護身術

熊を素手で撃退した63歳空手家　「大山倍達を超えた」
　「男性は地元で名の知れた空手の高段者。「目があった瞬間に飛びかかってきた」という熊に応戦し、数分間にわたる格闘を繰り広げた。最終的には、熊の右目を指で突いて退散させたという。」

　首都圏近郊の山、特に丹沢山系では、近年、ツキノワグマの目撃情報が相次いでいる。
　そのため、山に登る際は、熊に遭遇しないよう、笛をふきながら歩くなどの工夫が提案されているが、万が一遭遇してしまった場合のことも考えておく必要がある。
　防犯スプレーなどを携帯することが考えられるが、そのような暇もなく遭遇する場合が考えられる。
　接近戦だと、柔道や合気道のたしなみがあっても、相手とつかみ合えば、爪や牙でやられるだろうし、熊の関節は柔らかいらしいので、投げ技などは無効だろう。
　やはり、こういう時は、急所への一撃が狙える空手かボクシングが強いのではないかと思う。
　ところで、丹沢では、熊だけでなく、サルの集団も出没するらしいが、これに対しては、ステッキなどを使って撃退する策もありそうで、剣道家を連れていくと心強いかもしれない。