ランチにカレーを食べることはほとんどありませんが、同僚に誘われたので、カレーの「山小屋」に行ってきました。どこかの山にある本当の山小屋に似た外観と内装です。こちらのお店は、長野市内では人気のあるお店で、オリジナルの納豆カレーが有名です。カウンターに腰をかけてランチのセットを注文、美味しくいただきました。どこかの山小屋で働いていそうな風貌のミュージシャン。
MAX IONATA (マックス・イオナ―タ)
INSPIRATION (albore 2009年録音)
椎名豊(p)のバンドの一員としてマックス・イオナ―タ(ts)の演奏を聴きましたが、それがかなりよかったので、購入したCDです。なによりも太い音色が魅力的で、スピード感のあるフレーズがよく歌っていました。このアルバムは、日本のレーベルに録音したもので、持っている人も多いのではないかと思います。
メンバーは、マックス・イオナ―タ(ts)、ファブリツィオ・ボッソ(tp)、Luca Mannutza(p)、Nicola Muresu(b)、Nicola Angelucci(ds)。現代イタリアのジャズに関心は持っていませんでしたが、聴いてみるとそのことが惜しくなるメンバーでした。イオナ―タとともに名前を聞くファブリツィオ・ボッソ(tp)やリズムの3人もイタリアの代表的なミュージシャンのようです。また、スキャット・ヴォーカルのGege Telesforoというミュージシャンも1曲に参加しています。
曲目は、メンバーの自作が多いです。Luca Mannutza(p)作が3曲で「Two Friends」、「Ginza Line」、「Mi Diverto」、マックス・イオナ―タ作が「Satosong」と「Funkone」、Nicola Muresu(b)作「Fragile」、Gege Telesforo(vo)作「Hey, Rockie!」、あと3曲は有名曲で、フランク・フォスター作「Shiny Stockings」、コール・ポーター作「Love for Sale」、エドワード・レディング作「The End of a Love Affair」の10曲。メンバーの自作もメロディアスで、難解さはありません。
爽快なハードバップ~ポスト・ハードバップを堪能できます。イオナ―タ(ts)の切れ味のよい奔流のようなテナーサックスは胸がすくようですし、ボッソ(tp)の知的で抒情味のあるトランペットも素晴らしい。「Satosong」は、哀愁が感じられるテーマと美しい音色のボッソのソロが印象的、快活な「Funkone」では、ボッソのソロを受け継いでイオナ―タが熱いソロを演奏していますが、かっこよくて痺れました。「Mi Diverto」は、出だしが「The Way You Look Tonight」(今宵の君は)に似ていますが、そのあとの展開がディキシー色があって楽しい。
【マックス・イオナ―タ・ホームページ】
【カレーショップ 山小屋】
住所:長野県長野市南長野北石堂町1408
電話:026-224-3139
ホームページ:カレーショップ山小屋 (facebookです)
スマホによる撮影なので、はっきりしないところがあります。
長野市中央通り沿いに出ている看板
細い路地に面しています。
入口。反対側から撮りました。
店内。僕らはカウンターに腰かけました。
チキンカレーにヒレカツがトッピングされたものです。
セットのスープとサラダ
珈琲とシャーベット。