Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

「胡麻化し」の正体

2011年11月25日 08時19分28秒 | Weblog
 「現代日本法へのカタバシス」所収の「夏目漱石『それから』が投げかけ続ける問題」において、木庭教授は、主人公(代助)の「胡麻化し」を指摘する(p245ほか)。
 原文を忠実に読むと、これは、美千代への愛情を抑圧していたところから、「否認」に転じる局面を意味しているようである。代助は、防衛機制の罠につかまってしまい(抑圧と否認の間)、出るに出れない状況に陥っている。この局面からの脱出が、物語の見どころということになる。
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