安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョン・コルトレーン「BAHIA」とコメダ珈琲の「シロノワール杏仁マンゴー」の話題

2021-08-15 19:32:23 | テナー・サックス

久しぶりにコメダ珈琲店安曇野豊科店へ入りました。夜だったのですが、デザートをいただこうと、季節限定の「シロノワール杏仁マンゴー」を注文。マンゴーが季節感を出していましたが、安定したいつもの味でした。安定した演奏が聴けるアルバム。

JOHN COLTRANE (ジョン・コルトレーン)
BAHIA (PRESTIGE 1958年録音)

   

ジョン・コルトレーン(ts, ss 1926~1967年)については、インパルスやアトランティックレーベルのものは、代表作として聴かれていると思いますが、プレスティッジのものは最近あまり話題に上らない気がしています。しかし、本作は結構面白い。

メンバーは、1958年7月11日の録音では、ジョン・コルトレーン(ts)、ウィルバー・ハーデン(tp)、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。1958年12月28日の録音では、フレディ・ハバード(tp)、アート・テイラー(ds)が、ハーデンとコブに代わって参加。後者の録音が、コルトレーンのプレスティッジにおける最終録音です。

曲目は、次のとおり。

1  Bahia (Ary Barroso)
2  Goldsboro Express (John Coltrane)
3  My Ideal (Richard A. Whiting)
4  I'm A Dreamer Arne't We All (B. G. DeSylva)
5  Something I Dreamed Last Night (Sammy Fain)
1, 2, 5が、1958年12月の録音、3, 4が同年7月の録音です。 1の「Bahia」は、ブラジルのアリ・バホーゾが書いた曲ですが、よく見つけてきたもので、コルトレーンは力を入れた録音だったことをうかがわせます。2はコルトレーンの自作、あとの3曲はスタンダードです。

録音から相当経った1964年にリリースされ、ジャケットもコルトレーンがソプラノサックスを吹いた写真を用いて、最新作だと思わせるような販売元の仕掛けが見てとれます。しかし、「Bahia」と「Goldsboro Express」ではコルトレーン(ts)はハーモニクス奏法などを用い、ハードバップを脱するようなアグレッシブな演奏をしていて、次のアトランティックレーベル時代の先駆けとなっています。あとの3曲は、レッド・ガーランド(p)の和みの和音、ウィルバー・ハーデン(tp,flh)の美音も聴けるリラックスしたもので、トータルで佳いアルバム。

安曇野市宅で、コルトレーンの「Bahia」を聴いているところです。次に、レッド・ガーランドの「When There Are Grey Skies」を聴きました。 

【コメダ珈琲の季節限定「シロノワール杏仁マンゴー」】

   

コメダ珈琲店の看板。道が濡れていますが、今年のお盆期間中は雨ばかりです。

外観

メニュー。選べるデザートセット。注文はCセットにしました。

ミニシロノワール杏仁マンゴー。

アップ。ソフトクリームにマンゴーのジャムがかかっています。

かき氷も美味しそうです。次回はかき氷を注文しようと思っています。

アメリカン珈琲。

店内は商品のPRなどで賑やかです。

「コメダのおかし」が目を惹きました。「しるこサンド」が、名古屋発祥のお店だと思わせます。

【コメダ珈琲店安曇野豊科店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高768-1
電話:0263-73-1153
ホームページ:珈琲所コメダ珈琲店 (komeda.co.jp)