YUKO MABUCHI（馬渕侑子）「PLAYS MILES DAVIS」とアリオ上田店で夕食の話題

先日、上田市のサントミューゼで行われた指揮者の飯森宣親さんのアナリーゼワークショップに出かけましたが、その前に、すぐ近くのアリオ内で夕食をいただきました。場所柄落ち着きは今一つですが、催し物の前なので、気分は高揚します。高揚した演奏会場の雰囲気がわかるアルバム。

YUKO MABUCHI　（馬渕侑子）
PLAYS MILES DAVIS　（YARLUNG RECORDS  2018年）

　　　

ピアニストの馬渕侑子さんは、ロスアンゼルスを中心に演奏活動を行い、既に5枚のCDを出しているのですが、出身地の福井県はともかく日本では知名度はそう高くないと思います。この前読んだ嶋護著「ジャズの秘境」（DU BOOKS）に比較的詳しい紹介があり、興味をもち購入したのが本作です。

メンバーは、Yuko Mabuchi（馬渕侑子）、JJ Kirkpatrick（tp）、Del Atkins（b）、Bobby Breton（ds）。馬渕侑子と並んで、トランペットのJJ Kirkpatrickが、マイルス・デイヴィスの曲でどんな演奏をしているのか興味を惹かれます。

曲は次のとおり。

1  All Blues （Miles Davis）

2  Blue In Green （Miles Davis）
3  Milestones （Miles Davis）
4  Ikumi's Lullaby （Yuko Mabuchi）
5  So What （Miles Davis）

6  Nardis （Miles Davis）
7  Sky With No Tears （Yuko Mabuchi）

8  Missing Miles （Yuko Mabuchi）
マイルス・デイヴィス作の有名曲5曲とYuko Mabuchiの自作が3曲です。マイルス・デイヴィスの残した曲、演奏はジャズの大きな遺産になっていると、改めて思わされる選曲です。

 

マイルス・デイヴィスの曲を取り上げているので、まず興味を惹かれました。馬渕侑子（p）さんの編曲や演奏は、リズム面やサウンド面が凝っているのですが、スムーズに音楽が流れていて、なかなか楽しめました。カークパトリック（tp）が、柔らかいサウンドで内省的な演奏をしているのも、彼女の音楽に合っています。歯切れの良い「Milestones」、ビル・エヴァンスを髣髴とさせる「Nardis」、ピアノの繊細な響きが美しい「Ikumi's Lullaby」などが印象に残りました。

ジャケットにある録音時の写真。

【YUKO MABUCHI  ホームページ】

Yuko Mabuchi – jazz piano 馬渕侑子

紹介にドロシー・ドネガンやヘイゼル・スコットのようなショーマンシップぶりを発揮しているとあり、ライブは楽しそうです。なお、福井新聞など日本語の記事も載っています。

【上田市のアリオ店内でおやつと夕食】

上田のアリオです。上田駅からも近く、駐車場も大きいので使いやすい施設です。映画館もあります。

スターバックスがお店を構えていますが、落ち着きはありません。ショッピングのついでによるといった使い方なら使えます。

アイスコーヒーと、最近のお気に入りのワッフルを注文。

夕食に「きびや」という和食のお店（全国チェーン一つ）に入ってみました。

鯛茶漬けを注文。

鯛の切り身。

ごはんの上に鯛をのせて、お茶漬けで食べます。

鉄瓶の中に汁が入っていました。軽めでよかった夕食です。

【アリオ上田】

住所：長野県上田市天神三丁目5番1号
ホームページ：アリオ上田｜長野県上田市のショッピングモール (ario.jp)