Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

松岡大臣自殺に関する「陰謀説」

2007年06月03日 16時23分05秒 | Weblog
 松岡大臣の自殺については、「他の政治家への波及を避けるために自殺を迫られた」とか、はたまた「他殺説」まである。原因のよくわからぬ事件が起きた場合の常として、「陰謀説」なるものが流されるのである。
 例えば、
1 パジャマ姿なのはおかしい
2 犬が飼えない議員宿舎に犬用の紐があるのはおかしい
3 家族あての遺書がないのはおかしい
4 人に見られるのを意識した文面なのはおかしい
5 何でしゃかりきに金を集める必要があったのか疑問
6 大臣が部下である農林次官あてに遺書をのこすのはおかしい
などといったものである。
 
1⇒当日は午後から執務予定だったのでパジャマ姿でもおかしくない。なお、自殺する前にパジャマに着替える人もいるらしい。
2⇒怪しまれないよう、犬の首紐を買っただけ。
3⇒熊本の自宅にあるかもしれない。
4⇒政治家なんて、自己顕示欲の塊だから、国民向けのメッセージを書いてもおかしくない。
5⇒選挙基盤は磐石でなく、資金はいくらでもほしいのだろう。
6⇒大臣とはいえ、もと農水省ノンキャリだから、次官はいわば「雲の上の人」、よって遺書をのこしてもおかしくない。
といった感じで全て反論可能である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「数字稼ぎ」のために発生した冤罪

2007年06月03日 08時43分32秒 | Weblog
落合先生のブログ:
鹿児島県警警部、対立候補と情報交換 県議選無罪事件
 関係者によると、警部の親族の仲人を県議が務めるなど、2人の親しさは県警内でも知られていた。捜査幹部の一人は「無投票にしたかった県議と、県警本部に戻ったばかりで早く実績を残したかった警部の思惑が重なった捜査だった」と証言している(朝日新聞)。
 対立、内紛を利用する形で、情報を収集し端緒をつかむ、というのは、知能犯事件の捜査では、よく使われる手法です。ただ、そういった方法で入手した情報には、当然のことながら、捜査機関を動かすことで敵対する人や勢力を追い落としたいという不明朗な動機故の、種々の問題が含まれている可能性が多々あり、慎重な上にも慎重な吟味が必要です。


 県警本部長にとって、選挙違反摘発の件数を上げることは出世の早道らしい。警察官もサラリーマンと同様、「数字稼ぎ」が求められるのである。
 それにしても、交通違反の取締りや自転車を停止させての職務質問など、警察の「数字稼ぎ」の要求はそれほどまで厳しいのかとむしろ哀れみを感じることもある。バーディー自身も、「貸付のノルマ」を課せられ、マッチ売りの少女みたいに営業をしていた時代を思い出す。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする