群響名誉指揮者の高関健さんが指揮をするマーラーの交響曲第7番は、是非とも聴きたかったものなので、日程をやりくりして高崎に行ってきました。
(出 演)
指揮:高関 健
管弦楽:群馬交響楽団
(曲 目)
J.S. バッハ(マーラー編曲) / J.S. バッハの管弦楽作品による組曲
〈休憩〉
マーラー / 交響曲第7番
(感 想)
高関健さんの人気は高いようで、会場は満席でした。プレトークにも高関さんが出てきて、マーラーの交響曲第7番について、作曲家自身の変更や、改訂の過程、演奏経験をもとに、新全集版に必要最小限の変更を補った楽譜を作り、それによる演奏を行う旨の説明がありました。
マーラー編曲の「J.S. バッハの管弦楽作品による組曲」(通称「バッハ組曲」)は、バッハの管弦楽組曲第2番と第3番から数曲を取り出して4楽章からなる曲として構成したものだそうですが、知っているメロディの連続で頗る楽しい曲でした。通奏低音にピアノやオルガンが入るリズムの動きも印象的でした。
交響曲第7番については、高関さんは『第5楽章は演奏が難しくて、どこを振っているのかわからなくなることがある。無事最後まで行き着ければよいのですが』と、プレトークで話していました。謙遜しての話だと思いますが、複雑な音の重なりあいが連続する、たいへんな章です。
第1楽章から第4楽章は、管楽器と抒情の感じられる弦楽合奏が相まって、好きな章です。高関さんの指揮は、ホルンやトロンボーンなどの木金管と、ティンパニなどリズム楽器を強調している感じがし、迫力十分でした。CDでしか聴いたことがなかったので、マーラーの7番を実演で聴けてたいへん満足して、長野へ戻りました。
【あらかじめ聴いていったCD】
ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団。
レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団。