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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ティナ・メイ I'LL TAKE ROMANCE

2017-04-26 20:03:36 | ヴォーカル(S~Z他)

ランチで長野駅前まで行ったら、長野東急デパートで、三重県の物産展が開かれていたので、ちょっと覗いてみました。海産物が豊富で、その関連の店が多く、真珠の販売などもやっていました。お目当ての「赤福」(あんころ餅)があったので、小さいのを一箱買ってきました。あんこで覆われた柔らかな餅は、長野県内でも人気があります。柔らかな歌声を聴きます。

TINA MAY (ティナ・メイ)
I'LL TAKE ROMANCE (LINN 2003年録音)

   

ティナというと、すぐに女優でアルバムを一枚残しているティナ・ルイーズが頭に浮かびますが、ティナ・メイはイギリスのグラスゴー出身の歌手です。1961年生まれのベテランですが、1980年代から活躍し1992年には初アルバムを録音、現在もイギリスやフランスで盛んに公演を行っているイギリスを代表する女性歌手の一人です。

メンバーは、ティナ・メイ(vo)、スコット・ハミルトン(ts)、Nikki Lles(p)、Robin Aspland(p)、Alec Dankworth(b)、Tristan mailliot(ds)。まずはティナ・メイの歌に興味が湧くところですが、スコット・ハミルトン(ts)のスイングするソロなども聴きもので、それを目当てに購入してもよいくらいです。

曲はスタンダードです。「I'll Take Romance」、「I've Got A Crush On You」、「How Long Has This Been Going On?」、「Come Fly With Me」、「September in The Rain」(9月の雨)、「Tonight I Shall Sleep」、「Trust In Me」、「Nobody Else But Me」、「I Do It For Your Love」、「Quietly There」の全11曲。珍しいのは、ポール・サイモン作の「I Do It For Your Love」(君の愛のために)、デューク・エリントン作「Tonight I Shall Sleep」でしょうか。

ティナ・メイ(vo)は、時々高音を使ったフェイクなども取り入れていますが、安定した歌唱で、心地よく聴けます。歌に絡むハミルトン(ts)のテナー・サックスが好調な上に、リズムセクションもきれいで、高水準のアルバムだと思います。ジェリ・サザーンの歌も想い出した「I'll Take Romance」、ボッサリズムで歌う「I've Got A Crush On You」、歌、テナーソロともよくスイングしている「Nobody Else But Me」などが印象に残りました。「September in The Rain」はフランス語も入れて歌っていて優雅さが出ています。

【Tina May(ティナ・メイ)ホームページ】

ホームページ:tinamay.com

【ながの東急デパート三重の観光と物産展】

 

「三重の観光と物産展」の垂れ幕が出ています。

 

 

海産物のお店が多かった。

 

佃煮のようないろいろなものが並んでいて、豊かな海を連想させました。

 

長野県でも有名な伊勢名物の「赤福」でお客様が次々と来ていましたが、僕も小さいのを一箱買いました。こういったデパートの催し物もたまに行くと面白いです。