冠は紅紫色,長さ5mm,先は1/3ほどまで4裂する。雄蕊2本は花外に長くとび出す。朔果は卵形,長さ3㎜。
2015年に県内で発見。全国的に分布が少なく貴重である。(「WeB版鳥取県植物誌」HPより)

せんぶり、かんぼく。

せんぶり

センブリは日本各地に自生する民間薬の代表格ともいうべき植物です。実物を知らない人でも、その名前を聞けば、すぐに「苦い」という連想が浮かぶほどです。

日本特産のセンブリですが、初めは、のみやしらみ用の殺虫剤として使われていました。
江戸時代の終わり頃から苦味健胃薬として認められ、医薬品の列に加えられました。

生薬としては、秋によく開花した全草を日干しにして、粉末にしたものを用います。
食欲のないときには食前30分ぐらいに、その他のときには食後に服用します。苦味が口中に残りますが、これが舌先を刺激して、反射的に胃の働きを活発にします。(「全薬工業株式会社」HPより)

※「げんのしょうこ」「どくだみ」と並ぶ日本の三大民間薬の一つ。

ふじばかま。

乾燥させると、桜餅のような優しい香りを発します。古代、高貴な女性たちはフジバカマを浸した湯で体を拭いたり枕にしのばせたりしたといいます。

『源氏物語』の第30帖に「藤袴」という巻があり、夕顔が玉鬘に藤袴を差し出して「おなじ野の露にやつるゝ藤袴あはれはかけよかことばかりも(私はあなたと同じ野で露に濡れて萎れる藤袴のようです。かりそめでもいいですから、あわれと声をかけて下さい)」と詠みかける。

「むらさきのふぢばかまをば見よと言ふ二人泣きたきここち覚えて ・・・」(与謝野晶子『源氏物語』訳)

「とけいそう」に黄色い実がなっている。

ふうせんかずらの実。

しもばしら。

この名前からは花の姿が霜柱に見えるからだと思ってしまいますが、そうではなく、枯れた茎の根元に霜柱が出来るのが理由だそうです。

(「」HPより)

 

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向島百花園。ハギのトンネル。秋の七草。「お好きな服は」。もっこく。侘助。彼岸花。・・・

2022-09-19 19:48:38 | 向島百花園

秋の七草。

       萩、女郎花、藤袴、薄、桔梗、・・・

     ききょう。

ふじばかま。

すすき。 

                    

「お好きな服は(おすきなふくは)」。秋の七草の覚え方。

おみなえし、すすき、ききょう、なでしこ、ふじばかま、くず、はぎ。

園内の至る所に萩の花が咲きそろう。

     

            

萩のトンネル。

            

             

白い花の萩。

            

スカイツリー。

秋めく園内。

もっこく。

侘助。

ツバキの一種。小形で赤い一重の花が、八分ほど開いてぽとりと落ちる。茶人に好まれ、茶道の茶室に飾る、「茶花」の代表的な存在。

じんじゃー。

ジンジャー」は 「生姜(しょうが)」の英名。 白い百合(ゆり)のような色の 花の様子から 「ジンジャーリリー」と呼ばれ、 しだいに「ジンジャー」に 短縮された。

彼岸花=曼珠沙華が。

             

日本列島では水田の畦や墓地に多く見られ、人為的に植えられたと考えられている。その目的は、畦の場合はネズミモグラなど、水田に穴を作り水漏れを起こさせるなど、水田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ようにするためとされる。墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって荒されるのを防ぐためとされる。モグラは肉食のためヒガンバナとは無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まないために、この草の近くにはモグラが来ないともいう。(「Wikipedia」より)

※彼岸花の別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。サンスクリット語ではmanjusakaと書く。

赤い花なら曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に雨が降る
濡れて泣いてる じゃがたらお春
未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る(「長崎物語」)

年寄りには、上の歌詞が印象的ですが、山口百恵の「曼珠沙華(マンジュシャカ)」(作詞:阿木燿子,作曲:宇崎竜童)の方が、なじみ深い人も。

                

とさかけいとう。

向島百花園には、いつ来ても新たな発見があります。

鷺流狂言師 矢田蕙哉(けいさい)翁句碑。

      花暮れぬ 我も帰りを 急(いそご)うずる

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向島百花園。ハギ。その前に、「変化朝顔」展示会。寺島なす。おとこえし。・・・

