安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

MONTGOMERY LAND (ジャズバー・ライブ 東京都豊島区東池袋)

2019-07-26 20:15:16 | ジャズ喫茶

池袋は賑やかな街ですが、ジャズ喫茶は少なく、最近は訪れることもありませんでした。もっとも、「MONTGOMERY LAND」については、ギター奏者が多く出演するライブハウスとして承知していて、いつか訪れてみたいと考えていました。訪れた当日は、ライブはなくてバー営業の日でした。

マスターからはオーディオ装置や、お店に出演しているギタリストや歌手の話などを伺うことができました。リクエストした「Bags Meets Wes」の再生では、ミルト・ジャクソン(vib)やウェス・モンゴメリー(g)の音がかなり硬質に聴こえ、備え付けのオーディオ・システムは迫力がありました。

池袋駅の東口です。

お店の前に到着。駅からさほどかかりません。

看板。

   

階段の手前にある扉

   

若干急な階段を下りていきます。

たてに長い店内で、最も奥にスピーカーシステムなどを置いてあります。

   

スピーカー:JBL4344MK2

オーディオラックの最上段右は、デジタル・アナログ・コンバーター/CDプレーヤー:Wadia861 

プリアンプ:マッキントッシュC42

パワーアンプ:マッキントッシュMC402

入口に向かって撮っています。

立派なカウンターです。

壁にはウェス・モンゴメリーのアルバムジャケットが飾ってあります。

ウェスの肖像画もあります。

ギネスビールをいただきました。

【MONTGOMERY LAND】

住所:東京都豊島区東池袋1丁目47-13  第2岡村ビルB1F
電話:03-6914-3499
ホームページ:montgomery-land.net


ラトリエ・デ・サンス (フレンチ 安曇野市穂高北穂高)

2019-07-25 20:04:05 | グルメ

高瀬川右岸道路を走る度に看板と建物が気になっていた、「ラトリエ・デ・サンス」にランチに寄りました。穂高地ビール工場に併設されているので団体客向けかと思っていたのですが、店内は小人数にも対応したゆったりとしたものでした。

おすすめのランチコースを注文しましたが、全体によく、特に冷製スープは美味しいものでした。自家焙煎の珈琲も雑味のないすっきりとしたものだったので、帰りに豆を購入しました。地ビールやワインも揃い、いろいろと使えそうなお店です。 

建物全景。左側がレストランです。

安曇野市の自宅から、車で10分ほどです。

駐車場から有明山。

入口。営業時間が表示されていて、土日祝日は朝8時から営業しています。

店内。比較的ゆったりとしています。

入口の方を見たところ。

窓からの北西方面の眺め。

ラベンダーの花の周辺をモンシロチョウがひらひらと舞っていました。拡大して撮影。

冷製スープ。これは美味しかった。

前菜の盛り合わせ。サラダが主ですが、海老の春巻き、キッシュなど温かいものもありました。

パン。パンも自家製のようです。

メインの牛スネ肉のビール煮込み。柔らかくて食べやすい。メインを、肉か魚のどちらかを選べます。

マッシュポテトが厚めにひいてあります。

パンのお代わり。別の種類のものをもってきてくれました。

エチオピアだそうですが、よい珈琲でした。飲み物はコースとは別注文になります。

デザート。

林檎のパイ、ジェラートともにボリュームもあって満足。食べ過ぎたかもしれません(笑)。

自家焙煎の珈琲豆を販売しています。

【ラトリエ・デ・サンス(Latelier des sens)】

住所:長野県安曇野市穂高北穂高2845-7 地ビール穂高ブルワリー・ツインオークス内
電話:0263-88-2757
ホームページ:Latelier-des-sens.jp


シーネ・エイ REMEMBERING YOU 

2019-07-24 20:02:00 | ヴォーカル(S~Z他)

