先日、長野市から安曇野市に来るのに、長野道聖高原インターで下りて、筑北村経由のルートを辿りました。昼食時間に丁度よかったので、道の駅さかきたの食堂「もえぎ亭」で「もえぎうどん定食」を食べましたが、腰があり、しかも滑らかで美味しいうどんでした。この近辺は、昔から麦を栽培していたので、蕎麦よりうどんが麺類の主力になったのでしょう。滑らかに歌う歌手です。
JULIE LONDON (ジュリー・ロンドン)
LOVE LETTERS (LIBERTY 1962年録音)
ジュリー・ロンドン(1926年~2000年)は、女優、歌手として多数の映画やテレビに出演し、アルバムも30枚以上は録音しています。ジャジーなものももちろんありますが、映画音楽やポップスを録音したムーディーなものも格別な魅力があり、これはそういった一枚で、昔からの愛聴盤です。
メンバーですが、ジュリー・ロンドン(vo)にボビー・トゥループの編曲によるストリングス・オーケストラです。ジュリー・ロンドンの魅力は、優雅な歌い回しと低音の響きだと思いますが、ストリングス入りのオーケストラは、それを引き立てています。
曲は、スタンダードで、主に映画音楽からです。「Love Letters」、「The Second Time Around」、「I Love You Porgy」、「What A diff'rence a Day Made」(恋は異なもの)、「Never On Sunday」(日曜はダメよ)、「I Miss You So」、「All The Way」、「Come On-A My House」、「Hey There」、「My Heart Reminds Me」、「Fascination」(魅惑のワルツ)、「Broken-Hearted Melody」の全12曲。スロー・テンポのものばかりで無く、「Never On Sunday」や「Broken-Hearted Melody」といったリズミックなものも入っていて飽きません。
ゴージャスとしかいいようのないアルバムで、ジュリー・ロンドンの魅力満載です。レガート気味に低音で歌い、この上ない雰囲気とリラクザーションを醸し出しています。もちろん、ほんのりとした妖艶さもあって、女優さんでもあることが伝わってきます。ボビー・トゥループの編曲もよく出来ていて、「Love Letters」はワルツ調、リズムを強調した「Never On Sunday」、弦のハーモニーがきれいな「Fascination」と、彼女の歌をもり立てています。ジュリーは、「I Miss You So」や「All The Way」といった静かな曲も、見事に歌いきっています。
【よってきましょ もえぎ亭】
住所:長野県東筑摩郡筑北村坂北4332番地1
電話:0263-66-3150
ホームページ:よってきましょ もえぎ亭 (食べログのページです。)
外観
入口
もえぎうどん定食
うどん
もえぎうどんの説明が壁に貼ってありました。