2022-09-18 21:00:57 | 向島百花園

                 

9月17日(土)。晴れ。

台風の来る前、百花園に出かけました。ハギが満開。他の秋の七草も咲きそろう時期。訪れる人もたくさんな昼下がり。

園内には、「変化朝顔」の展示。

向島百花園では江戸時代から続く園芸文化の保存と伝承のため、農産高等学校と協力して変化朝顔を展示しています。江戸っ子に親しまれた、珍花奇景色な変化朝顔の世界をお楽しみください。

協力:東京都立農産高等学校園芸デザイン科 園芸部    

         

夏の朝を彩るアサガオは,多くの日本人にとって非常に親しみのある植物だ。だが,普段見慣れた大輪の丸い花以外にも,さまざまな姿のアサガオがあることをご存じだろうか。ここで紹介する写真や絵のほとんどは,アサガオ(学名:Ipomoeanil または Pharbitis nil)という1つの種から突然変異によって生まれたものだ。とても同じ種とは思えないくらい,葉や花の形は変化に富んでいる。

このようなアサガオの突然変異体は,「変化アサガオ」あるいは「変わり咲きアサガオ」と呼ばれる。変化アサガオは江戸時代後期(18世紀中頃中頃)に出現し,昭和初期まで熱狂的なマニアによって栽培され,現在まで保存されている。

アサガオは日本独自の発達を遂げた園芸植物だが,日本には自生していない。今から1200年ほど前の奈良時代に,中国から薬草(下剤)として渡来したと伝えられる。最初に伝えられたアサガオは,青一色の丸い花だった。やがて,観賞用としても人気が高まり,全国に広がったと考えられる。

江戸時代の後期に多様な変化アサガオが生まれた背景には,動く遺伝子「トランスポゾン」の働きがある。トランスポゾンが突如活動を始め,アサガオの色や形を支配する遺伝子を片っ端から壊していったのだろう。こうした劣性突然変異は通常,すぐには表現型として出てこない。しかし,アサガオは自殖性(自家受粉する性質)が強い植物なので,短期間のうちに突然変異遺伝子が相同染色体の両方に現れ,その結果,変わった花色や形のアサガオが生まれて来たと考えられる。

著者 仁田坂英二(にたさか・えいじ)

 九州大学大学院理学研究院生物科学部門分子集団遺伝学研究室助手。理学博士。 1962年大分県生まれ。1990年,九州大学医学系大学院分子生命科学を修了後,日本学術振興会研究員を経て,1991年からハーバード大博士研究員。1993年から現職。1997年から2000年にかけて,科学技術振興事業団,さきがけ研究21(形とはたらき領域)の研究員を併任。ショウジョウバエの遺伝学的研究を経て,現在は子どものころからの趣味でもある変化アサガオの研究に取り組んでいる。

(この項、「」HPより)

ちょっと時期が遅かった! 残念! それでもまだ咲いている変化朝顔も。 

 

   

             

大輪の朝顔。

他にも、「寺島なす」。

「おみなえし(女郎花)」ならぬ「おとこえし(男郎花)」。

オミナエシ科の多年草。オミナエシに姿形は似ているが、花の色は白く、姿は遙かに逞しい。(「WIkipedia」より)

こちらが「おみなえし」。

「みずねこのお」。水生植物。

 

             「ごきづる」。

つる性1年草
北海道〜九州の水辺に生える。葉は長さ5〜10cm、幅2.5〜7cmの三角状披針形で、先端は尖る。葉腋から花序をだし、小さな黄緑色の花をつける。雌雄同株。花序の上部に雄花が総状につき、基部に雌花が1個つく。花は5全裂し、裂片は細長い。萼も同じ形なので、花びらが10個あるように見える。雄花の中心部には5個の雄しべがある。雌花は雌しべのまわりには退化した雄しべがある。果実は長さ約1.5cmの蓋果(がいか)で、熟すと横に割れる。なかには黒褐色の種子が縦に2個並んでいる。花期は8〜11月。

(この項、「 松江の花図鑑」HPより)

※和名は果実を「ふた」付きのおわんにみたて、合器ツルと呼んだからであるという。

「さんざし」。

庭木盆栽として、花や果実が鑑賞されている実生挿し木取り木などで繁殖できる。樹勢は強健で、寒地にも耐えるため栽培しやすい熟すると赤くなる果実生薬になり、山査子(さんざし)とよばれる果実酒ドライフルーツなどの用途がある。

