安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョン・ヤング YOUNG JOHN YOUNG

2019-05-02 20:09:25 | ピアノ・トリオ

連休前半の4月27日、29日と軽井沢の大賀ホールへ車で行ったのですが、29日(月)は町内への車の入り込みが多く、たいへんでした。早めに行ったのですが、駐車場に入れるのにも一苦労で、長野方面への帰路も時間がかかりました。幸いカフェ「Azur」で昼食をゆっくりとることができ、演奏もよく、渋滞の車中で聴いた次のアルバムでも癒やされました。

JOHN YOUNG (ジョン・ヤング)
YOUNG JOHN YOUNG (Argo 1961年録音)

   

最近のジャズ・ピアニストは、チック・コリア、キース・ジャレット、ビル・エヴァンスらから影響を受け、テンションが迸った演奏を行っているミュージシャンが多いように思います。音数の少ないピアノで、寛がせてくれる人を聴きたくなることもありますが、このヤングはそのうちの一人に数えていいと思います。

メンバーは、ジョン・ヤング(p)、ハーバート・ブラウン(b)、ラリー・ジャクソン(ds)。ジョン・ヤング以外は名前を聞くことのない顔ぶれですが、リズムの二人もソロをとっていて悪くありません。Argoレーベルの作品なので、ブルージーさを期待したいところです。

曲は、「Mack The Knife」、「Cherry Pink & Apple Blossom White」、「Invitation」、「Star Eyes」、「Warsaw Concerto」、「It Never Enterd My Mind~Spring is Here」、「The Boy Next Door」、「Bag's Groove」、「Close To Me」、「The Continental」。ほとんどスタンダードですが、映画音楽の「Warsaw Concerto」はジャズとしては珍しい。

ゆったりスイングした、楽しいジャズの見本のようなアルバム。現代の最先端からすれば、物足りないかもしれませんが、こういう渋茶のようなじわっとくるジャズもよいものです。「Mack The Knife」や「Star Eyes」といったスタンダードに加え、有名ジャズオリジナルの「Invitation」や「Bag's Groove」が、その時代の雰囲気を感じさせながら演奏されます。聴きどころも多く、とりわけ「Bag's Groove」におけるジョン・ヤング(p)のソロは充実していると思いました。 

 【4月29日の軽井沢の駐車場や喫茶店azur】

矢ヶ崎公園駐車場。運良く僕の車が入れて、満車になりました。

大賀ホールと道を挟んだ町営駐車場。広い駐車場ですが満車です。

矢ヶ崎公園から歩いても近い喫茶店「Azur」。大賀ホールに来たときに利用しています。

入口。ペンションも兼ねているようです。

店内

昼食がまだだったので、カレーと珈琲をもらいました。

Azurから、一軒おいた隣ですが、普通の住宅地でも別荘風のお宅があります。

【Azur(アジュール)】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1178
電話:0267-42-5308
ホームページ:Azur (食べログのページです)