安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

マイク・ルドーン「THAT FEELIN'」と穂高有明の「カフェ・ジャルダン」の話題

2021-04-04 19:23:38 | ヴァイブ、オルガン他

お昼にパンを食べようと、安曇野市穂高有明の「カフェ・ジャルダン」を訪れました。こちらはサンドイッチのお店で、天然酵母の自家製パンに具を挟んでいただきます。具は、いろいろな野菜が豊富でした。多彩な音色が響くオルガンジャズを。

MIKE LEDONNE (マイク・ルドーン)
THAT FEELIN' (SAVANT 2016年録音)

   

マイク・ルドーン(org, 1956年生)は、ピアニスト、オルガニストとして活躍中ですが、毎週火曜日にニューヨークのジャズクラブ「SMOKE」に、The Groover Quartetとして出演していました。そのレギュラーメンバーによる本作は、ニューヨークのジャズクラブへしばし連れて行ってくれました。

メンバーは、マイク・ルドーン(org)、エリック・アレキサンダー(ts)、ヴィンセント・ハーリング(as)、ピーター・バーンスタイン(g)、ジョー・ファンズワース(ds)。ハーリングはゲストとして3曲だけの参加で、ハーリングを除く4人で「The Groover Quartet」と名乗っています。

曲目は、次のとおり。

1  I’d Never Change a Thing About You ((M. LeDonne)
2  That Feelin’ (M. LeDonne)
3  La La Means I Love You (T. Bell / W. Hart)
4  Fly Little Bird Fly (D. Byrd)
5  Gravy Blues (R. Brown)
6  Sweet Papa Lou ((M. LeDonne)
7  At Last ((H. Warren / M. Gordon)
8  This Will Be an Everlasting Love (C.Jackson / M. Yancy)
9  A Lot of Livin’ To Do (L. Adams / C. Strouse)
マイク・ルドーンの自作が3曲、ドナルド・バードやレイ・ブラウン作のジャズ・オリジナル、チャールズ・ストラウス作のスタンダードなどです。ルドンの自作と他の曲との調和がとれていて違和感がありません。

録音当時、ニューヨークのジャズクラブ「SMOKE」に毎週出演していたグループの演奏は、ソウルフルでエキサイティング極まりなく、感激しました。ルドーン作のナンバーはキャッチャーで楽しめ、演奏では、ピーター・バーンスタインのギターが音色、フレーズともにブルース感全開で出色。「I’d Never Change a Thing About You」 から全員快調で、ハーリング(as)やバーンスタイン(g)のソロが聴き応えがあります。バウンドする曲想の「La la Means I Love You」におけるアレキサンダー(ts)、バーンスタイン(g)、ルドーン(org)のソロにも痺れました。 

   

CDジャケットの裏面。

【カフェ・ジャルダン】

住所:長野県安曇野市穂高有明2189-3
電話:0263-83-6209
ホームページ:カフェ・ジャルダン (食べログのページです。)

お店は山麓線沿いにあります。

お店の外観

店内。ログハウスです。

「天然酵母 手づくりパン」という看板がかかっています。

ランチの具材

3種類のパン

飲み物はカフェ・オーレを注文。

こんな感じで、野菜やハム、チーズを挟んでいただきました。