いわゆる「大手渉外」と呼ばれる法律事務所のフィーの請求の仕方について、考えさせられる出来事があった。
うちの元顧客が、日本有数の某大手渉外事務所に訴訟事件を委任したのだが、一審では全面敗訴だったので、請求額を絞って控訴することとした。ところが、これに対して、某事務所は、「全部控訴でなければ受任しない」などとゴネて、フィーを吊り上げてきた。控訴期限が迫っていたこともあり、その顧客は、結局某事務所の言いなりになったのである。ちなみに、控訴審でも全部敗訴であった。
国内案件については、事件数が飽和状態であるためか、各大手事務所は「取れるところから最大限搾り取る」戦略に出ているようだ。だが、傍から見ていると、余りにもえげつない気がする。
うちの元顧客が、日本有数の某大手渉外事務所に訴訟事件を委任したのだが、一審では全面敗訴だったので、請求額を絞って控訴することとした。ところが、これに対して、某事務所は、「全部控訴でなければ受任しない」などとゴネて、フィーを吊り上げてきた。控訴期限が迫っていたこともあり、その顧客は、結局某事務所の言いなりになったのである。ちなみに、控訴審でも全部敗訴であった。
国内案件については、事件数が飽和状態であるためか、各大手事務所は「取れるところから最大限搾り取る」戦略に出ているようだ。だが、傍から見ていると、余りにもえげつない気がする。