安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

マッコイ・タイナー「EXPANSIONS」と麗人酒造の地ビール「安曇野浪漫」の話題

2021-08-01 19:24:20 | ピアノ

安曇野市のセブンイレブンに寄ったら、「安曇野浪漫」というビールを売っていたので、購入しました。諏訪市の「麗人酒造」の製造によるもので、酒造会社がビール製造を行っているので驚きましたが、1999年から取り組んでいるようです。安曇野宅で、いただいたジャガイモなどをつまみに飲みましたが、いけます。いけてるアルバム。

McCOY TYNER (マッコイ・タイナー)
EXPANSIONS (BLUE NOTE 1968年録音)

   

マッコイ・タイナー(p, 1938~2020年)については、インパルス、ブルーノート、マイルストーンレーベルに録音した作品は、一時よく聴いていて、ファンの一人でした。今でも1970年代頃までのものを中心に聴いていますが、ブルーノートレーベルのアルバムは総じてよい出来だと思います。

メンバーは、マッコイ・タイナー(p)、ウディ・ショウ(tp)、ゲイリー・バーツ(as)、ウェイン・ショーター(ts)、ロン・カーター(Cello)、ハービー・ルイス(b)、フレディ・ウェイツ(ds)。充実したメンバーです。ロン・カーターはチェロを弾いています。

曲は次のとおり。

1  Vision (McCoy Tyner)
2  Song of Happiness (McCoy Tyner)
3  Smitty's Place (McCoy Tyner)
4  Peresina (McCoy Tyner)
5  I Thoguht I'd Let You Know (Cal Massey)
マッコイ・タイナーのオリジナル4曲で創作意欲が旺盛です。他にカル・マッセイのオリジナルです。

マッコイ・タイナーのブルーノート7作のうちでも注目に値するアルバム。後のマイルストーン時代の大型編成のバンドの先駆けともいう編成で、熱くて創造性に富んだ音楽が聴けます。新しめのハードバップとアヴァンギャルドの中間にあるくらいの感じで、縦横に動き回る活きのよいタイナーのピアノに、ウェイン・ショーター(ts)やゲイリー・バーツ(as)、ロン・カーター(チェロ)が加わり、刺激的です。そういう面では、「Vision」や「Smitty's Place」が面白いですが、叙情味が感じられ、ショーターのソロも素晴らしい「Peresina」も記憶に残ります。

聴いているところです。

ブルーノートがリバティ社に買収されて、リバティの傘下にあった頃発売されたレコードです。音符レーベルと言われるレコード。

【麗人酒造のビール「安曇野浪漫」】

パッケージも目立ちます。諏訪浪漫という銘柄もあるので、中身は同じで、パッケージを替えているのではないかと思います。セブンに納入できているので、営業がうまくいっているのではないかと思いました。

麗人酒造の製造ですが、今まで老舗の麗人がビールを造っているとは知らなかったので、びっくりしました。

ちょうど、友人からじゃがいもをいただきましたので、レンチンでおつまみにしてみます。

表面の皮をむきました。美味しそうです。

冷蔵庫にあったベーコンととろけるチーズと一緒に。じゃがいもにはバターをのせようと思ったのですが、バターは終わっていました。

ビールもじゃがいもも美味しそう。

「安曇野浪漫」のケルシュタイプをいただきました。香り、さらっとした味わいも美味しい。レンジでチンしただけで手前味噌ですが、つまみもよかった。

【麗人酒造のビールのホームページ】

地ビール - 麗人~歴史と水の蔵~オンラインショップ (reijin.biz)