先月(2019年1月)、札幌に行った際にすすきののローソンで購入した「地図で歩く札幌」(JTBパブリッシング刊)というガイド本を、しまい忘れて探していたのですが、机の引き出しの中でようやく見つけました。札幌市内などを34のエリアに分けて地図を掲載し、観光名所や飲食店の案内をつけたもので、わかりやすい本です。見ているうちに、ブログ友と札幌でオフ会をやりたくなりました。旧友と再会して作ったアルバム。
ART PEPPER (アート・ペッパー)
AMONG FRIENDS (Interplay 1978年録音)
アート・ペッパー(as, 1925~82年)には、1960年代後半から70年代半ばまで麻薬渦で演奏や録音のブランクがあり、その期間を境に前期、後期といわれることが多いです。後期の録音は、コルトレーンに影響を受けてアグレッシヴな演奏をすることが多いのですが、中には前期のような演奏をすることもあり、これはその代表的なアルバムです。
メンバーは、アート・ペッパー(as)、ラス・フリーマン(p)、ボブ・マグヌッセン(b)、フランク・バトラー(ds)。フリーマンとバトラーは、かつて一緒に録音をした仲間で、ボブ・マグヌッセンは78年当時のアート・ペッパーグループのレギュラーベーシスト。
曲は、ペッパー作「Among Friends」、あとはスタンダードで「Round About Midnight」、「I'm Getting Sentimental Over You」、「Blue Bossa」、「What is This Thing Called Love」、「What's New」、「Besame Mucho」、「I'll Remember April」の8曲。アート・ペッパーの希望でスタンダード曲を録音したものですが、「Besame Mucho」をはじめペッパーのファンである僕には感涙ものの選曲です。
プロデューサーは妙中俊哉さんで、妙中さんのレーベルであるInterplayから出されたレコードで聴いています。ペッパー(as)本人がやりたかった企画だけに、伸び伸びと吹き、50年代の絶妙なプレイを髣髴とさせるところがあります。情緒が漂う「I'm Getting Sentimental Over You」や「What's New」に加え、往年のスイング感が蘇っているかのような「Blue Bossa」や「What is This Thing Called Love」と快演が続きます。ラス・フリーマン(p)をはじめリズム陣の貢献も大きい。
【地図で歩く札幌(JTBパブリッシング)】
表紙。
札幌駅の紹介。JRタワー展望室T38に行ったことがないので、行ってみたい。
赤レンガ庁舎は、中にも入ったことがあります。北大植物園は、全く入ったことがないので、機会があれば訪れたいです。
時計台には行ったことがありますが、その周辺によさそうな珈琲店などがあるので、このあたりも歩いてみたい。
札幌での飲食は、ジャズ喫茶やジャズクラブでとることが多いのですが、たまには居酒屋にも行ってみたい。「炉ばた焼きウタリ」など気になります。