おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

立冬。11月7日(木)。東京地方・本格的な冬の訪れはいつ? 木枯らし1号。山茶花(さざんか)。水仙。お茶の花。七五三。

2024-11-07 21:00:17 | 二十四節気

以下の写真は、昨日・今日の様子ではありません。せめて写真で冬入りを感じさせましょうか。

隅田公園にて。

※墨田区側の「隅田公園」は、改修工事のため、立入禁止区域がある。

こんなふうに色づくのはいつになることでしょうか?

今日は「立冬」。「霜降」から数えて15日目頃。 

※ちなみに立冬の11月7日は、語呂合わせで「11(いい)7(な)べ=いい鍋の日」に制定されています。明日は、「11(いい)8(歯)の日」。また、ボジョレーヌーボー解禁日は毎年11月の第三木曜日と決められており、2024年は11月21日。

立冬とは、冬の始まりのこと。

立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬は、春夏秋冬の最初となります。この4つの日を「四立(しりゅう)」といいます。その四立の前日が「節分」。季節を分けるという意味。

朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。木々の葉が落ち、木枯らし1号や初雪の便りも届き始める。初雪の知らせが聞こえてきます。真冬の寒さに備えて、暖房・こたつなどの準備を始める時期。

この日から立春の前日までが暦の上では「冬」。

「暦の上では冬となりました」というように、まさに「暦の上」。

今年の暑さは尋常ではありません。つい最近まで、日中、まだ半袖のときもありました。去年の11月には百年ぶりの夏日を記録しました!

以前なら10月末にはカーペットを敷き始めていましたが、今年はまだまだ先? 

と思っていた東京地方。

今朝は、一番の寒い朝でした。昼間も一点の雲もない、すっきりした青空が広がりました。立冬らしく寒さ。

「木枯らし1号」も吹きました。自転車では寒い! 寒い! 

秋を通り越して、いきなり冬へ。各地で初雪の便りが届いています。札幌では、すっかり雪化粧の町並みに。

6日に静岡県側から富士山の初冠雪を目視した、とのこと。しかし、甲府気象台から目視できず「初冠雪」の発表にはならず、立冬の日の今朝になりました。130年という観測史上、もっとも遅い記録だそうです。

「木枯らし1号」

  • 木枯らしや竹に隠れてしづまりぬ (松尾芭蕉)
  • 木枯や鐘に小石を吹きあてる (与謝蕪村)
  • 凩にしつかりふさぐ蠣の蓋 (正岡子規 )
  • 海に出て木枯帰るところなし (山口誓子)
  • 木枯らしや目刺にのこる海の色 (芥川龍之介)
  • 凩の上に物なき月夜哉 (夏目漱石)
  • 木枯らしやひろ野を走る雲のかげ (森鴎外)

(「」HPより)

しかし、このまま冬になることはないらしい。またしばらく暖かい日が続くようです。

さて、七十二侯では、

・初侯 11月7日〜11月11日頃

山茶始開 つばきはじめてひらく

よみは「つばき」ですが、山茶花(さざんか)が咲き始める頃。冬枯れの景色の中で、大輪の山茶花の花はよりいっそう目立ち、綺麗に咲きほこります。

「利根川」にて。

・次侯 11月12日〜11月16日頃

地始凍 ちはじめてこおる

冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜も冷え込みがいっそう厳しくなる。北海道などでは地面に雪が降り積もってきます。

関東地方でも山では降雪に。

・末侯 11月17日〜11月21日頃

金盞香 きんせんかさく

水仙の花が咲きはじめる頃。水仙は上品な香りと、育てやすさから人気のある花。

向島百花園にて。

果物

林檎(りんご)

身体に良いフルーツの代表である林檎。毎日食べることで、自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消に効果的な果物です。美肌効果もあるので、体内から美しさを維持してくれます。

※ご近所からリンゴを頂きました。軽井沢産。今年は暑さが続いたせいか、小ぶりなものが多い、とのことです。

野菜

蓮根(れんこん)

穴があき、先が見え見通しが良いことから縁起の良い食べ物とされています。今年の夏は高温の晴れの日が多かったため、美味しい蓮根がたくさんできると期待されています。

牡蠣(かき)

牡蠣は貧血の改善に効果がある食材の中で、最も理想的な食べ物です。新鮮な生牡蠣は美味しいですが、貧血には火を通した温かい牡蠣のほうが効果があります。

※「牡蠣アレルギー」の小生は食べたくても食べられない。昔は平気でしたが、あるとき生牡蠣に当たってしまい、下痢などで大変な状態に。それ以来、牡蠣はまったくダメになりました。

茶の花

名前の通り、お茶の木に咲く花である茶の花。椿にそっくりな小ぶりな花で、実も椿の実とそっくりです。更に、成分も椿と似ているため、椿油と同じく化粧品などで使われることもあるようです。

お茶の花。狭山丘陵にて。

花は10-12月初旬頃に咲き、初冬の季語となっています。ツバキの花に似ていますが、花弁が包み込むように丸く開いています。常緑樹であるお茶の木の、葉の下の方に白い花が咲いています。

行事

七五三

11月15日は七五三です。数えの歳で、男の子は3歳5歳、女の子は3歳7歳の時に、各地の神社へお参りへいきます。千歳飴は親が子どもの長寿を願っていることから、長くなりました。

※孫達も、「七五三」は数年前に終えています。

次は「小雪」 11月22日(金)。

(この項、「暦生活」HPなど参照)

※掲載写真の撮影年、時期は異なります。            

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