長澤均著「美女ジャケの誘惑」という本が目についたので購入しました。ムード・ミュージック、ジャズ、ラテンなどのレコードから厳選して300点のジャケットが掲載されています。著者は、美女ジャケを『演奏者や歌っている人とは全く無関係な美人モデルをジャケットにしたレコードのことをいう』と定義づけています。例外もあり、歌っている人が美女の場合のジャケットも掲載されています。CDですが、僕が想う美女ジャケの一枚。

SINNE EEG (シーネ・エイ)
REMEMBERING YOU (Red Dot Music 2009年録音)

   

デンマークの女性歌手、シーネ・エイについては、昨年、神田のジャズクラブ「リディアン」で公演を聴きましたが、今年も9月に来日して次のとおり5公演を行います。今回はヤコブ・クリストファーセン(p)、レナート・ギンマン(b)、モーテン・ルンド(ds)のトリオとの来日です。どちらかで聴きたいと考えています。

(2019 シーネ・エイ日本ツァー日程)
9月16日: 金沢ジャズストリート
9月17日: ブルーノート名古屋 
9月18日: ボディ&ソウル
9月19日: モーションブルー横浜
9/20〜9/22は韓国のフェスに出演)
9月24日: ビルボード大阪

このアルバムは、シーネ・エイの第3作目に当たるもので、デンマークの楽曲とスタンダードが選曲され、デンマークの曲も英語訳されて英詞で歌われています。メンバーは、シーネ・エイ(vo)、クリス・ミン・ドーキー(b, 編曲)、ヤコブ・クリストファーセン(p)、ヤコブ・フィッシャー(g)、ラスムス・キルベア(ds)にゲストとしてランディー・ブレッカー(tp)などが曲により加わります。

曲は、デンマークの歌が「Talking to Myself」、「Remembering You」、「Moonbeam」、「Unpredictable Love」、「You and I」、「Go Med I Lunden」(この曲のみデンマーク語による歌唱)、「Dansevise」、スタンダード曲が「Just You Just Me」、「Spring Can Really Hang You Up The Most」、「In A Sentimental Mood」、「It's All Right With Me」、「My One and Only Love」、「Happy Birthday」、ジミ・ヘンドリックス作「Up From The Skies」の全14曲。このCD(日本盤)にはボーナス曲が3曲含まれていて、「Happy Birthday」が収録されています。

明るくて駆け出したくなるような「Talking to Myself」、抒情的で美しい「Remembering You」、メロディがきれいで親しみやすい「Moonbeam」と、デンマークの曲を聴いていると、同国は歌の宝庫のように思えてきます。もちろん、編曲やシーネ・エイの歌が優れているせいでもありましょう。高音を生かしたシーネの歌が心に残る「Spring Can Really Hang You Up The Most」やピアノの伴奏だけで綴っていく「In A Sentimental Mood」などスタンダードも含め、温もりが感じられるアルバム。

【シーネ・エイ ホームページ】

 
活動状況やアルバムの紹介も詳しいよく出来たホームページです。

【長澤均著「美女ジャケの誘惑」(リットーミュージック)】

  

表紙にも使われたこのジャケットが素晴らしい。スウェーデン出身の女優アニタ・エグバーグの写真を使ったものです。ヴォーカルの歌手の写真を使ったものは、アビ・レーン、マリー・マクドナルド、アナ・マリア・アルパゲッティ、ダイアナ・ドーズ、ジュリー・ロンドンのものが目につきました。

以下、本書で多く登場するアビ・レーンについて、僕が持っているレコードのジャケットを載せてみました。RCAレーベルのものは国内再発盤、マーキュリーレーベルのものは多分USA再発盤。

   

   

   

   

   


情家みえ(vo)ライブ (7月20日 安曇野市いさつ歯科医院)

2019-07-23 20:03:52 | 演奏会・ライブ

情家みえ(vo, じょうけみえ)さんのライブが、いさつ歯科医院で20日に行われたので、出かけてきました。情家さんのライブを聴くのは2回目です。前回はピアノだけの伴奏でしたが、今回はベースも入るので、リズム面に期待しながら向かいました。  

