安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ローズマリー・クルー二―「ROSEI SINGS BING」と退職時にいただい可否茶館の珈琲の話題

2021-04-08 19:31:10 | ヴォーカル(L~R)

先月末、前の職場を退職した際に、女性職員有志から可否茶館の珈琲(ドリップパック)をいただきました。僕がたまに同店の品物を購入していたことに気づいてくれていて、とても有り難く感謝しました。4月に入りいただいたコーヒーを飲んで、温かい気持ちになっています。温かな気持ちになるアルバム。

ROSEMARY CLOONEY (ローズマリー・クルーニー)
ROSEI SINGS BING (CONCORD 1978年録音)

   

ローズマリー・クルーニー(vo, 1928~2002年)は、1951年の「Come on-a My House」をはじめ7曲のミリオンヒットをもつ人気歌手ですが、歌手のビング・クロスビーと親交が厚く、共演したアルバムも作っています。本作は、そのクロスビーを偲び、彼の持ち歌を歌ったものです。

メンバーは、ローズマリー・クルーニー(vo)、スコット・ハミルトン(ts)、カル・コリンズ(g)、ナット・ピアース(p)、モンティ・バドウィック(b)、ジェイク・ハナ(ds)。当時新人のスコット・ハミルトンが参加しているのが目を惹きます。

曲は、次のおとり。

1  But Beautiful
2  Pennies From Heaven
3  Blue Skies
4  I Surrender Dear
5  Where The Blue of The Night (いつの日か君に)
6  It's Easy to Remember
7  Swinging On A Star
8  Just One More Chance
9  I Wished On The Moon (月に願いを)
10  Too-Ra-Loo-Ra-Loo-Ral (アイルランドの子守唄)
ビング・クロスビーが、1930年代~40年代に歌ってヒットさせ、今やスタンダードナンバーとなった曲が並んでいます。5は、クロスビーのテーマ曲として有名なもの。

ローズマリー・クルーニー(vo)の原曲を大事にした歌に癒されるアルバム。ステージ姿を捉えたジャケットも素敵です。レコードのA面、B面ともに1曲目がバラードというのは珍しいのですが、その「But Beautiful」や「It's East to Remember」は情感が籠り、後者におけるスコット・ハミルトン(ts)のソロもきめ細やかで美しい。楽天的で明るい「Pennies From Heaven」(黄金の雨)では、ミディアム・スイングで楽しいクルーニーの歌やカル・コリンズ(g)の見事なソロが聴けます。

【いただいた花束や珈琲など】

5年間通っていた職場の建物から撮影。天気が良く、善光寺の本堂もよく見えていました。

最後の通勤。

   

いただいた花束は、花瓶に飾ってあります。

  

アップ。

小樽クラシックブレンド。ドリップパックです。

クラシックブレンドは、やや深煎りです。

美味しくいただいています。

【可否茶館 長野東急店】

住所:長野県長野市南千歳1-1-1 ながの東急百貨店 B1F
ホームページ:【公式】可否茶館オンラインショップ | (kahisakan.jp)

工場のある小樽から長野へ品物が送られてきます。