サンザシや近縁のオオミサンザシC. pinnatifida)の干した果実は、生薬名で山査子/山楂子(さんざし)といい、健胃、整腸、消化吸収を助ける作用があると考えられている。秋(9 - 10月ころ)に完熟前の果実を採取して核を取り除き、天日で乾燥して作られる漢方としては高血圧健胃効果があるとされ、加味平胃散(かみへいいさん)、啓脾湯(けいひとう)などの漢方方剤に使われる民間では、食べ過ぎでも油ものや肉を消化してくれる薬草として用いられ健胃消化、軽い下痢に、山査子1日量5 - 8グラム200 - 600 ccでとろ火で半量に煎じ、1日に食間3回、温かいうちに服用する用法が知られている二日酔い食あたりに同様の煎じ汁を飲むのもよいと言われている。(「Wikipedia」より)

 

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向島百花園。大暑の日の。風鈴。ムラサキゴテン(紫御殿)。おにゆり。とけいそう。ほおずき。へちま。正岡子規。夕顔。

2022-07-24 20:15:59 | 向島百花園

                 涼しげな四阿。

                            

               風鈴の音が暑さを和らげてくれます。                                                                                                                                                                                                                                                            

                                                     

さて、

昨日、「大暑」にちなむ「オシロイバナ」を探しに向島百花園へ。道すがらも含め、夏の花を見かけました。その報告。

「向島百花園」に向かう途中、水戸街道沿いに植えられたツツジの中に見つけた、鮮やかな紫色の花は?

                 

           小さなピンクの花が咲いています。

「百花園」の職人さんに早速お聞きしました。「ムラサキゴテン」というそうです。

          ツユクサ科の園芸植物だそうです。

メキシコに分布する常緑性多年草でツユクサの仲間です。葉をはじめ茎や萼(がく)に至るまで全身紫色に染まる姿が神秘的できれいです。葉は厚みがあり多肉質で、乾燥に強い。葉の表面には白っぽい色をした細かいうぶげのようなものがたくさん生えており、光の当たる角度によって葉色が変化して見えます。特徴的な葉色を活かして寄せ植えや花壇に利用されます。丈夫でよく育つので、街角や住宅街の片隅で放任状態で半野生化したものもよく見かけます。

その印象的な草姿で観葉植物や多肉植物として扱われることが多いですが、夏~秋に咲く花もきれいです。色はピンクですが、白っぽいものもあり多少、色幅が見られます。朝に咲いて、その日の昼までにしぼんでしまう短命な花ですが、最盛期には毎日、次々と咲かせてくれます。

主に栽培されているのは、濃いピンクの花を咲かせる園芸品種‘パープルハート’で、この品種を指してムラサキゴテンというのが一般的です。日本には1955年に渡来しました。元となった野生種はあまり栽培されていません。旧属名のセトクレアセアの名前で呼ばれることもあります。

(この項、「」HPより)

おにゆり。

           クロアゲハが蜜を吸いに。

とけいそう。けっこう開花期が長そうです。

水面には、ミズスマシの波紋。

ほおずき。

うすべにたちあおい。

お菓子のマシュマロはウスベニタチアオイの根から取れるデンプンを利用して作られていた。現在のマシュマロは普通、卵白やゼラチンや砂糖で作られる。若葉、花はハーブティに利用でき、のどの痛みを緩和するといわれている。

(この項、「Wikipedia」より)

               

せんのう。

瓢箪。てっぺんに花が。

その隣には、へちま(糸瓜)。

巨大な実がぶら下がっています。夕顔。

「糸瓜忌」は、明治35年(1902)9月19日、35歳で亡くなった、俳人・正岡子規の命日。

※「獺祭忌」ともいいますが。

絶筆の3句に、へちまが詠み込まれています。

糸瓜咲て痰のつまりし仏かな

痰一斗糸瓜の水も間に合わず

をとヽひのへちまの水も取らざりき

・・・

門前の鉢植え。朝顔。

「百花園」は、来る度に新たな花々、気がつかなかった小さな草木に気づかせてくれます。

職人さんやボランティアの方々も熱心に解説してくれます。

下町の小さなオアシスです。

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