認知症老人の財産がシャンパンタワーに消え… 弁護士らの専門職後見人の横領続出
「警視庁捜査2課は今年7月、後見人を頼まれた高齢者の資産を着服したとして、業務上横領容疑で、当時弁護士をしていたこの男(48)を逮捕した。
「着服したカネはキャバクラでの遊興費や事務所の経費に充てた」。男はそう供述し、容疑を認めているという。」
横領事案について、日弁連の分析だと、「高齢化やメンタルの問題」が発端となって「仕事・売上げが減少」したため、「事務所経費や生活費等」に被後見人の預貯金等を充てるというケースが多いそうである。
ここで気づくのは、「仕事・売上げの減少」に「経費削減」で対応しない弁護士が横領に走っているということである。
普通、売上げが減少して真っ先に考えるのは経費削減である。
例えば、高い家賃の事務所から低い家賃の事務所に引っ越すなどというのは基本中の基本である。
ところが、そうしない弁護士が実は相当数存在する。
同業者の話を聞いても、「私は千代田区か港区以外には事務所を持ちたくない」、「ベンツかBMW以外の車には乗りたくない」などといった発想の弁護士が多いことに驚く。
こういう弁護士は、見栄を張って経費削減をしないから、危険なのだ。
「シャンパンタワー」の弁護士が例外的な存在だというわけではないのである。
「警視庁捜査2課は今年7月、後見人を頼まれた高齢者の資産を着服したとして、業務上横領容疑で、当時弁護士をしていたこの男(48)を逮捕した。
「着服したカネはキャバクラでの遊興費や事務所の経費に充てた」。男はそう供述し、容疑を認めているという。」
横領事案について、日弁連の分析だと、「高齢化やメンタルの問題」が発端となって「仕事・売上げが減少」したため、「事務所経費や生活費等」に被後見人の預貯金等を充てるというケースが多いそうである。
ここで気づくのは、「仕事・売上げの減少」に「経費削減」で対応しない弁護士が横領に走っているということである。
普通、売上げが減少して真っ先に考えるのは経費削減である。
例えば、高い家賃の事務所から低い家賃の事務所に引っ越すなどというのは基本中の基本である。
ところが、そうしない弁護士が実は相当数存在する。
同業者の話を聞いても、「私は千代田区か港区以外には事務所を持ちたくない」、「ベンツかBMW以外の車には乗りたくない」などといった発想の弁護士が多いことに驚く。
こういう弁護士は、見栄を張って経費削減をしないから、危険なのだ。
「シャンパンタワー」の弁護士が例外的な存在だというわけではないのである。