昨年、白駒の池を訪れたのですが、静かなたたずまいがよかったので、今年も同地を訪れたいと考え、周回コースで、にゅう(標高 2,352m)に登ることにしました。「にゅう」は、あまり知られていませんが、白駒池から近いので、ファミリーで往復することもでき、山頂からは天気が良ければ富士山も望める山です。
大きな岩があるところもありましたが、道迷いや急なところのない初心者向けコースで、苔に覆われた涼しげな森の中をゆっくりと歩くことができました。高見石、中山展望台と「にゅう」の山頂からは展望がききますが、雲がかかり遠くの山は見えませんでした。歩行時間は、白駒池駐車場からの周回で4時間50分でした。
【行 程】
(登山口まで) 長野市自宅発 5:00(上信越道、中部横断道経由、途中買物)~6:50 白駒池駐車場 (有料 500円)
(登山往路) 白駒池駐車場 7:12~7:20 白駒池分岐 ~7:46 丸山分岐~7:59 丸山山頂 8:10~8:28 高見石 8:45~9:45 中山展望台 9:48~10:54 にゅう 11:40(昼食休憩)
(登山復路) にゅう発 11:40~12:51 白駒池(白駒山荘前)12:52~13:03 白駒池駐車場
(帰路・温泉) 白駒池駐車場 13:10~13:50 石遊の湯 14:30~ 15:30 安曇野市自宅(中央道経由)
(白駒の池~丸山山頂~高見石~中山展望台)
駐車場から道路を渡り、白駒の池入口からスタートしました。
すぐ北八ヶ岳特有の苔の森が広がります。
白駒池手前に分岐があり、右に折れて丸山を目指します。
傾斜は緩やかですが、岩に躓かないようにゆっくりと歩きました。
途中には、苔などを解説した案内板があります。
見事な苔の森にしばし見とれました。
登山道の突き当たりを右に折れて丸山の山頂を目指します。
丸山山頂は展望を得ることができません。ここを過ぎて下りていくと、麦草峠です。そちらから上ってきた二人が休憩中で、しばし山の話で盛り上がりました。
丸山(2,329m)頂上の表示
上ってきた道を下りていきます。
さきほどの標示を、丸山から直進して高見石へ向かいます。
高見石への道は歩きやすいです。
高見石小屋の前に出ます。この小屋の右手から高見石へ上りますが、すぐです。
高見石は人気スポットだけに、多くの人が集まります。
右に見える岩が一番高いところ。それを入れて白駒の池を撮りました。天候が今一つで、ぼけています。
白駒の池方面です。
直下に高見石小屋が見えます。
多分、見える山は丸山だと思います。
高見石から下りて、小屋の手前から中山に向かいます。
傾斜はそれほどではないですが、道には石があります。樹木の生命力はすごいと思いながら歩いていました。
樹林帯の中を約1時間歩いて、中山展望台に到着。
ここからは縞枯れ現象など山の景色を見ることができました。
(2)へ続く。(2)では中山展望台~にゅう山頂~白駒池~駐車場の様子を記載します。