上田市の海野商店街に客足の耐えない富士アイスという創業昭和10年という老舗があります。看板商品の志”まんやき(じまんやき)は、薄い皮に柔らかく煮たあんこがたっぷり入った所謂今川焼きで、そのうまさに癖になりそうです。たまに聴くのが癖になっている名盤を。
CLIFFORD BROWN (クリフォード・ブラウン)
CLIFFORD BROWN AND MAX ROACH (Emarcy 1954年、55年録音)
春に因んだ曲を聴こうと思い、クリフォード・ブラウンが作曲した「Joy Spring」の収録された本作品を取り出しました。クリフォード・ブラウン(tp, 1930年10月~56年6月) が自動車事故で亡くなってから65年になろうとしていて、改めて時の過ぎる早さに驚いています。
メンバーは、クリフォード・ブラウン(tp)、ハロルド・ランド(ts)、リッチー・パウエル(p)、ジョージ・モロウ(b)、マックス・ローチ(ds)。バド・パウエルの弟であるリッチー・パウエルは、ブラウンと一緒に自動車事故で亡くなってしまい、この録音など聴くと本当に残念です。
曲は、次のとおり。
1 Delilah (Victor Young)
2 Parisian Thoroughfare (Bud Powell)
3 The Blues Walk (Clifford Brown)
4 Daahoud (Clifford Brown)
5 Joy Spring (Clifford Brown)
6 Jordu (Duke Jordan)
7 What Am I Here For (Duke Ellington)
クリフォード・ブラウンの自作が3曲に、有名ジャズオリジナル3曲、ヴィクター・ヤング作曲のスタンダードが1曲です。僕の持っているCDには、Joy SpringとDaahoudの別テイクがボーナストラックとして入っています。
ジャズのガイドブックで紹介されることが多いアルバムなので、僕も学生時代にレコードを購入してよく聴いていました。だから、「Daahoud」や「Joy Spring」、「What Am I Here For」あたりは、ところどころ口ずさみながら聴きました。クリフォード・ブラウンの演奏は、ソロもメロディアスで歌が溢れているのが、すごいところで、こんなミュージシャンはそうそういません。「Parisian Thoroughfare」では、リッチー・パウエル(p)がオッフェンバック作曲「天国と地獄」の一節を引用した伴奏をつけていて、聴くたびに笑みがこぼれます。
【富士アイスの志"まん焼き(自慢焼き)】
住所:長野県上田市中央2-10-14
電話:0268-22-1077
ホームページ:UCVじまんやきライブカメラ-富士アイスの店頭販売をライブ中継! (ueda.ne.jp) (上田CATVのホームページです。店頭でじまんやきを作っているところの中継やお店の情報が載っています。)
お店は海野商店街の中にあります。
あんことクリームの二種類があります。これはあんこで買ってすぐに食べました。
一個80円(税込み)という価格もありがたく、学生さんにも人気があります。