Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

気になる本

2018年06月20日 08時40分14秒 | Weblog
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告
 「冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で緊張を高めているのもロシアではなくドイツだ。かつての悪夢が再び甦るのか?」

 3年前に出版された本だが、内容は古びていない。
 立ち読み程度だったが、刺激的な内容が多かった。
 著者のエマニュエル・トッドのウィキペディアは読むのも大変だが、一読すればこの人がすごい学者であることがわかる。
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220兆円

2018年06月19日 08時13分06秒 | Weblog
まさか非核化「ツケ回し」を安易に飲むとは!
 「では北朝鮮の非核化にはどのくらいの費用が必要になるのか。イギリスのユライゾンSLJキャピタル社が試算したところ、北朝鮮の非核化には10年間で2兆ドル必要との結果が出たという。これは日本円で換算して約220兆円になるが、韓国と折半するとしても、とてつもない巨額な負担になることは間違いない。」
 「このように北朝鮮の非核化に失敗したKEDOに対して、日本は国際協力銀行から約473億円の貸付を行い、KEDOが国際協力銀行に支払うべき利息約42億円を負担していた。さらに日本政府としては約4200万ドルを拠出していたが、これらは焦げ付いたままだ。」

 やはり、お金を持っているとみられること、要するに「日本ブランド」がよくない。
 「豊かな国」とみられるから、巨額な負担を要求されるのだ。
 海外旅行に行ったときは、あえて日本人とは見られないようにするのが賢明なように、これからは、貧しい国・貧しい生活を装うことが求められる。
 例えば、

・街はすべからく夜8時には消灯する
・華美な服装は禁止し、「国民服」の着用を義務付ける。
・信号機は使わず、手旗信号を利用する

などなど。
 もちろん、これは冗談である。
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プチ遭難

2018年06月18日 07時49分47秒 | Weblog
新潟で遭難の男女8人見つかる 警察がけさから捜索
 「新潟・阿賀町で、男女8人が登山に出かけたまま連絡が取れなくなっていたが、18日朝、無事に見つかり、自力で下山している。」

 状況から見て大きなアクシデントではないことがわかる。
 おそらく、道に迷って夜になり、ビバークしたのだろう。
 「やってはいけない山歩き」によると、このようなプチ遭難が激増しており、その背景には、アクシデント発生時の対応(「遭難対策要綱」)等を定めないままに断行する人たちの増加があるという。
 著者(野村仁氏)は、「遭難は、ほとんどの場合、「人」が起こしている」(p33)と指摘している。
 例えば、今回の件も、「下山が遅れて連絡がつかない場合、翌日12時までは待機する」という風な取り決めがあれば、「遭難」には該当していなかったと思われる。
 
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日曜の朝

2018年06月17日 07時43分44秒 | Weblog
 かつて、私が住んでいた地方では、日曜の朝8時台に、「兼高かおる世界の旅」を放送していた。
 70年代から80年代前半にかけてはまだ海外旅行が珍しかった時代であり、あまり裕福でない地方の人間にとっては、想像力を刺激する貴重な番組だったと思う。
 今では、こういう正統派スタイルの旅番組はほぼ消滅し、代わりに、海外ロケ型のバラエティが隆盛を誇っている。 
 そういえば、「日曜の夜」は何といっても「世界の果てまでイッテQ」であるが、この手の番組にエキゾチシズムは感じない。
 昔とは違って、世界が狭くなったということなのだろうか。
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相互乗り入れ

2018年06月16日 07時56分13秒 | Weblog
勤務場所の都合で退職する社員を相互受け入れ 大手私鉄11社が枠組み導入
 「大手私鉄各社では、配偶者の転勤や家族の介護などで会社を退職し、他地域に移動する社員の増加が将来の大きな課題のひとつといいます。「民鉄キャリアトレイン」は、そのような事情が生じた際に、本人の希望と受け入れ会社の事情に合わせて、参加各社間で活躍の場を提供するというものです。」

