ペルソナ

裁判官のブリーフ問題
　「「スタンフォードの自分を変える教室」ケリー・マクゴニガル著によると、人は、いいことをするといい気分になり、衝動的になりやすいのだとか。いいことや、周囲の期待にそった行動、道徳的に正しいと信じられている行動をとると、その後は、「少しくらい悪いことをしても構わない」と思ってしまう。そういう反応をするのが人間の脳だということが、研究の結果わかっているのだとか。」
　「だから逆に私は思うのです。この裁判官のように、普段から少々はめを外してお茶目なことをしてしまう方の方がバランスがとれ、本当の事件をおこさないで済むのではないかと。」

　ユングの「ペルソナ」と「アニマ・アニムス」などといった理論が、実験によって裏付けられたということか。
　ちなみに、一般人の感覚としても、今回の件は「お茶目なこと」くらいにしか受け止められていないことが分かる。