Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

正しいやり方で

2022年10月28日 06時30分28秒 | Weblog
“10年不倫愛”を超人気声優・櫻井孝宏(48)に直撃取材「結婚してるけど、付き合っている人がいました」《妻と恋人を騙した裏切りの全真相》
 「「櫻井さんは番組を長年支えてきた放送作家のA子さんと10年以上にわたって交際を続けてきました。しかし、結婚の事実については隠したままで、A子さんとの間で結婚話が持ち上がることもあったとか。
 A子さんは報道直前に櫻井さんが実は既婚者だったと初めて知り、ショックを受けて作家業を引退してしまったんです」
 A子さんが突然引退したことで、関係各所は対応に追われた。そんな中、櫻井本人が「自らの不貞」について明かし“謝罪行脚”をしたというのだ――( 超人気声優・櫻井孝宏(48)既婚発覚の裏で露呈していた“衝撃の10年不倫愛”「結婚していることを黙っていた」《相手はショックで救急搬送》 )。


 職業柄、この種の事件(民事・刑事)を見聞きすることはあるけれども、10年以上にわたって既婚の事実を隠し通した事案はさすがに見たことがない。
 これでは、恋人が「正しいやり方で」(in der richtigen Weis)櫻井氏を愛することが不可能になってしまう。

ばらの騎士|三重唱・私が誓ったことは|歌詞と対訳|Marie Theres’!…Hab’ mir’s gelobt
 「私は私自身に誓ったわ。彼を正しい方法で愛するために
 彼が他の女を愛そうとも
 私もまたそれを愛せると。


 ちなみに、「三重唱」は略称らしく、正式には「私、正しいやり方であの人を愛そうと心に決めたのだから」らしい。
 ここでは、”ich selbst sein Lieb’ zu einer andern noch lieb hab’! ”とあるとおり、元帥夫人の「愛」の対象は、オクタヴィアンの愛(sein Lieb)であるところがミソである。
 元帥夫人は、自身の自我を、オクタヴィアンの拡張された自我(つまりゾフィー)にまで重ね合わせようとしているわけである。
 私見では、ここで元帥夫人は物語世界を突き抜けただけでなく、人間の領域を超えて殆ど「神」(女神)というべきか?)のレベルに達したと考えるのだが、日本的な犠牲強要文化にどっぷりとつかった人たちの中には、「崇高な自己犠牲」などといった解釈をする向きも多いのではないだろうか?
 櫻井氏も、「俺は既婚者なんだ。お前との関係は今日で清算するから、身を引いてくれ」などど、”自己犠牲”を強要したのかもしれない。

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