おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

31 アサヒビール吾妻橋工場、フラムドール

2009-04-19 21:06:59 | つぶやき

 本所吾妻橋。橋のたもと。「フラムドール」。通称「う○こ」。屋上に金色に輝く。本当は、炎をイメージしたらしいですが、今や特異な形で、世界に知れわたっているとか。そういえば、建物全体が窓もなく黒く、聖火台のように見えなくもありません。
 かつてここには、アサヒビールの工場がありました。そして、通りに面して、ビアホールがあり、工場から直に出してくれるおいしい生ビールが飲めました。
 けっこう人が入れる大きなフロアが二階にあって、どういういきさつだったか、貸し切りでやった、友人の結婚披露宴に出席したこともありました。当時、近所にはしゃれたホテルもなく〈「浅草ビューホテル」(浅草国際通り・浅草国際劇場跡)なんかずっと後に出来ました〉、こういうところが、安上がりで重宝されていたのです。
 その後、工場はなくなり、かなり広い敷地が売却されました。その後に、しゃれた建物と大きなマンションが出来ました。「フラムドール」の4階にだか、ワンフロアの多目的ホールも作られ、演劇などに利用されています。中は、船の中にいるような雰囲気で、おもしろい内部構造の店です。
 また、その隣には、アサヒビールの本社の高層ビルがあります。このビルも全体が金色の色調で、屋上は、ビールの泡をモチーフにしてあるという、ビールジョッキのイメージをもつ、実に変わった建物です。
 その北側には、墨田区役所の高層ビルがあります。区役所の最寄りの駅は、墨田区内では、「本所吾妻橋」駅ですが、たぶん一番近いのは、台東区にある「浅草」駅、という変わった場所にあります。ここの1階には、小ホールが今もあるはずです。
 写真は、闇の中に浮かび上がる金色の「う○こ」型モニュメント。

〔宣伝文句〕
「スーパードライホール」は、フランス人デザイナー、フィリップ・スタルクによるもの。「炎」のオブジェは躍進するアサヒビールの心の象徴です。こちらは1階~3階がレストラン、4階はイベントホール「アサヒ・アートスクエア」となっています。
また敷地内には、ビアカフェ、ブラッセリー、メインダイニング、バーラウンジの異なる4つの店舗からなるアサヒビール アネックスも併設しています。こちらでは全店で、アネックスビルの2F/3Fにて仕込・醸造されたハンドクラフトビールの「ヴァイツェン」や「スタウトビール・DST」をお楽しみいただけます。
                                   
 ちなみに、アサヒビールが売りに出してその後、本社ビルを建てるために買い戻した時には、売ったときの何倍ものお金がかかったそうです。まさにバブルの時代であったわけです。

1970年代のようす。アサヒビールの工場。

2010年代のようす。この一画以外はあまり変わらず。

コメント (1)
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