透明なペットボトルに入ったサントリー「All-FREE ALL-TIME」という最近発売されたノンアルコールビールが、近所のセブンイレブンに並んでいました。このところ、それを買ってきて飲んでいますが、炭酸が入っていてほのかにビールの味も感じられて、お酒に弱い僕にもあう飲み物です。寛ぎの時間に飲みながら聴いたのは、エリントンの親しみやすいアルバム。
DUKE ELLINGTON (デューク・エリントン)
ELLINGTON 65 (Riprise 1964年録音)
僕はビッグバンドも好きなのですが、エリントン楽団に関しては、長い間ごく一部のアルバムを除き手を出さない状態が続いていました。ハーモニーの難解さや、ソロが個性的に過ぎる気がして、カウント・ベイシー楽団やウディ・ハーマン楽団に比べてもう一つ親しみが湧きませんでした。しかし、映画音楽やミュージカルからの曲を演奏したこのアルバムは、そんな思い込みを払拭してくれた一枚です。
メンバーは、 キャット・アンダーソン、ロルフ・エリクソン、クーティ・ウィリアムス、ハービー・ジョーンズ(tp)、 ローレンス・ブラウン、バスター・クーパー、チャック・コナーズ (tb)、 ジミー・ハミルトン (cl,ts)、 ラッセル・プロコープ (as,cl)、 ジョニー・ホッジス (as)、 ポール・ゴンザルヴェス (ts)、 ハリー・カーネイ (bs,cl,b-cl)、 デューク・エリントン (p)、 メイジャー・ホリー(b)、 サム・ウッドヤード(ds)。綺羅星のごときのスターが揃っています。
曲は、 「Hello, Dolly!」、「Call Me Irresponsible」、「Fly Me To The Moon」、「So Little Time」、「Danke Schoen」、「More」、「The Second Time Around」、「Never On Sunday」(日曜はダメよ)、「I Left My Heart In San Francisco」(想い出のサンフランシスコ)、「Blowin' in The Wind」(風に吹かれて)、「Stranger On The Shore」(白い渚のブルース)の全11曲。「So Little Time」は、映画「北京の55日」の中からの曲。
知っているメロディが登場しわかりやすく、1曲の演奏時間も長くないので、ジャズをあまり聴かない人にもよさそうです。ビートに乗った曲ばかりでなく、バラードが多いのも特徴。ポール・ゴンザルヴェス(ts)をフューチャーしたバラード「So Little Time」やジョニー・ホッジス(as)をフューチャーした「The Second Time Around」、ベイシー楽団も録音をしていて聴き比べもできる「I Left My Heart In San Francisco」、ハリー・カーネイ(bs)をフューチャーした「Stranger On The Shore」など、すごい演奏をやっているのを意識せず何気なく聴けてしまうアルバム。
【自宅でリラックスタイム】
サントリー 「ALL-FREE ALL-TIME」。ビール味ですが、炭酸が入っていて飲みやすい。
おつまみに買ってきたミックスナッツ。6袋入りで、本日は1袋で我慢しました。
こちらは、スイーツで「京風きなこのわらび餅」。カロリーが低めだったのでつい購入してしまいました。
東急ホテルズのPR誌「OFF TIME」をパラパラと。今号の特集は「港町横浜」ですが、見ているうちにまた横浜へ出かけたくなってきました。