安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

最近聴いているクラシックのCD。ハーン「パリ」、フルニエ「ベートーヴェンチェロ・ソナタ」、アルゲリッチ「シューマンピアノ協奏曲」、グルダ「デッカ録音全集」

2021-08-07 19:45:53 | クラシック

今年(2021年)前半に購入したクラシック音楽のCDから、最近、聴いているいくつかを備忘的に掲載します。ヒラリー・ハーン(vn)のものは最新の録音ですが、その他は古い録音です。

HILARY HAHN (ヒラリー・ハーン)
PARIS (Deutsche Grammophon 2019年録音)

   

(曲目)ショーソン:詩曲 作品25、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19、ラウタヴァーラ:2つのセレナード (ヒラリー・ハーンのために) *世界初録音
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)、ミッコ・フランク(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団

ハーンが演奏活動をし、滞在もよくするパリに関連した曲目が選択されています。ショーソン「詩曲」とフィンランドの作曲家ラウタヴァーラの2曲のセレナードが、とりわけ良かった。ハーンの低音に迫力が籠っていて、力強い感じがします。

   

ライナーノートの写真からハーンの演奏姿

   

ライナーにあるエイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928~2016年)の写真。

PIERRE FOURNIER (ピエール・フルニエ)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲 (Deutsche Grammophon 1959年録音) 

   

ピエール・フルニエ(チェロ)、フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
グルダがピアノを弾いているので購入したのですが、チェロ・ソナタ3番や、《マカベウスのユダ》の〈見よ勇者は帰る〉の主題による12の変奏曲 あたり、なかなか楽しめました。

MARTHA ARGERICH (マルタ・アルゲリッチ)
シューマン:ピアノ協奏曲、ショパン:ピアノ協奏曲第2番 (Deutsche Grammophon→Tower Records 1978年録音)

   

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮ワシントン・ナショナル交響楽団
原盤は、ドイツ・グラモフォンですが、タワーレコードによりSACD化されたもので、SACDで聴いてみたかったので購入。CDでもSACDでも、アルゲリッチの技巧が冴えています。

FRIEDRICH GULDA (フリードリヒ・グルダ)
デッカ録音全集  (41CD+Blu-ray Audio) 1947年~1984年録音。AMADEOレーベルへの録音も含まれています。

   

ピアニストのフリードリヒ・グルダのデッカレーベルへの録音(1947年~1984年)が集大成されたものです。既に持っていてかなり重複しますが、この際、便利なので購入しました。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲(デッカ&Amadeo)、ドビュッシーの前奏曲集第1集・第2集、ラヴェルの『夜のガスパール』、ショパンのピアノ協奏曲第1番、『ブルレスケ』などなど。ジャズ関連も含まれています。   

    

ショパン、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウスの曲集。 

   

シューマン曲集。ピアノ協奏曲はじめ、特にこのCDは気に入っています。

   

AMADEO(アマデオ)レーベルへのレコーディングを集めたものです。モーツァルトのピアノ協奏曲が素晴らしい。