今年(2018年)もぼつぼつと山登りに行っていますが、これからのシーズンは特に下山後の入浴(できれば温泉)が必須です。そこで、12の温泉施設まで無料で入浴可能な「信州物味湯産手形」(定価1,300円)を購入しました。施設は限られるものの3~4回使えば元はとれそうです。また、無料ではありませんが、割引する施設もあるので、県下各地で利用できそうです。予想以上にホットな(熱い)演奏も入っているアルバム。
SPIKE ROBINSON (スパイク・ロビンソン)
HENRY B. MEETS ALVIN G. "ONCE IN A WILD" (CAPRI 1987年録音)
スパイク・ロビンソン(ts, 1930年~2001年)は、スタン・ゲッツやズート・シムズを髣髴とさせるスタイルのミュージシャンで、レスター・ヤング系のテナーサックスが好きな人にはおなじみだと思います。ただ、フルタイムのミュージシャンとして活動を始めたのは、1981年なので、実際の活動期間は20年間でした。これは、アル・コーン(ts)と共演したものです。
メンバーは、スパイク・ロビンソン(ts)、アル・コーン(ts)、リチャード・ワイアンズ(p)、スティーヴ・ラ・スピナ(b)、アキラ・タナ(ds)。アル・コーンとの双頭バンドといっていい編成で、アル・コーンの硬く引き締まった音に比べて、ロビンソンは柔らかめな音で、ズート・シムズを連想させます。Al & Zoot ならぬAl &Spikeといったところでしょうか。
曲は、マイルス・デイビス作「Sippin at Bells」、ボブ・ブルックマイヤー作「Rustic Hop」、ジョニー・マンデル作「Low Life」と、ハリー・スイーツ・エディソン作「Sweet's Blues」、あとはスタンダードで、バラード・メドレーの「Easy Living~These Foolish Things」、「Once In A While」、「Bye, Bye, Blues」の7トラック8曲。レコードで聴いていますが、CDには追加曲があります。
二本のテナーサックスによるアンサンブルやかけあい、もちろん各人のソロと、よくスイングしたモダンジャズが楽しめます。ミディアムテンポの「Sweet's Blues」や「Low Life」といったリラックスしてグルーヴを感じさせる曲がとりわけ印象に残ります。バラードメドレーは、「Easy Living」がアル・コーン、「These Foolish Things」がスパイク・ロビンソンのフューチャーですが、ロビンソンの丁寧で繊細なプレイは、アル・コーンに劣らず立派で、このメドレーはよかった。「Rustic Hop」では、ワイアンズ(p)のソロに加えて、アキラ・タナ(ds)もソロをとっています。
【信州物味湯産手形2018年版】
数年前、飯田市に単身赴任していたときに、観光振興に協力するということで、当時の手形を購入し使っていました。その時は、飯田下伊那と上伊那、木曽地域の施設が対象だったと記憶していますが、その後、全県下対象になったようで、使い勝手がよくなっています。
物味湯産手形の表紙。2018年6月1日に購入したので、そこから1年間有効です。この手形は、折に触れて利用するつもりです。
44の入浴施設から12か所に入り、スタンプを押してもらい応募すれば、来年(2019年)版の手形が100名に当たります。この手形で12の施設まで入れますので、4~5か所入れば元はとれる計算になります。
これはPR用のチラシの表面です。
PR用のチラシの裏面。利用できる施設名が書いてあります。