5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった定時に帰る仕事術
「ドイツで働いたことのある日本人の中には、「ドイツ人は日本人ほどきめ細かく連絡してくれない」と不満を抱く人もいる。メールを送っても返事が来ないケースも少なくない。」(p105)
決められた時間内に仕事を終えるためには、仕事に優先順位をつけて、優先順位の高いものから先に行うのが鉄則である。
裏を返せば、優先順位が低い仕事は後回しにする、あるいはネグレクトすることもあり得る。
ドイツ人にとっては、こういった「優先順位が低い仕事」の筆頭に、「メールでの連絡」が含まれるようだ。
ところが、日本人の大半は、おそらくこれとは正反対だろう。
日本のサラリーマンは、社会人1年目から「報・連・相」を徹底的に叩き込まれ、何かあったらどんな細かいことでもすぐ上司に相談するのが習性となってしまっている。
フリーランスのサービス業も似たようなもので、顧客との間での「報・連・相」を密にしておかないと、信用を失うおそれがあると感じている人は多い。
いわば「「報・連・相」不足恐怖症」に陥っているのである。
だが、これはもしかすると、日本人がドイツ人より多くのオキシトシンを必要とし、他人との接触を求めているからではないかと、勘ぐったりもする。
特に、緊急事態宣言中であるにもかかわらず、あちこちで集団行動している人たちを見ると、そう思うのである。
「ドイツで働いたことのある日本人の中には、「ドイツ人は日本人ほどきめ細かく連絡してくれない」と不満を抱く人もいる。メールを送っても返事が来ないケースも少なくない。」(p105)
決められた時間内に仕事を終えるためには、仕事に優先順位をつけて、優先順位の高いものから先に行うのが鉄則である。
裏を返せば、優先順位が低い仕事は後回しにする、あるいはネグレクトすることもあり得る。
ドイツ人にとっては、こういった「優先順位が低い仕事」の筆頭に、「メールでの連絡」が含まれるようだ。
ところが、日本人の大半は、おそらくこれとは正反対だろう。
日本のサラリーマンは、社会人1年目から「報・連・相」を徹底的に叩き込まれ、何かあったらどんな細かいことでもすぐ上司に相談するのが習性となってしまっている。
フリーランスのサービス業も似たようなもので、顧客との間での「報・連・相」を密にしておかないと、信用を失うおそれがあると感じている人は多い。
いわば「「報・連・相」不足恐怖症」に陥っているのである。
だが、これはもしかすると、日本人がドイツ人より多くのオキシトシンを必要とし、他人との接触を求めているからではないかと、勘ぐったりもする。
特に、緊急事態宣言中であるにもかかわらず、あちこちで集団行動している人たちを見ると、そう思うのである。