4月2日(日)の朝、安曇野市の自宅から北アルプス方面を眺めると、雲が中腹にかかっているものの結構すっきりと見通しがよいので、前から登りたかった松本市の東側にある里山、戸谷峰(とやみね)へ出かけることにしました。登山口へ向かう途中のコンビニで、買物の外に、イートインコーナーで、おにぎり2個などを食べて朝食としました。
頂上からは、北アルプスの山々が見渡せ、厳かな気持ちになるほどの大展望でした。雪の上の足跡は、シカと思われるものだけで、誰とも行き会いませんでしたが、リスに遭遇しました。歩行時間は、上り 1時間56分、下り1時間12分で計3時間8分でした。積雪があり途中からアイゼンを使いました。
【行 程】
(登山口まで) 安曇野市自宅 6:40~三才山出合ドライブイン(駐車) 7:20 (途中コンビニで買物・朝食)
(登山上り) ドライブイン発 7:31~野間沢橋登山口 7:41~L71鉄塔 8:27ー8:30~L72鉄塔 8:54~L73鉄塔 9:05ー9:08~頂上 9:31ー9:52(休憩)
(登山下り) 頂上 9:53~L73鉄塔 10:04~L72鉄塔 10:10~L73鉄塔 10:18~野間沢橋登山口 10:55~ドライブイン着 11:04
(温泉 帰宅) 三才山出合ドライブイン発 11:10~湯多里山の神温泉11:30ー12:00~ 安曇野市自宅着 12:15
松本方面から行くと、三才山トンネル(国道254号に設けられたトンネルで、長野県道路公社が管理する有料道路)手前にある三才山出合ドライブイン。松本方面に向かって撮っています。
ドライブインの駐車場の隅に駐車させていただきました。
三才山出合ドライブインから、三才山トンネル(上田・佐久方面に通じています。)に向かって歩き、10分ほどいくと野間沢橋横に鉄の梯子が見えます。ここから登る一般的なコース(鉄塔巡視路)を辿りました。この地点は、ちょうど標高1,000mで、その表示も橋の右に出ています。
鉄の梯子を上ると、この標識があり、まずは鉄塔のL71を目指します。
道は広くないですが、しっかりとついています。
少し行くと、石がゴロゴロした箇所があります。ここだけでしたが、下りは気をつけました。
これはケヤキの木でしょうか。立派で見とれました。
野間沢橋登山口から歩き始めて、17~18分くらいですが、枯れた沢の中を歩いていきます。
沢から右に折れて上ります。標識もあります。まだ1番目の鉄塔L71のかなり下ですが、雪が残っていました。
中部電力が設置した標識がところどころにあり、また、上部ではリボンが木に巻きつけてあるので、道に迷うことはありません。ここで左に折れます。
松林の斜面。
尾根らしきところを通過していきます。傾斜がそうないので、まだ登山靴のままです。
L71鉄塔。第一の鉄塔に着きました。見えにくいですが、樹木の間から戸谷峰の頂上が見えます。
尾根道。松林の間を進みます。
鹿の足跡だと思いますが、何か所かにありました。
白樺(ダケカンバかも)の木があって、目を楽しませてくれます。
L72鉄塔の手前くらいですが、傾斜が急で、地面も凍って固いようなので、ここでアイゼンを着けました。
L72鉄塔。2番目の鉄塔です。
戸谷峰頂上が比較的よく見えました。
日当たりのよいところでは、地面が出ています。
このあたりにくると、完全に冬景色です。
L73鉄塔が樹の間から見えます。上りきると鉄塔です。
L73鉄塔。第3の鉄塔で、偶然だとは思いますが、ちょうどいい間隔に鉄塔が3つ設置されています。
東側の方面、多分浅間山方向を観たところです。樹木がきれいですが、遠くまでの展望はききません。
鉄塔から左に曲がり、頂上を目指します。
L74鉄塔への表示がありました。
雪がやや深くなっています。
雑木林のトンネルを進む感じで、気分が高揚してきます。いい雰囲気で、この道もよかった。
左側には松本市方面が望めます。
後ろを振り返ったところ。
少し傾斜があり、巻きながら進みます。
標識もありました。
ロープが張ってある場所です。
頂上に出ました。
戸谷峰到着です。三角点もあります。
(2)へ続きます。(2)では、頂上から展望した、穂高連峰、槍ヶ岳など北アルプスの景色、下山、温泉、リスの写真を掲載します。