情家みえ(vo)

(出 演)

情家みえ(vo)
後藤浩二(p)
本川悠平(b)

後藤浩二(p)、本川悠平(b)

(曲 目)

1 Just Friends (ピアノとベースだけで演奏。 ジョン・クレナー作曲)
2 You'd be So Nice to Come Home To (コール・ポーター)
3 On A Clear Day (バートン・レイン)
4 No Moon at All (リード・エヴァンス)
5 Stardust (ホーギー・カーマイケル)
6 I didn't Know What Time It Was (リチャード・ロジャース)
7 It Don't Mean A Thing (デューク・エリントン)

〈休憩〉

1 What is This Thing Called Love? (コール・ポーター)
2 Day by Day (ポール・ウェストン)
3 Black Coffee (ソニー・バーク)
4 What A Little Moonlight Can Do (ハリー・ウッズ)
5 Love You Madly (デューク・エリントン)
6 I've Got A Crush On You (ジョージ・ガーシュイン)
7 It's All Right With Me (コール・ポーター) 
8 Caravan (アンコール曲, デューク・エリントン)

(感 想)

歌、伴奏、選曲、加えて情家さんの曲の説明などもよく、とても楽しめました。ヴォーカルはマイクを使っていましたが、ピアノとベースはPAなしの生音で、サウンドのバランスもとれ、クールで伸びのある歌声がうまく聴こえていました。歌の方は、フェイクはしていましたが、スキャットはなく原曲に充実で、メロディ、歌詞がしっかり伝わってきました。

2曲目で情家さんが加わり、「You'd Be So Nice~」が始まると一挙にヴォーカルの世界に入りんだ、このオープニングもよかった。ボッサの「On A Clear Day」では高音が美しく響き、バースから丁寧に歌ってくれた「Stardust」、グルーヴィーな「Black Coffee」、伴奏も含め華やかな「What A Little Moonlight Can Do」など印象に残りました。

後藤浩二(p)さんですが、前回はピアノだけの伴奏で、リズムが重く、どうもという印象だったのですが、今回その印象を改めました。きれいなタッチできめ細やかな伴奏をつけていて、感心しました。ベースの本川さんの参加が、非常に効果的で、タイトなサウンドにタイトなリズムで、さすがに椎名豊(p)トリオの一員です。

この3人のユニットは、アメリカンスタンダード曲を楽しむのになかなかよく、お酒や美味しい料理を楽しみながらゆっくりと聴いてみたいと思いながら、いさつ歯科医院を後にしました。


新潟県上越市高田の蓮を観に行ってきました。

2019-07-22 20:04:07 | お出かけ・その他

上越市高田の蓮が見頃を迎えつつあり、7月20日(土)から8月25日(日)まで第40回上越蓮まつりが高田公園で開催されています。ちょうど20日に上越市に行ったので、蓮の花を観てきました。東洋一の蓮花群だそうです。

一時間弱ほど、広い高田公園を散策しました。高田城は、堀で二重に囲まれていて、外堀は広く、一面に蓮が植えられていて、壮観でした。

   

上越蓮まつりの看板。

極楽橋。渡ると本丸跡です。

駐車場から左手に歩いて西堀を目指します。

再建された高田城三重櫓。

西堀に到着。

まだ咲き始めかもしれませんが、しっかりと開いているものもあります。

ピンクがかった色です。

西堀に沿って歩いて南堀に向かいます。

白色のものもありました。

蓮ばかりでなく、歩道沿いに「あじさい(紫陽花)」が咲いていました。

南堀に沿い駐車場に向かって北方向へ歩いています。

このあたりは並木になっています。

南の方向を撮っています。

高田スポーツセンター前に出てきました。

駐車場の横には、芝生広場、テニスコートなどがあり、一帯は市民の憩いの広場になっています。

【上越観光ネット「蓮まつり」のホームページ】

上越観光ネット第40回上越蓮まつり