イージス・アショアが吹っかけられた「高い買い物」に終わる理由
「「こんごう」型イージス艦は、艦の前部と後部に計90発の各種ミサイルを縦に入れる「垂直発射機」を持っているが、各艦はミサイル迎撃用の「SM3ブロック1A」を8発ずつしか積んでいない。」
「イージス艦が破壊できなかった弾道ミサイルは地点防衛用の「パトリオット・PAC3」で迎撃することになっている。1地点に各2両の移動式発射機を配置、首都圏と米軍基地を守る構えだ。
その発射機には16発の迎撃ミサイルを入れられるが、各々4発、2両で8発しか積んでいない。「PAC3」は不発や故障に備えて1目標に2発ずつ発射するから、4目標にしか対抗できない。
イージス艦やPAC3で装備されているミサイルが少ないのは、ミサイルの値段が高いためだ。イージス艦用の「SM3ブロック1A」は1発約16億円、「PAC3」は1発約8億円だから多くは買えないのだ。」
イージス・アショアは、平たく言えば陸上のイージス艦で、本体だけで1基約1340億円という。
だが、ミサイルの弾は1発約8億円から約40億円もするため、多くは買えない。
このため、北朝鮮から数十発のミサイルが同時に飛んでくれば、弾不足のため、もはやお手上げのようである。
「「こんごう」型イージス艦は、艦の前部と後部に計90発の各種ミサイルを縦に入れる「垂直発射機」を持っているが、各艦はミサイル迎撃用の「SM3ブロック1A」を8発ずつしか積んでいない。」
「イージス艦が破壊できなかった弾道ミサイルは地点防衛用の「パトリオット・PAC3」で迎撃することになっている。1地点に各2両の移動式発射機を配置、首都圏と米軍基地を守る構えだ。
その発射機には16発の迎撃ミサイルを入れられるが、各々4発、2両で8発しか積んでいない。「PAC3」は不発や故障に備えて1目標に2発ずつ発射するから、4目標にしか対抗できない。
イージス艦やPAC3で装備されているミサイルが少ないのは、ミサイルの値段が高いためだ。イージス艦用の「SM3ブロック1A」は1発約16億円、「PAC3」は1発約8億円だから多くは買えないのだ。」
イージス・アショアは、平たく言えば陸上のイージス艦で、本体だけで1基約1340億円という。
だが、ミサイルの弾は1発約8億円から約40億円もするため、多くは買えない。
このため、北朝鮮から数十発のミサイルが同時に飛んでくれば、弾不足のため、もはやお手上げのようである。