松本には、MMC(松本ミュージック・クラブ)という音楽鑑賞愛好会があり、既に数年以上月一回の例会を重ねています。ジャズ喫茶「アンの家」が開店してからは、マスターがその会の一員ということもあり、同店で毎月第三日曜日に開催されています。会員は10数名ほどいて、オーディオ好きな方が多いようです。
会員が順番で紹介したいアルバムをもってきて、若干の解説とともに皆で聴くというスタイルです。僕も入会しましたが、5月19日(日)は、マスターの宮坂さんが担当で、残りの時間で僕もやらせていただきました。11名の参加で、午後1時30分過ぎから始めて午後4時に終了しました。
【プログラム】
1 「アンの家」宮坂マスター 私の無人島の1枚
グレン・グールド(p)の演奏するバッハ「平均律クラヴィーア曲集から」、同じくバッハ「フランス組曲」
クリスティアン・ツァハリアス(p)が演奏するスカルラッティ「ソナタ集」
クロード・ソーンヒル「The Real Birth of The Cool」
ディジー・ガレスピー、スタン・ゲッツら「Sittin' In」
モダン・ジャズ・カルテット「Fontessa」
2 私(azumino) ハードバップ名曲聴き比べとロバータ・ガンバリーニ新作
コリー・ウィーズ「Live at Frankie's Jazz Club」からマル・ウォルドロン作「Mood Malody」とティナ・ブルックス作「Gypsy Blue」をまず聴いて、それぞれ初出のアルバムを聴いてみました。
ロバータ・ガンバリーニ(vo)の新作「Dedications」から「Lullaby of Birdland」と「Misty」。サラ・ヴォーンの「Misty」。
(感 想)
アルテックのスピーカーによる再生でしたが、クラシックもよい音で鳴っていて、オーディオ装置も良くなってきたと皆さん話していました。宮坂さんがかけた中では、ツァハリアスのスカルラッティ・ソナタ集が素晴らしく、私のものでは、ロバータ・ガンバリーニの歌の評判がよかったようです。
(私が当日配布したレジュメ。縮小してあります。)
「アンの家」外観。
MMC例会の様子
スピーカー。本日はアルテックA5だけによる再生でした。
アンプ、プレーヤー類
DENONの業務用CDプレーヤーを使っています。
内容が素晴らしくて驚きました。クリスティアン・ツァハリアス(p)の弾く「スカルラッティ・ソナタ集」です。
コリー・ウィーズ(as)のCDをかけているところ。
今後も例会に参加し、いろいろなものを聴きたいと考えています。会費は当日の飲物代だけなので、興味のある方はアンの家へ連絡してください。
【アンの家】
住所:長野県松本市梓川梓459
電話:070-5455-1941
営業:13時~20時。月曜・火曜定休