英会話・ぜったい・音読・挑戦編―英語の上級回路を作る本
レッスン4に面白い記述があった。
試験などの前に、日本では「頑張って!」というところ、英語では、“Good luck!” か “Don't work too hard.” というのが普通だというのである。
私は、ここに、日本の高い自殺率の原因の一つがあるように思った。
常識に属することだが、うつ病又は抑うつ状態の人に「頑張れ」というのはタブーであり、自殺を誘発するおそれすらある。
ところが、日本では、頑張るか頑張らないかはその人の問題だというのに、常に「頑張る」ことを他人から指示されるのである。
対して、同じ状況で、英語圏では“Don't work too hard”つまり「頑張らなくていいよ」というのだから、医学的見地からは正しい声掛けをしているのだ。
とはいえ、受験生に対してかける言葉として、今のところ、「頑張って!」以外の適当なものが見当たらない。
せいぜい、“Good luck”に近い「応援してるよ」くらいだろうか。
これも人によってはプレッシャーになりそうだが……。
レッスン4に面白い記述があった。
試験などの前に、日本では「頑張って!」というところ、英語では、“Good luck!” か “Don't work too hard.” というのが普通だというのである。
私は、ここに、日本の高い自殺率の原因の一つがあるように思った。
常識に属することだが、うつ病又は抑うつ状態の人に「頑張れ」というのはタブーであり、自殺を誘発するおそれすらある。
ところが、日本では、頑張るか頑張らないかはその人の問題だというのに、常に「頑張る」ことを他人から指示されるのである。
対して、同じ状況で、英語圏では“Don't work too hard”つまり「頑張らなくていいよ」というのだから、医学的見地からは正しい声掛けをしているのだ。
とはいえ、受験生に対してかける言葉として、今のところ、「頑張って!」以外の適当なものが見当たらない。
せいぜい、“Good luck”に近い「応援してるよ」くらいだろうか。
これも人によってはプレッシャーになりそうだが……。