先月末、前の職場を退職した際に、女性職員有志から可否茶館の珈琲(ドリップパック)をいただきました。僕がたまに同店の品物を購入していたことに気づいてくれていて、とても有り難く感謝しました。4月に入りいただいたコーヒーを飲んで、温かい気持ちになっています。温かな気持ちになるアルバム。
ROSEMARY CLOONEY (ローズマリー・クルーニー)
ROSEI SINGS BING (CONCORD 1978年録音)
ローズマリー・クルーニー(vo, 1928~2002年)は、1951年の「Come on-a My House」をはじめ7曲のミリオンヒットをもつ人気歌手ですが、歌手のビング・クロスビーと親交が厚く、共演したアルバムも作っています。本作は、そのクロスビーを偲び、彼の持ち歌を歌ったものです。
メンバーは、ローズマリー・クルーニー(vo)、スコット・ハミルトン(ts)、カル・コリンズ(g)、ナット・ピアース(p)、モンティ・バドウィック(b)、ジェイク・ハナ(ds)。当時新人のスコット・ハミルトンが参加しているのが目を惹きます。
曲は、次のおとり。
1 But Beautiful
2 Pennies From Heaven
3 Blue Skies
4 I Surrender Dear
5 Where The Blue of The Night (いつの日か君に)
6 It's Easy to Remember
7 Swinging On A Star
8 Just One More Chance
9 I Wished On The Moon (月に願いを)
10 Too-Ra-Loo-Ra-Loo-Ral (アイルランドの子守唄)
ビング・クロスビーが、1930年代~40年代に歌ってヒットさせ、今やスタンダードナンバーとなった曲が並んでいます。5は、クロスビーのテーマ曲として有名なもの。
ローズマリー・クルーニー(vo)の原曲を大事にした歌に癒されるアルバム。ステージ姿を捉えたジャケットも素敵です。レコードのA面、B面ともに1曲目がバラードというのは珍しいのですが、その「But Beautiful」や「It's East to Remember」は情感が籠り、後者におけるスコット・ハミルトン(ts)のソロもきめ細やかで美しい。楽天的で明るい「Pennies From Heaven」(黄金の雨)では、ミディアム・スイングで楽しいクルーニーの歌やカル・コリンズ(g)の見事なソロが聴けます。
【いただいた花束や珈琲など】
5年間通っていた職場の建物から撮影。天気が良く、善光寺の本堂もよく見えていました。
最後の通勤。
いただいた花束は、花瓶に飾ってあります。
アップ。
小樽クラシックブレンド。ドリップパックです。
クラシックブレンドは、やや深煎りです。
美味しくいただいています。
【可否茶館 長野東急店】
住所:長野県長野市南千歳1-1-1 ながの東急百貨店 B1F
ホームページ:【公式】可否茶館オンラインショップ | (kahisakan.jp)
工場のある小樽から長野へ品物が送られてきます。