Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

塀の内外

2013年10月24日 08時05分16秒 | Weblog
華麗なるギャツビー
 高校時代に原作を読んで何の感興も催さなかった小説の実写版。
 分かったのは、ギャツビーは「詐欺師」だということ。「オクスフォード卒」というのも嘘だし、禁酒法がらみで裏金を作って活動資金にしているようだし、日本にもバブル時代によくいた成金型詐欺師のようだ。ただ、ギャツビーは塀の中に落ちないというだけである。
 ギャツビーは、貧しい生まれに対するコンプレックスとデイジーへの愛だけで生きている単純な男である。かつてある評論家が「男は成長しないという真理を表現した小説」と評したのもうなずける。
コメント
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