Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

泣く力

2019年01月23日 07時53分05秒 | Weblog
15年前のパワハラ面接-Hiroko Kadoさんのツイート
 「……面接官に、美人で育ちのよい君に他人の痛みわかるのかね?女性なのに官僚という言葉を使うなぞ、歪んだエリート意識だとかなじられたから、怒り泣きしながら抗議したな

 ここ数年、自殺予防対策事業の1つとして実施されている無料電話相談を担当している。
 この相談を担当するにあたっては、自殺問題の専門家からレクチャーを受けるのだが、多くの専門家が、若者の自殺の大半は就活にかかわるものであることを指摘する(数字には表れないものも相当あるとみられる。)。
 前にも触れたが、この15年くらいで若者のメンタリティはかなり変わっている。
 例えば、上に引用したHiroko Kadoさんのパワハラ面接は15年前のもので、原口元総務大臣もツイートしているが、当時は政府もパワハラ面接を行っていた。
 これを今の若者が受けた場合、政府の偉い方(人事課長又は課長補佐クラス)から罵倒されても、ぐっとこらえる人が多いのではないかと思う。
 ところが、15年前は、「怒り泣き」という反応をする人がいた。
 私見だが、Hiroko Kadoさんは、「怒り」と「泣き」によって、心的外傷を即座にはね返したのである。
 特に男性は、小さいころから人前で泣かないよう教育されているので、「泣く」ことによる自己防衛は苦手である。
 だが、人目につかないところで泣くことによって、心的外傷をいやすこともできるのではないだろうか。
コメント
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