安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

残雪期の火打山(日本百名山)登山(1)(標高2,462m 新潟県糸魚川市・妙高市)

2019-05-15 20:05:31 | 登山・ハイキング

5月12日(日)にSさん、Aさんと3人で火打山へ登りました。積雪はたっぷりでしたが、僕の軽アイゼンでは踏ん張りがきかず、さらに体がついていけずに、かなり時間を要しました。しかし、残雪期の火打山は、富士見平や天狗ノ庭など非日常の景色が一面に広がり、感激の山歩きになりました。

山頂からも、焼山、雨飾山、さらには、霞みがちでしたが後立山連峰など大パノラマを楽しむことができました。歩行時間は、往路が5時間30分、復路が4時間、合計で9時間30分程度でした。山行きを企画し、連れて行っていただいたSさんに感謝しました。

【行 程】

(往 路) 笹ヶ峰登山口 5:40 → 黒沢橋 6:41 → 十二曲上の尾根 7:45-7:50 → 富士見平 9:00-9:05 → 高谷池ヒュッテ 9:28- 9:45(おやつ休憩) → 天狗の庭 10:05 → 火打山山頂 11:35-12:07(昼食休憩)

(復 路) 山頂 12:08 → 高谷池ヒュッテ 13:29 → 富士見平 13:54 → 黒沢橋 15:18 → 笹ヶ峰登山口 16:24

【笹ヶ峰登山口~黒沢橋】

大型連休後の日曜日とあって、駐車場は空いています。これは、下段のトイレが設置されている方の駐車場です。

道路わきにある標柱の横を抜けて門へ向かいます。こちらには登山口に最も近い駐車場があります。

登山口に立っている門。潜り抜けて出発。

はじめは平です。

ブナの原生林に入っていきます。

登山口からしばらく行ったところでも、まだ20~30cmくらいは積雪があります。

夏道ではなく、踏み跡もあまりないので、ルートを確かめながら黒沢橋を目指します。

途中で、GPSで現在地を確かめているところです。

黒沢橋に到着。

黒沢川は水量が多く、峻烈な流れでした。橋を渡ったところで、アイゼンを装着しました。

【黒沢橋~富士見平】

黒沢橋を渡ると次第に傾斜が急になっていきます。夏道も一部でていました。

十二曲といわれる傾斜の急な箇所にさしかかりました。

尾根が見えてきました。直行ではなく、いくらかまきながら進みます。

レンズに水滴が付着して見えにくいですが、直上りしている登山者を撮影。

尾根に出ました。

反対側は崖なので、近寄らないようにします。

しばし休憩のあと、出発。

太いブナの原生林の中を進みます。親子連れ5人が先行していきましたが、速くてびっくり。

上っている時はよくわからなかったのですが、やや急な上りが続きます。

富士見平の手前に出てきました。

振り返っているところです。見えている山は、黒姫山。

こちらは高妻山。

富士見平のあたりを進んでいます。

左手遠くには、うっすらですが北アルプスの白馬三山などが見えています。

火打山が見えてきました。

ここを超えれば、いったん平坦な道になります。

富士見平のへんからの火打山、影火打山、焼山の姿です。

【富士見平~高谷池ヒュッテ】

富士見平からは、真ん中に見える高谷池ヒュッテを目指します。

ここからは黒沢岳の西面をトラバースして進みます。

気持ちのよい道です。

あたりにはダケカンバの樹を見ることができます。

ヒュッテ目指して下りていきます。正面には火打山など。

ヒュッテが近くなってきました。

高谷池ヒュッテ。

すぐ前が高谷池です。

ベンチのところで休憩。山頂までの行程に備えて、おにぎりを一つ食べました。ポットに入れてお湯を運んできました。

これから進む方向です。好天が続いています。 

(2)へ続きます。(2)では、高谷池ヒュッテから天狗ノ庭を経て山頂。山頂からの眺望、下山の様子を記します。