今度は、左の方の源流をたどっていきます。
・・・生息地へ流れ込む生活排水は約千五百世帯分で、日量約千立方メートルだ。その生活排水を県と民間養鱒場から放流する日量約二万立方メートルのきれいな水で希釈しているのが現状なのだ。水質測定結果から、生活排水による汚濁の進行が明らかとなり、稚魚や餌となる甲殻類への影響が懸念されている。このままでは近い将来、絶滅のおそれもある。絶滅させないためには、この区域に最低三kmは生活排水を流入させない対策が急務である。京都府と兵庫県の一部に生息し絶滅したミナミトミヨの二の舞になることは、是が非でも防がなくてはならない。世界で唯一熊谷市にしか生息していない希少種ムサシトミヨを守れるとすれば、それは、流域住民の意志と行政の決断にかかっている。
(この項、「埼玉新聞」より)この記事のうち「民間養鱒場」とは、この「竹内養鱒場」のようです。
バス停「ムサシトミヨ保護センター入口」。
「ムサシトミヨ保護センター」。
「ユネスコ未来遺産記念」。
「解説板」。
上流・起点方向。
「埼玉県農林総合研究センター熊谷試験地」。
荒川方向。
大きな水音が聞こえてきます。元荒川の起点という標識が見あたりません。
一応、この付近が起点ということに。
これで、「元荒川」歩きは完結!
万平公園を抜けて、熊谷駅へ。
高崎線「熊谷駅」。「中原街道
次回からは、「中原街道」を歩こうかな、と思っています。