 良いことだと思う。
 配偶者の転勤などで仕事を辞めざるを得なくなった事例を、これまで山ほど見てきた。
 中には、共働きの新婚の夫婦だというのに、夫に遠隔地への転勤を命じた事例もあった(こうしたケースでは、妻が退職するケースが多いが、夫が退職したケースもまれにある。)。
 専業主婦又は専業主夫ででもない限り、転勤する配偶者についていくというのは難しい。また、子供がある程度大きくなって単身赴任が可能な状況の社員は、必ずしも多くないだろう。
 だが、会社としてみれば、全社員の家庭の事情に配慮するわけにもいかないだろう。
 「民鉄キャリアトレイン」は、なかなか考えたシステムだと思う。
 
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えり好み

2018年06月15日 08時21分45秒 | Weblog
ティーレマン×シューマン~陶酔のロマンティシズム
クリスティアン・ティーレマン指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団


 ベタな曲目のコンサート、例えば、

① ルスランとリュドミラ 序曲
② ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
③ ドヴォルザーク 交響曲第9番

というコンサートには、ピアノのソリストがよほど大物でもない限り、おそらく私は行かない。
 どの曲もコンサートで何度か聴いたことがあるからである。
 かといって、上に挙げたなじみの薄い交響曲の2本立てのコンサートも、おそらく行かない。変化に乏しいので途中で疲れてくるからである。
 この中間の絶妙な選曲、例えば、

① ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」
② ラヴェル 左手のためのピアノ協奏曲
③ ストラヴィンスキー バレエ「春の祭典」

などだと、喜んで出かけるのだが、こういうコンサートは数少ない。
 えり好みも問題があるのだろう。
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2020年まで

2018年06月14日 08時30分23秒 | Weblog
Trump Kim summit: US wants 'major N Korea disarmament' by 2020(BBC)
 "The US hopes to see "major disarmament" by North Korea by the end of 2020, Secretary of State Mike Pompeo says."
 "But the document has been criticised for lacking details on when or how Pyongyang would give up its weapons."

 北朝鮮の主要な核兵器について、アメリカ側は「2020年の終わりまで」の解体を求めたようだ。
 だが、合意文書は、「いつ、どのようにして北朝鮮が兵器を廃棄するか」についての詳細が欠けているとして、批判されている。
 会談が成功したかどうかは、現時点では判断できないようだ。
 
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期限設定

2018年06月13日 08時09分56秒 | Weblog
完全な非核化へ具体策なし「世紀の会談」は失敗だったのか?
 「期限を設定しない合意などは論外でしょう。
 期限を設定しないと、1994年の「米朝枠組み合意」や2005年の「6者協議」での共同声明のように失敗に終わる危険があります。」

 「包括的」とか「枠組み」という言葉は、要するに「曖昧」ということであり、曖昧さを払しょくするためには期限設定が不可欠ということのようだ。
 ということは、会談が成功か失敗かは、まだわからないということになる。
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クソくらえ

2018年06月12日 08時10分40秒 | Weblog
デ・ニーロ、トニー賞でトランプ氏を「クソくらえ」
 「米ABCニュースなどの報道によると、デ・ニーロは、米ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの演奏を紹介する前に、「この場を借りて言わせてもらうが、トランプなんてクソくらえだ」と罵倒したという。」

 さすがは言論の自由が厚く保障された国だけのことはある。
 だが、"FUCK" を「クソくらえ」と訳すのは本当に正しいのだろうか?
 「クソくらえ」なら、"kiss my ass" などの方がまだ近いような気がするが・・・。
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誤報と政治介入

2018年06月11日 08時05分33秒 | Weblog
財務事務次官に星野主税局長 福田氏の後任、財務省調整(朝日新聞:6/2)
トップ不在1か月超、財務次官に星野主税局長(読売新聞:6/2 ただしリンク切れ)
財務事務次官に星野主税局長、浅川財務官は留任へ=政府筋(ロイター:6/2)

 朝日新聞の「財務省は・・・」という主語に注目すべきである。


財務次官に浅川財務官 財務相が方針(日経新聞:6/10)
財務事務次官に浅川財務官 異例人事で空席解消へ(東京新聞:6/10)
財務事務次官に浅川財務官(ロイター:6/10)

 こちらは「麻生財務相」または「政府」が主語になっている。
 流れを素直に読むと、一部の新聞が政治介入の動きを把握しておらず、誤報を打ってしまったということのようだ。
 報道を鵜呑みにしてはいけない。特に、何の説明もなく従前の報道を翻した新聞社は問題だろう。
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